- 出演者
- 藤田大介 所ジョージ 武石鈴香
オープニング映像。
大型貨物船を作る造船業は日本が世界をリードしてきた産業の1つ。今回、建造量日本一の今治造船を取材。日本の貿易量における海上輸送の割合は99.6%。
愛媛県西条市にある今治造船の工場。敷地面積68万平米、貿易で活躍する大型貨物船を製造。「ばら積み貨物船」は鉄鉱石や石炭などを容器に入れず大量に運ぶ専用の船。船体の大半は貨物を詰めるスペースになっている。船員のための居住区にはキッチン、1人1部屋の個室なども。
愛媛県西条市にある今治造船の工場。船は鉄板を加工して造られる。磁石にくっつくため、工場内ではマグネットクレーンで移動。鉄板をパーツごとに細かく切り分け、それを複雑に組み合わせて造られる。パーツは全部で9万。大型船はオーダーメイドで造られる。
愛媛県西条市にある今治造船の工場。鉄を曲げる「ぎょう鉄」は経験と感覚が問われる難しい作業。溶接は手作業で行われ、その全長は1つの船を作るのに500km~1000km。塗料の厚みは均等になるよう職人が手作業。
鉄でできた船がなぜ海で浮くのか、スタジオで実験。水槽に鉛の板は浮かないが、板を船の形にすると浮く。水の浮力と鉄板の重力が釣り合っているため。
愛媛県西条市にある今治造船の工場。船は巨大な部品を組み立てて造られるが、移動させるために活躍するのは「ゴライアスクレーン」。クレーンが水平方向に動き、建屋からドックへと運ぶ。操縦室は地上80m。下の人の合図で動かすため足元はガラス張り。
愛媛県西条市にある今治造船の工場。船の形ができあがるまでに約2か月。初めて水の上に浮かべる「進水」の作業や試運転などを終え、船が完成する。
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- 今治造船
次回の「所さんの目がテン!」の番組宣伝。