- 出演者
- 飯尾和樹(ずん) 阿川佐和子 福田薫(U字工事) 中岡創一(ロッチ) 益子卓郎(U字工事)
長野県伊那市は移住先人気ランキング2年連続全国で1位。高遠町は日本で最も美しい村の一つとして知られ、信州そば発祥の地。壱刻は築140年の醤油・味噌の蔵を改装している。店主の山根さんは一流企業を36歳で早期退職し移住し42歳でそば店の店主に。信濃一号は昭和19年に長野県で開発されたそばの代表的な品種の1つ。
早期退職して地方移住し新たな趣味・仕事を楽しむ人に密着。
山根さんは36歳で早期退職し町の何でも屋さんをしていた。助け合いながら移住生活を続ける中で人生を決定づける転機が訪れた。
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- 高遠町(長野)
山根さんはそば店で人手が足りないから手伝ってほしいと依頼を受けそば知識ゼロで働くことになった。店主の家庭の事情で急遽そば店が閉店することになり、お店は残したいから引き継いでほしいとお願いを引き受けたという。元々あった店舗を生かし開業資金ゼロで店をオープンさせ、そばの研究にのめり込んだ。53歳で信州大学大学院へ入学しそばの育て方・加工法・保存法によって味や風味にどういう変化が起きるかなどを研究したという。
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- 信州大学
寒ざらしそばは1月初旬、殻付きのそばの実を30日間水に浸し立春の日に取り出し日光で乾燥させたもの。伊那市は住宅補助金最大150万円、出産祝い金最大10万円、医療費は18歳まで無料。山根さんは「だいたいのものは今からでもやれる、やってみるのは価値があること」などと話した。
栃木県は冬の日照時間が長く肥沃な土地が広がり、いちごの生産量は56年連続日本一。いちご農家の野口さんは36歳で東京の会社を早期退職し37歳で農家の道へ。とちあいかは大粒で酸味が少なく甘みが強い。野口さんのいちごはどれも形が美しい。花粉をめしべにまんべんなく受粉させ、受粉が不十分だと形がいびつになる。レンタルしたミツバチを使い肥料にはカツオから抽出したアミノ酸が使われている。
野口さんはシステムエンジニアとして働き、社会人13年目で年収は約1000万円に。33歳で結婚し、3人の子宝にも恵まれた。東京農業大学農学部畜産学科を卒業したが農業への道を断念し一般企業へ就職。36歳で早期退職し妻の故郷・栃木県へ移住。貯蓄約1000万円全てをいちごへ投資した。持ち前の探究心で緻密な研究に基づいた栽培方法を確立した。
いちごのジェラードを作る。いちごをすり鉢で果肉が少し残る程度に潰しアイスを入れて混ぜる。いちごの香りを活かすためにミルクアイスを使用。
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- いちご
いちごの赤い部分は果実ではなく表面の点が本当の果実。
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収入は前職よりも低く、規模拡大中。現在の目標はいちごの海外進出という。野口さんは早期退職に後悔はないと話した。
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日曜マイチョイスの次回予告。
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