- 出演者
- 児嶋一哉(アンジャッシュ) ウエンツ瑛士 石原良純 凰稀かなめ
都心の30の駅を環状に結ぶ山手線。ピーク時には40編成以上が同時に走り、1日の運行本数は500本以上で1日の利用者数は97万人以上。JR大崎駅から1kmほどのところにある東京総合車両センター。山手線を支える清掃作業に密着。中澤さんは清掃歴15年。最初に床を清掃。飲み物汚れは転倒などの危険があるため毎日清掃する。山手線は1編成11車両で構成されていて28編成となると308車両、全車両をたった8人で清掃。架線など様々なメンテナンスが毎日行われ、電源を落とす深夜2時半までに全ての清掃を終わらせなければならない。1時間かけて1編成目が終了。また、座席の側面の拭き掃除やエアコンのホコリの除去、連結部分も清掃する。山手線1編成にある吊り革の数は約1400本。マイクロファイバーの布巾を縫い合わせた吊り革専用の掃除道具を使う。座席は柔らかいゴムヘラに布巾を被せることで狭い隙間を掃除する。一見わからないような汚れも徹底的に落としていく。車体は約220mある。きれいな車両にも秘密が。
全国行列ができる朝メシSP。
車両は高圧の水と回転するブラシで汚れを落としていく。1編成あたりわずか3分半で清掃できる。機械で落とせない汚れは人の手で。日中の車両基地では中吊り広告の入れ替えも行われる。深夜の清掃はここからが本番。深夜0時以降は1日の運行を終えた電車が次々と戻って来る。お酒の瓶や缶なども増え始めるという。落とし物はメモをとって事務所に報告する。深夜2時半までに終わらせるために作業のペースを上げていく。
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濡れた座席はその日のうちに交換する。最後の1編成を2人がかりで清掃する。車両の電源を落とし、その後は汚れたシートの洗浄や落とし物の報告書類などを作成する。作業が終了し、朝メシを食べる。朝メシは妻の手作り弁当。中澤さんたちが清掃した車両は安全確認のための様々なチェックを受け早朝に車両基地を出発。大崎駅で運転士へと引き継がれ運行が開始される。こうして今日も安全で清潔な山手線が東京を駆け巡る。
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田畑さんのお仕事は新宿駅の清掃作業。新宿駅は1日の乗降客数が270万人以上(2022年時点)。JR新宿駅は地下1階・地上1階・2階の3つの階層があるが、たった20人で清掃している。ホーム清掃は4人がかり。このあと、駅清掃ならではの最先端マシンを紹介。
全国行列ができる朝メシSP。
田畑さんもコンコースの掃除へ。自動清掃ロボットで水と洗剤を出しながらブラシで洗浄し汚水を吸い取る。清掃ロボットの導入により2時間の短縮になったという。1時間かけてテニスコート約9面分を洗浄する。JR高輪ゲートウェイ駅ではホームドア洗浄ロボットホームドア・ウォッシャーが使われていた。雨風でついた側面の粉塵を回転ブラシで洗浄する。裏面は定期的に人の手で清掃する。
16基のエレベーターも、38か所ある階段も毎日清掃する。早朝4時、JR新宿駅は開場。駅が開場しても田畑さんの清掃は終わらない。エスカレーターを清掃し、特急あずさも乗り込み清掃する。
全国行列ができる朝メシSP。