2026年1月2日放送 17:10 - 18:00 NHK総合

新プロジェクトX
〜挑戦者たち〜旧作アンコール 魔法のラーメン 82億食の奇跡

出演者
国井雅比古 森花子 膳場貴子 
(オープニング)
世界で愛される日本発祥「カップめん」

今回は世界の食を支えるカップめんの原点を特集。

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横浜(神奈川)
プロジェクトX〜挑戦者たち〜
魔法のラーメン 82億食の奇跡 ~カップめん・どん底からの逆転劇~

お湯を注ぐだけですぐに食べられ、災害時の非常食としても利用されているカップめん。その開発に挑んだのは、経営が悪化し製造ラインが停止に追い込まれていた食品会社だった。しかし、その道のりは過酷を極め、市場からは見放された。今回は魔法のラーメンに会社の存亡をかけた男たちの逆転のドラマ。

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藤代町(茨城)
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

今回はカップ麺誕生のプロジェクト。韓国やタイ、ドイツなどのカップラーメンを紹介。いま世界では30カ国以上がカップラーメンを作っていて年間82億食。世界中でカップラーメンが食べられている。

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タイドイツ韓国
プロジェクトX〜挑戦者たち〜
魔法のラーメン 82億食の奇跡 ~カップめん・どん底からの逆転劇~

昭和40年、食品業界に熾烈なインスタントラーメン戦争が起こっていた。塩、醤油、カレー味、360社がしのぎを削った。日清食品は強い危機感を抱いていた。日清食品は7年前にインスタントラーメンを商品化し業界の草分けになった。しかし後発メーカーに押され業績は悪化。給料は4割カットされ製造ラインは度々止まった。新入社員の松本邦夫はやることがなく草むしりをしていた。社長の安藤百福は一発当てて会社を立て直そうと焦っていた。さらに状況が悪化、消費量が頭打ちになり、倒産する会社がでてきた。1袋35円の商品が10円台にまで値崩れした。安藤はアメリカに飛びスーパーのオーナーを集めラーメンを売り込んだ。しかしアメリカにはどんぶりがなかった。松本邦夫は同じ職場のトシ子と結婚を決めた。昭和45年7月、松本ら7人は社長に呼び出された。安藤百福は容器に入ったモノはできないか?と訪ねた。松本はこれが当たれば給料が上がると思った。松本は麺の開発担当になり、カップは300cc、麺は3分で食べられることという条件が出た。松本はカップの型に合わせた金型を作り麺を入れ揚げた。麺を取り出すと中は生だった。油の温度を揚げたら今度は外側が焦げてしまった。一杯のラーメンをめぐる手探りの戦いが始まった。

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スパゲニー日清食品高槻市(大阪)

インスタントラーメンの作り方を解説。生麺を一旦蒸して油で揚げる、油で揚げると中の水分が蒸発し乾燥することができる。カップ麺の開発には様々な新しい課題が立ち塞がることになる。

昭和45年従業員は3分の1の450人に減っていた。松本は麺がうまく揚がらない原因を突き止めた。それは麺の厚みだった。これまでの袋入ラーメンは厚さ2cm、しかしカップに入れる麺は6cmにもなる。松本は油の種類や温度を変え何度も麺を揚げた。その度に半生でも試食した。その頃大阪では万博が開かれていた。カップ麺に興味がなかった大野一夫は仕事をサボり入り浸っていた。大学で生物化学を学んだ大野は日清が医薬品開発に乗り出すと聞き入社した。面接でラーメンの仕事だけをするつもりはないと言い放った問題児だった。ある日大野は社長の安藤に呼ばれた。ラーメンにいれる具の開発を頼まれ、3分で戻る乾燥食品を探した。大野の負けず嫌いが頭をもたげた。

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安藤百福日本万国博覧会日清食品松本邦夫

一方松本は麺を揚げては試食を続けていた。試食は1日20回、それ以外の食べ物はまったく喉を通らなくなった。大野は必死で具の乾燥方法を調べていた。大学でのある研究を思い出した。抗生物質を作るのに使われていた技術、フリーズドライ。物を凍らせ真空状態にして乾かすと水ですぐ戻る。これで具を作ったらどうか。ビーカーと真空装置で手製の乾燥機を作った。1回の乾燥にかかる時間は20時間。まず野菜の人参、ほうれん草、ピーマンを調べた。自信満々でメンバーに見せると、話し合いの末ボツになった。社長の安藤からエビをすすめられ、大野はエビで実験を始めた。その頃麺の松本は行き詰まっていた。金型にぎっしり詰めていた麺の量を1割減らし隙間を作った、油に入れるとやがて浮かび熱が均等に麺に伝わり中まで揚がった。開発が始まって8ヶ月で大野はエビ以外の具、たまご、肉、ねぎを作り上げた。試作品を作りお湯をかけると見事3分で戻った。さっそく売り込みに向かうが相手にしてもらえなかった。

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ほうれん草エビピーマン人参安藤仁子安藤百福松本邦夫

スタジオでは麺担当の松本邦夫、具担当の大野一夫を迎えてトークをした。

昭和46年5月会社では100人の社員が試作品を食べ、市場に受け入れられるかアンケートを取った。100人が100人反対だったが、社長の安藤はエビさえあれば売れると言った。大野は研究所でエビの実験に明け暮れていた。ある日大野はエビを使った変わった料理があると聞き、大阪市内のホテルのレストランへ向かった。でてきたのはシュリンプカクテル、アメリカで人気のオードブルだという。見たことのないプーバランというエビだった。さっそく取り寄せ乾燥機にかけると鮮やかな朱色を放ち求めていたエビだった。昭和46年9月ついに世界初のカップ麺が完成した。問屋も受け入れてくれない中、営業担当の秋山はカップ麺をかかえお湯を入れた水筒をぶら下げ街に出た。カップ麺は夜勤や緊急出動に向かう消防士たちに受け入れられた。秋山は夜働く人達にカップ麺を売り込んでいった。プロジェクトは手応えを感じ、銀座での街頭販売作戦が始まった。2万食がわずか4時間で売り切れた。

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シュリンプカクテルプーバランマクドナルド銀座(東京)

スタジオでは麺担当の松本邦夫、具担当の大野一夫を迎えてトーク。爆発的に売れたと聞いた時松本は「半信半疑だった。売れて当たり前という気持ちと、売れ過ぎたらどうなるだろうという気持ち」などと話した。さらに営業担当の秋山晃久を加えトークをした。カップ麺はあさま山荘事件の時に待機する警官隊の食事に使われたという。

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あさま山荘事件
(エンディング)
エンディング

エンディングの映像。

カップめんを超える 新たな食への挑戦

カップ麺を越える新商品を合言葉に挑戦は続いている。新商品のコンセプトは栄養バランスも満たす、従来のカップ麺は炭水化物や脂質などの割合が高くなっていた。近年の健康志向の高まりを意識したこの会社。5年前厚生労働省が摂取を推奨する栄養素33種全てを取り入れた食品の開発に乗り出した。しかし33種類の栄養素を取り入れた食品の開発は社内初の試み。別の調味料を加えて味を和らげる「マスキング」という技術を繰り返し求める味を出すことに成功した。プロの料理人もチームに参加し、カップ麺に加えパスタなども商品化した。カップ麺の誕生から半世紀余り創業の精神は今も受け継がれている。

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八王子(東京)厚生労働省
次回予告

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