- 出演者
- 島田弘久 曽根純恵 狩野恵里
オープニング映像が流れた。
日銀が発表した12月の短観で大企業製造業の景況感は3四半期連続で改善した。業況判断指数はプラス12だった。また、大企業の非製造業はプラス30だった。一方、中小企業製造業はプラス1だった。日銀は「中小企業でも価格転嫁が進んだ事が影響した。」と分析している。
鎌倉プリンスホテル天気カメラの中継映像を背景に全国の天気予報を伝えた。
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マーケット情報の解説。今日の日経平均株価は3万3000円前後を推移しており、ペースは緩やかながらもインフレ鈍化が見られた消費者物価を受けて、アメリカ株が連日で今年の高値を更新した。今日も買い注文が先行して一時上げ幅が260円を超えた。機械株などが買われた一方で市銀関連株などには売りが出ており、上値を抑えている。日経平均先物は3万2910円、TOPIXは小幅高となっている。 経済ジャーナリストの和島氏は「CPIが食品を除くコア指数が前月比で0.3%上昇とということで、前年度同月比だと上昇率4%とおおよそ通りである。インフレの懸念もなく、株式市場にとっては景気が良い。S&P500やナスダックなど3つの流れは非常にいい動きである。10年債利回りの金利も4.2%まで低下をしているためこれも株式市場にとってはプラス材料である。東京で言うと直接的な手がかりになっていないものの日銀短観が大企業の製造業が前回予想に比べてプラス3ということで、日本経済自体はしっかりしている」などと話した。またハイテク株としてディスコが強い動きを示していることについて和島氏は「売買代金も直近で2番目を争う展開にまであって、ディスコは半導体を切ったり磨いたりする機械で世界トップであるが、切るという点で次世代のパワー半導体が10倍速度が上がるということが昨日伝わって、セミコンジャパンで展示すると発表しているので半導体の量産化が上手く行けばプラス材料になる」などと話した。またINPEXが下落していることについて和島氏は「ガス・石油の開発大手であるものの原油価格が3.8%の下落ということでOPECプラスの追加減算が上手く行かなかったり、景気の先行きが米中あたりを織り込んで原油価格に連動する銘柄なので今日は厳しい」などと話した。