- 出演者
- 飯尾和樹(ずん) 阿川佐和子 石原良純
今、シニア世代にウォーキングが人気。50歳以上が行っているスポーツでウォーキングは第1位。そこで常日頃ウォーキングをしている良純さんが世田谷線沿線を自撮り散歩。
2両編成の電車が10駅、約5kmを走行する世田谷線。世田谷線沿いを寄り道しながら歩くと約1万歩。歴史的な建物や美味しい飲食店が多く、ただ歩くだけでなく寄り道も楽しめる。散歩の楽しみ方として細い路地を巡ると新たな発見ができる。途中には「家政婦は見た!」の舞台になった建物が。良純さんは電車と建物を自撮りで収めた。自撮りのやり方は4本の指でスマホを固定して親指でシャッターを押す。電車のスピードがゆっくりなので撮影しやすい。緑が見えたら神社・仏閣・公園であることが多い。スタートから約30分、2駅分約1.6km地点の山下駅に到着。この辺りで一休み。
五島列島直送のかまぼこ店「浜口水産」に立ち寄った。「ばらもん揚げ 黒」を試食。「スゴい魚の味がする!まろやかな甘み」とコメント。「長ねぎ天」を試食。「こっちの方がクセがない。ブラックペッパーが効いてて美味しい」とコメント。スタジオにお土産購入。「甘みがある。歯ごたえもいい」とコメント。
スタートから1時間、2.3km地点にある4駅目の宮の坂に到着。駅前には江ノ電601号が展示されている。大正14年に製造され昭和44年まで渋谷~二子玉川・下高井戸間を走行。その後は江ノ電に譲渡され平成2年まで活躍。
豪徳寺は井伊家の江戸における菩提寺で門前にいた猫が手招きをして井伊直孝を雷雨から守ったという伝説から招き猫の発祥地といわれている。良純さんは世田谷城の跡地を案内。良純さんは大の城好きで石垣や鳥居に詳しい。世田谷城は約650年前に吉良氏が築いた城。豊臣秀吉の「小田原攻め」で北条氏が滅びた時に廃城になった。城跡で当時の様子を想像して楽しんだ。
良純は、いつも人が並んでいる手作り台湾肉まん「鹿港」を訪れる。1日3000個くらい売れるという。オススメの肉まんを購入して頂いた。お土産としても購入し、スタジオで阿川さんが試食。
世田谷通りをこえボロ市通りを歩く。ボロ市の始まりは安土桃山時代の楽市と言われ、その後ボロ布などが売られたことからボロ布と呼ばれるようになった。現在は日用品・植木など数多くの露天が並ぶ。再び線路沿いを歩き、世田谷線で走っているかわいい電車に何が描かれているかとクイズ。正解は招き猫。世田谷線散歩スタートから2時間、3.6キロ地点にある松陰神社前に到着。松陰神社にお参りに行くという。境内の中に、萩市の松陰神社の境内にある松下村塾を模して作られた建物がある。吉田松陰が主宰した私塾で、高杉晋作・伊藤博文など明治維新に活躍した人材を育てた。世田谷代官屋敷や豪徳寺は彦根藩で、松蔭を刑死においやった井伊家の豪徳寺はすぐそこで、隣接してここが長州藩別邸の跡地でそこに神社ができて並んでいる。そして吉田松陰の墓もお参りした。
松陰神社前駅まで戻り、お昼ごはんにするという。蕎麦石はらは、世田谷通り沿いにある人気のそば店。夜はそば居酒屋として営業。良純は冬の定番のかき蕎麦とノンアルビールを注文。良純のこだわりで、料理の写真は撮らないという。食後に外の提灯と自撮りした。
シニアにオススメの世田谷線散歩。スタートから約3時間半、8駅目の「若林」まで来た。ゴールまでは約900m。問題「環七を世田谷線が通過するときに見られる珍しい光景とは?」。正解は環七唯一の踏切では、遮断器や警報機でなく「交通信号で車を停める」だった。
太子堂八幡神社には樹齢500年を超える「楠」のご神木がある。スタートから4時間、西太子堂駅に到着。あと一駅、300mとなり、すぐにゴールした。下高井戸から三軒茶屋まで5km、4時間で到着となった。歩数計は11741歩を示した。石原さんは「何度も巡ったところだが新しい発見もあった」などとコメントした。
「阿川が語るローカル線の沿線散歩の楽しみ方とは?」
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世田谷線沿線散歩についてのトーク。石原さんは「ただ歩くのもいいけど、地図など見て少し調べて、これなんだろうと思った場所に行くと、自分の気に入った景色がある。次何処行こうと思ったときに『またこれと同じものだ』などやっていくと興味が広がっていく」などとコメント。阿川さんは「生活が見えたり、子供と手振り合ったり出来るローカル線に乗るのが好き」などとコメントした。
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