- 出演者
- 所ジョージ 渡辺裕太 湯上響花
オープニング映像。
いま世界から注目されている、日本の職人が作る生活道具。日本には同じ分野の職人たちが集まった「ものづくりの町」が数多く存在。兵庫県三木市は1500年続く日本最古の鍛冶の町。今回、その職人たちに密着。
兵庫県三木市は1500年続く日本最古の鍛冶の町。きっかけは戦国時代。三木城が合戦で堕ち、秀吉は多くの大工職人や鍛冶職人などを三木に呼び寄せた。復興後、職人らは京都や大阪に出稼ぎ。次第に三木の金道具が評判となり、その技術が継承され5品目が国の伝統的工芸品に認定された。
兵庫県三木市のノコギリメーカー玉鳥産業。三木の金物の魅力を広く知ってもらうため、様々な職人が作る道具を集めて販売。鍛冶屋は本来注文されたものしか作らないが、業界が下火になったため新たなことにもチャレンジするようになった。
兵庫県三木市にある鍛冶工房「常三郎」。主に手掛けているのは木の表面を削るための工具「鉋」。創業は昭和22年、職人の魚住徹さんは4代目。鉋は世界各国にあるが日本のものは作りが精巧。材料は明治中期以前の廃材など古い鉄。当時は製鉄技術が未熟で不純物が多く柔らかいため、より研ぎやすい。磨きや仕上げは20以上の工程。
兵庫県三木市にある鋸鍛冶工房「カネジュン」。創業は大正8年、当主の光川さんは市内最年少の38歳で伝統工芸士に認定された。木工用鋸づくりでは、金属を削る特殊な器具を使用。刃ではない部分の表面を削って厚さを調整するなど、軽い力で切れるよう工夫する。
鋸鍛冶工房「カネジュン」で、鋸づくりを取材。手作業で1本おきに叩き、同じ刃を2度叩くと折れてしまう。カネジュンの2代目は、職人技を再現できる機械を開発した。光川大造さんが作った鋸を紹介。
次回の「所さんの目がテン!」の番組宣伝。