- 出演者
- バカリズム 林修 斎藤ちはる 伊沢拓司 島崎和歌子 生瀬勝久 高山一実
自分の親指の爪を押して、爪が白からピンクに戻るまでの時間が3秒以上であれば血管の病気が疑われるという。これは体内の水分を確認するためのもので、体内の水分が不足すると血流も悪化することになる。また胸の前で両手を組んで片足で椅子から立つことができないと筋肉量が低下しており、心臓血管系の病気を発症しやすくなるという。
オープニング映像。
冬場急な寒暖差で心臓や血管にダメージを負う「ヒートショック」。高齢者に多い浴槽での溺死は交通事故の2倍にもなるという。ただこれは高齢者に限ったものではないという。2年前、31歳でヒートショックを経験した千葉さんは浴槽で意識を失い倒れたという。その日、いつも通り設定温度を43℃にした千葉さん、お風呂の中でスマホを見ていた千葉さん。入浴してから30分ほどが経過し、出ようとすると立ち眩みを感じそのまま倒れていたという。この時千葉さんは喉の乾きを感じていたと振り返る。医師である椎名さんはヒートショックのサインとして「喉の乾き」を挙げ、スマホを使うなどした長風呂に関して警鐘を鳴らす。喉の乾きが示す状態は脱水、ここから血液が濃縮され、血流の悪化で脳に血液が届かなくなり意識を失うのだと解説した。
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さらに50代でヒートショックを経験した葉石さんは帰宅後に入浴。5分ほど経過した頃頭が熱くなり、立ち上がった時にめまいを感じたと話す。実は葉石さん、帰宅前にお酒を飲んでいたという。また葉石さんは入浴中に動悸を強く感じたという。専門家である早坂坂信哉氏はヒートショックのサインは動悸だと話し、飲酒により脱水、そこからの入浴が大きな要因だったと話す。
ヒートショックのカギになるのは激しい血圧の変化だと専門医である榊原直樹氏は話す。脱衣所は一般的に家の中の他の部屋より寒く、血管が収縮、湯船に入ると血管が拡張子血圧が上がる。ここから血圧は下がり、長風呂により脱水も加わり余計に血圧が下がるのだという。また湯船から出る際に立ち上がると脳に血流が動かずヒートショックになるのだとした。対策は温度差と脱水だとし、入浴前に水を飲むこと、長風呂の際には入浴中も水分を摂ることだとし、立ち上がる際には上半身を出し放熱し、ゆっくりと立つことが大切だとした。
ヒートショックに関して、場合によってはお風呂以上に起きやすいのが夜間のトイレだと専門家である米津氏は語る。これも温度差による血圧の上下だと語る。トイレの場合布団などから出てトイレに行くことで血圧が上昇、トイレで立ち上がった瞬間に血圧が下がるのだと語った。また屋内での温度差に関して、専門家である榊原直樹医師は10℃以上あると危険で5℃以内にするのが望ましいとした。また榊原氏はトイレに行く際には上着を着る、トイレに小さなヒーターを置くことが大切だとした。
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虚血性心疾患と呼ばれる狭心症や心筋梗塞、冬員は増加傾向にある。フリーアナウンサーの徳光和夫さんは前兆などはまったくなかったと語る。狭心症や心筋梗塞の前兆は胸の痛みだが、それ以外にもあるのだとか。狭心症を経験した医師でもある福田泰氏はフルマラソンを年に何度も走るにも関わらず狭心症を経験したという。
医師でもあり、フルマラソンを何度も経験していながら狭心症となった福田氏は歯の痛みを感じたという。歯の治療を終えたにも関わらず痛みがおさまらない。内視鏡検査も行ったが原因は不明。ここから3年、痛みは続いたという。ランニング後に痛みを強く感じ、さらには激しい頭痛に襲われた。ここから意を決して通院し狭心症であることが判明したという。ではなぜ歯に痛みが出たのか、コレは後ほど詳しく説明する。
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4年前に心筋梗塞を経験したという男性。男性はデスクワーク中心の仕事を行っており、肩こりが慢性化していた。ただ肩を回すなどすると軽減していたという。ただある日同様の肩こりを感じ、妻にマッサージをしてもらうなどしたが、この日は夜まで痛みがあり寝ることができなかった。そこから激しい胸の痛みに移行。その後救急車で搬送され、診断結果は心筋梗塞だった。専門家である佐田政隆氏は肩の痛みが鍵だとした。狭心症・心筋梗塞を経験した2人、歯と肩という違いはあれど痛みや違和感を体の左側に感じていた。これは上半身の真ん中より左側にある痛みだという。24年前に心筋梗塞を経験した徳光和夫さん、食事をしながら打ち合わせをしていたところ胃に違和感を感じた。やがて収まった違和感だが、その後帰宅した際に激しい痛みを感じたと話す。専門家である藤田氏はこうした痛みが20分以上続くという。この時徳光さんの妻は水を飲ませたが、これが血流を増やし、命を救ったという。
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狭心症や心筋梗塞で胃や肩、歯など体の左半分が痛む理由に関して、専門家である榊原氏は脳の勘違いで、心臓は痛みを感じる臓器ではなく、脊髄を通って脳が感知した異変を脳が勘違いして反応するのだとした。また感じる部位は心臓のどの部位が傷ついているのかを示しているのだとした。また区別に関して発汗など付随する症状があるとした。
30代で脳梗塞を経験した女性、出勤しようとするといきなり左腕の力が抜けたという。違和感はあったものの動かすことはできたため、すぐに治るだろうとそのまま出勤。しかしその後仕事中に左腕が動かないとなってしまった。上司から病院に行くように促され、脳梗塞が判明し入院となった。専門医である森本将史氏は、脳梗塞になった瞬間に、脳のその範囲が活動を停止するのだという。また一過性脳虚血症で再度血管が通ることもあり、この女性はその後再び血管がつまったという。脳卒中には「FAST」というサインがあり、これは「FACE」「Arm」「Speech」「Time」の頭文字でFASは異変を感じる部位、Timeは時間が重要になることを示す。
42歳で脳梗塞を経験したという女性は体力に自信を持っていた。その日女性は洗濯物が掴めない、指が動かないという症状が出たという。さらには急な吐き気を感じ母親に相談した。母はすぐに通院を決断、この時女性は呂律がまわらない状態で、専門家は本人がしっかりと話しているつもりでも周囲からはあきらかにおかしいと感じるという。
フリーアナウンサーの大橋未歩さんは34歳で脳梗塞を発症。体力や健康面に自信があったが自分の変化に驚いたという。大橋さんは左手に右手で触れたがその感覚がなく、左手で取ったものを落としてしまったと話す。専門家である林基弘氏はこれを感覚障害と解説、触覚や温冷感がわからないなどと解説。その後大橋さんは倒れてしまう。家族が発見した際には顔が歪んでいたという。
映像で紹介した症状以外にも、視野の欠損があり、これは自覚症状がないという。また感情的になることもあるのだと専門家である森本将史氏は解説。また痛みを感じないことが圧倒的だとした。
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脳梗塞を見逃さないためのセルフチェックとして手のひらを上にしてまっすぐ伸ばし、目を閉じる。これで手が落ちてくると脳梗塞が疑われると話す。また最近は若い世代にも多く40代や時には20代の方も多く、食生活の乱れや就労形態の不規則さなどが理由として挙げられるとした。
脳卒中の要因になる病気に「突発性椎骨動脈解離」と呼ばれるものがあり、脛骨動脈が敗れて脳への血流が低下する病だという。これを発症する方の共通点は?
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脳卒中の要因になる病気に「突発性椎骨動脈解離」と呼ばれるものがあり、脛骨動脈が敗れて脳への血流が低下する病だという。これを発症する方の共通点は高い枕を使用していることだった。首の前屈が要因だと語った。
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