- 出演者
- バカリズム 林修 斎藤ちはる 伊沢拓司 鈴木紗理奈 山西惇 ビビる大木
オープニング映像。今回は老後資金などの疑問に専門家が答える。
老後2000万円問題に関して、経済ジャーナリストの渋谷和宏さんはまず夫婦で2000万円必要だとされる。これは夫婦ともに定年後無職で年金しか収入がない場合を示す。単身者であれば1300万ほどではないかと渋谷さんは試算する。
第一生命経済研究所の永濱利廣氏は、老後資金として必要なのは1500万円だと試算。年齢を経るごとにお金を使わなくなるからだという。街の人の声では確かに年齢を経るとお金はかからないと話す。また老後資金として2000万円必要というのは総務省の2017年の家計調査で試算されたもので、ややデータが古い。また翌年は1500万、翌々年は1200万円になるなど変化している。最新の2023年は1400万円ということもあり、2000万円を絶対だと思う必要はない。また自分がどのように過ごしたいかで大きく変わるのだとか。
老後の医療費、一生涯でかかる医療費の半分は70歳以降にかかるという。また街の声でも医療費を心配する声が多かった。また介護が必要になる場合もある。経済ジャーナリストの荻原博子氏は夫婦2人で1500万円が必要だと試算。生活だけなら年金だけでも問題なく、医療費などを考え1500万円必要ではと考えているという。介護費用は2人で1000万、医療費は200万円、予備費で300万円ほどだと語る。またファイナンシャルプランナーの鈴木さや子氏は1580万円と試算、医療費は500万円ほどで現在60代後半の方々は年間8万6000円ほどだという。また街の声でもそれを心配する声が多かった。また渋谷氏は健康に自信があれば年金の受給年齢を遅らせるという選択肢もあると語る。実際に65歳から受給する場合と68歳から受給する場合では79歳で総受給額を越えると語る。
定年退職までに2000万円貯められたか、という質問に対して街の人々は貯められなかったと語る人も多かった。経済コラムニストの高井宏章氏は老後必要な金額を0円とし、老後に働いても十分だという。定年後も働くなら問題はない。実際に75歳位まで働く人は多いのだとか。
実際に街の人達に老後どのように働いているかをアンケート。実際に働いている人も多く、老後資金は60歳から働いていれば問題ないと語る高井宏章氏。またファイナンシャルプランナーの植田一樹氏は働くなら生活費は0円、医療費などで500万円あれば良いのではと試算した。2000万円必要というのは65歳から全く働かない場合で、渋谷氏はシニアでも働くのがスタンダードになっていると解説した。
退職後に貯金を始めても老後資金は貯められると語る高井宏章氏。実際ここ数年はスポット的に働ける仕事を探すシニアも多い。レンタルのモバイルバッテリーを補充する仕事をしているという男性の取材させてもらう。男性は本来の目的は散歩で、そこに金銭が発生しているのだと語る。また男性は不動産を引き渡す前のチェックを行っているという。仕事は指示を見ながら写真などを撮影30分ほどで完了する。
ヘッドスパを受ける女性、実は覆面調査院だという。飲食店や美容院を利用し、料金金額のうちいくらかが還元されるという。シニアの目というのは企業にとっても大きいのだという。
続いては老後の住居問題。ローンを完済した住宅だが、その修繕費やリフォーム費用も必要になる。果たしてこのことを踏まえるといくら老後資金が必要になるのか 。
続いては老後の住居問題。ローンを完済した住宅だが、その修繕費やリフォーム費用も必要になる。果たしてこのことを踏まえるといくら老後資金が必要になるのか。ファイナンシャルプランナーの前田さん・波多間さんは500万円と試算。またその他のファイナンシャルプランナーも同様に答える。街の人の声でもそのような答えだった。ちなみに賃貸であれば10万の家賃として3600万円が必要になる。また広い家は必要ないと市営住宅に引っ越したという方もいる。自治体によっては移住者に補助を出す場合もある。
老後にやりたいことをアンケートで聞くと旅行が圧倒的。年金生活になって旅行に行くにはいくらあればよいのか。ちなみに2000万円の老後資金が必要だという試算では月の娯楽費は2万5000円ほどだった。
元銀行店長の菅井敏之氏は通常の生活であれば通常の生活であれば老後資金は1500万円、海外旅行などに行きたいとなれば4500万円が必要だという。また谷川昌平氏によれば、老後は娯楽費などが増えるとし、物価の上昇も考えると4000万ほど必要になるとした。今日の意見をまとめると普通に生活するのであれば1400～1500万円、働き続けるなら0円、ゆとりのある生活ならば4000万円から4500万円が必要だとした。林修は様々な生き方・選択肢がある中で、健康がいちばん大切だと実感を語った。
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