2026年5月16日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京

新美の巨人たち
【生誕100年、森英恵が世界に羽ばたいた一着のドレス】

出演者
 - 
(オープニング)
今回は…

今回は生誕100年、森英恵が作った華麗なドレスを紹介。

キーワード
アマナイメージズパリ・クチュール組合吉田喜重大島渚小津安二郎森英恵結婚の儀鈴木清順
オープニング

オープニング映像。

新美の巨人たち
森英恵×松田ゆう姫 世界を魅了した服

森英恵の生誕100年を記念して没後初めての大規模な展覧会が開催している。シフォンとサテンの龍のドレスは龍と浮世絵をあしらったドレス。裾には着物仕立ての引又を施している。デイドレス ヴィヴィドは日本の若者向けに1963年に始めた既製服は人気の雑誌に掲載され、ファッション性と動きやすさが評判に。森は表参道に巨大な旗艦店を構えて、デザイナーという枠を超えて圧倒的な存在感を放った。

キーワード
シフォンとサテンの龍のドレステキスタイル ダリア ドレスデイドレス ヴィヴィドハナエ・モリビル国立新美術館森英恵生誕100年森英恵ヴァイタル・タイプ
森英恵が切り拓いた道「菊のパジャマドレス」

森英恵が世界へと飛躍するきっかけになった一着のドレスは菊のパジャマドレス。1966年に発表され、鮮やかなマゼンタに映える白い服。薄いグレーに連なるグラデーションで上品な陰影を生み出している。上下一体となったドレッシーなジャンプスーツに薄いガウンを羽織る仕立て。袖を広げると羽ばたく蝶のような華麗なシルエットに。このドレスに森は下積み時代に培った技と感性の全てをこめた。

キーワード
森英恵菊のパジャマドレス
森英恵が切り拓いた道 知られざる下積み時代

今回の展覧会では、森英恵の原点とも言える服が展示されている。映画の衣装は1950年代から60年代にかけて、使用されたもの。吉永小百合さんが1966年の映画で着用したスーツがあり、映画は森にとって修業の場だった。

キーワード
吉永小百合森英恵生誕100年森英恵ヴァイタル・タイプ私、違っているかしら。
森英恵が切り拓いた道 映画が修業の現場

森は1951年に新宿に洋裁店のひよしや。島根に生まれ、専門学校で洋裁を学び育児を切り盛りしていた。ある日、その仕立ての良さを聞きつけてやってきたのは映画会社の日活のプロデューサー。当時の映画は俳優の演じる役に合わせて衣装を作るのは常識。木下恵介、大島渚、吉田喜重、鈴木清順と日本映画に名を馳せる巨匠たちとの真剣勝負。脚本を読み込み、登場人物を想像し限られた時間で服を仕立てた。1956年公開の狂った果実では、主演は石原裕次郎のアロハシャツを女性用の赤い柄物の生地で仕立てた。映画は大ヒットとなり街にはアロハシャツを着る若者が増えた。その評判を聞きつけて仕事を依頼してきたのは小津安二郎だった。

キーワード
ひよしやアマナイメージズ吉田喜重大島渚小津安二郎日活木下恵介森英恵狂った果実石原裕次郎赤い花柄の男性用アロハシャツ鈴木清順
森英恵が切り拓いた道 巨匠・小津との真剣勝負

小津安二郎が監督した映画「秋日和」は夫を亡くした母の縁談とその娘の結婚を巡る人間模様を描いた話。戦後の男社会の中ではつらつと生きる娘の友人を演じたのが岡田茉莉子さん。その衣装を森英恵が手がけた。小津は映画作りにおいて厳格なルールを用いていた。衣装もその一つで、花柄や丸襟など、シンプルな服を着せてきた。この映画ではそのシンプルな衣装ではなく、派手なピンクのセーターの衣装で、小津調とは違っていた。そのズレが物語の転調を知られる合図の役割を果たしていると専門家が答えた。ピンクのセーターは男女の仲違いの合図、エメラルドグリーンの衣装は親友の門出を祝うかのような衣装に。

キーワード
アマナイメージズ小津安二郎岡田茉莉子松竹森英恵秋日和
森英恵が切り拓いた道 岡田茉莉子が語る“姉と妹”

小津安二郎が監督した映画「秋日和」に出ていた岡田茉莉子はその映画の裏側に衣装について、監督が好きなように作って二人で相談してと伝えていたという。その森英恵との絆を感じる衣装は60年以上前に仕立ててもらったコートがある。姉と妹のような関係で過ごしていたという。10年の間の数百本の映画衣装を担当していた森英恵。女ナポレオンと言われるほど仕事に邁進していた。

キーワード
アマナイメージズ小津安二郎森英恵秋日和
森英恵が切り拓いた道 屈辱!“安かろう悪かろう”

森英恵は過労から体調を崩し、気分転換も兼ねた海外視察でニューヨークを訪れた際に、5番街の高級百貨店で目を疑う光景に出会った。近のワゴンに積み上がった1$ブラウスの投げ売り商品のほとんどが日本製だった。その屈辱に自分がニューヨークで作品をみせると原動力になり菊のパジャマドレスを生んだ。

キーワード
ニューヨーク(アメリカ)森英恵菊のパジャマドレス
森英恵が切り拓いた道 日本の美を世界へ!

現在開催中の生誕100年森英恵ヴァイタル・タイプ。その中には西陣織の絢爛なドレスやコート。1965年の1月に森英恵はニューヨークで初のファッションショーを開催。そのテーマはみやびやか。映画で磨いた鮮やかな色彩と、軽やかで優美。このショーのために日本各地を訪ね歩いて生地を集めたという。森が取り入れた生地の中には和服にしか使われてこなかったちりめんを使用。織り上げた布を石鹸液で洗うことで独特な凹凸が生まれる。日本古来の製法が生み出す豊かな風合い。光を柔らかく包み込み上品な輝きを生み出す。和服と洋服をつなぐものを考え、和風の美しさを機能的な洋服の中でいかしたいと考えた。

キーワード
インタナシヨナル映画イヴニングアンサンブルドレスニューヨーク(アメリカ)森英恵浜縮緬工業協同組合生誕100年森英恵ヴァイタル・タイプ
森英恵が切り拓いた道「菊のパジャマドレス」誕生

森英恵の集大成とも言えるのが菊のパジャマドレス。素材は日本が誇る最高峰の綾絹。モノトーンが主流だったニューヨークのファッションシーンに、日本の美意識をまとった一着が衝撃を与えた。このドレスに目を留めたのはファッション誌のVOGUEの編集長ダイアナ・ヴリーランド。

キーワード
VOGUEダイアナ・ヴリーランド森英恵菊のパジャマドレス
森英恵が切り拓いた道世界を魅了!日本のこころ

ファッション誌のVOGUEの編集長はVOGUEで菊のパジャマドレスを見開きで大々的に掲載。これをきっかけに森は一躍注目をあびることに。そのブランドは高級百貨店のラグジュアリーフロアで圧倒的な存在感を放つように。

キーワード
VOGUE森英恵菊のパジャマドレス
森英恵の原風景 故郷の色彩

森英恵の故郷は島根県吉賀町。厳しい冬を耐えると花や山が鮮やかになるという。その原風景が根幹にあると語っていた。

キーワード
吉賀町(島根)森英恵
(エンディング)
次回予告

新美の巨人たちの次回予告。

(番組宣伝)
スポーツ リアライブ~SPORTS Real&Live~

「スポーツ リアライブ~SPORTS Real&Live~」の番組宣伝。

© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.