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東北で生きる人々に大谷翔平選手はどみているか?を取材した。岩手県に住む横手さんはバドミントン選手。大谷選手から受けた影響については、おばちゃんにもやる気を与えてくれ、バドミントンで全国優勝を目指しているが進化していきたいという。横手さんは中学生からバドミントンを始め、実業団で25歳までプレー。39歳のときに競技に復帰するとシニア全国大会で5連覇。その功績が認められ、岩手県から文化スポーツ表彰をうけた。大谷選手は同じアスリートとしての目標だという。また成績が伸びなかった大谷選手は自身の練習を見直した時、横手さんもまた練習に対して同じ用に向き合っているというが、その背景に、練習のしすぎで倒れてしまったことがあった。そのために中学時代からの練習を今の年齢にあったものに変えたと答えた。去年11月には、横手さんは全国大会に出場し混合ダブルスへ。しかしメダルは獲得できなかったが大切な事に気付かされたという。
仙台市に住む藤原さん。大谷翔平選手に人生観を変えられたという。昨シーズンの開幕戦では大谷選手はダルビッシュ有選手と対戦した。シーズン初ヒットを放ち、1つ目の盗塁にも成功した。自分の人生を楽しむ大切さを学んでいるという。システムエンジニアだった藤原さんは6年前に退職し、母親の介護に専念する生活を送っていた。2年前に母が他界し、現在は年金に頼りながら一人暮らしをしている。老いて死ぬだけと思っていた矢先、大谷選手の活躍に励まされたという。投打の二刀流を確立し、無理という言葉をはねのけた。周りに流されずに自分の人生を生きる姿に衝撃をうけた。藤原さんの趣味は天体観測。花巻市産の天体望遠鏡だというが、星や月を見るのが好きだという。珍しい天体をとりたいと壮大な目標を掲げた。また大谷選手の影響で町内会のイベントにも積極的に参加している。
大谷選手はシーズンオフには東北の人たちを触れ合ってきた。母校の花巻東高校で当時のチームメートと一緒異練習。さらに原発事故で思うように遊べない子どもたちを励ますためにイベントにも参加。
東北では去年夏に大きな災害があった。山形県と秋田県を襲った豪雨では川の氾濫や家屋の浸水など甚大な被害を及ぼした。山形県戸沢村は今も復旧作業が続いている。住民の憩いの場となっている温浴施設で大谷選手はどんな存在か?と聞いた。野菜を使った加工品の製造などをしている小野さんは同じ東北出身者として身近に感じ、励まされるという。
同じ東北出身として勇気をもらい新たな一歩を踏み出した福島市出身の今西さんは進学で東北を離れ、同じ東北出身者がいない心細い中で大谷選手の活躍を聞くと異国の地で頑張っている東北人もいると思うと頑張れるという。今西さんは神戸市外国語大学に通っていて、ロシア語を専攻しているがチェルノブイリ原発事故の被災地域と福島原発事故の被災地域をつなぐ架け橋になりたいと答えた。今西さんは大谷選手のチャレンジ精神を見習って神戸で進学を決めた。阪神淡路大震災から30年が経過するこの町の経験を、福島の復興にいかしたいと考えている。今西さんは原発事故に関するワークショップに参加し除染土の問題をどうするかを考えた。困難を乗り越えようとする東北人と大谷選手は共通していると語った。
大谷選手に期待することは?に東北の人たちが答えた。
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