- 出演者
- 池上彰 宇賀なつみ 高畑淳子 菊川怜 ビビる大木 都築拓紀(四千頭身) 須田亜香里
オープニング映像。今回は10年前と比べて今がわかるをテーマに解説していく。
10年前と比べ菊川さんはコメントを注意しないと炎上するようになり「辛口で面白い」が通用しないなど話した。
10年前と今の出来事を比べる。大谷翔平は今ではスポーツ史上最高額契約金で契約したが10年前は年俸3000万円で10年間で300倍以上。田中将大は10年前7年で約160億円の契約した。スマホは今では多くの人が所有していたが10年前はガラケーが多数派で最先端は「iPhone 5S」で指紋認証が最先端だった。10年前に「Tik Tok」やインスタグラムの日本語版がリリースした。また、サブスクサービス自体が少なく、まだレンタルビデオが活躍していた。AIは10年前は掃除ロボットなどが登場したがコミュニケーションの取りづらいなどあった。また人間とAIの対決も行われ囲碁は人間の方が強かった。現在ではAIに仕事が奪われる心配もされている。「chat GPT」など生成AIの登場でクリエイティブ分野でも仕事などの奪われる懸念の声もある。スタジオではAIが作ったネタで賞レースやAIアイドルだとファンを裏切らないなどの懸念もあるや握手会などの人のぬくもりなどでは勝っているなどの意見が出た。
AIにより無くなる仕事がある一方でAIによるナビゲーションシステムの実用化など生まれる仕事も存在する。池上さんは自動車の登場でそれまで使用された御者の仕事が無くなるが整備士の仕事が生まれるなど変化に対応するのは昔も今も変わらないと話した。
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続いて物価について10年でどれくらい変わったか紹介。現在吉野家の牛丼は468円であるが10年前は280円だった。10年前は値下げ競争が激しくハンバーガーが120円が110円になったり、290円均一の居酒屋などは珍しくなかった。食べ物だけではなくディズニーの1デーパスポートは今は7900~10900円だが10年前は6200円だった。消費税も5%だった。増税をきっかけにキャッシュレスが浸透した。
一方で給料や景気の変化について紹介。全国平均の最低賃金、今は時給1004円、10年前は時給764円。平均年収は今は約458万円で10年前は約414万円。貯蓄は2人以上の世帯のデータで今は約1168万円で10年前は約1023万円と増えている。日本の景気は株価は今は約35000円、10年前は約15000円。また今は1ドル148円と円安だが10年前は1ドル102円で円高となり今より海外旅行に行きやすかった。池上さんは入ってくるお金は増えているが出ていくお金が増えており給料が上がらないという印象となっている。円安で輸出産業は儲かっており今年は景気が良くなるのではと言われている。
円安で今は外国人観光客だらけで今年は過去最高の3310万人となる見通し。10年前は今野約3分の1ほどで中国人の爆買いはまだで2015年からだった。今でこそ世界でもっとも魅力的な国で1位となっているが10年前はトップ20にもランクインしておらず注目されていなかった。日本によく来るようになった理由として観光ビザを取りやすくなった他アジア圏が経済成長し付属層だけでなく中間層の旅行者も増えたという。タイではキャッシュレス化が進むなどの要因から世界経済の中心となっている。
現在ミサイル発射を繰り返す北朝鮮。2022年には59発、23年には25発を放っている。10年前はほとんど撃っておらずこの10年で技術力が向上している。10年前は金正恩が就任したばかりで当時は北朝鮮は変わるかもと期待されていた。ミサイルの飛距離も伸び、日本海側で落ちるとされていたものもアメリカまで届くまで進化。
現在は友好ムードである韓国との関係。10年前は最悪で悪化のきっかけは当時のイ・ミョンバク大統領が竹島へ上陸し天皇への謝罪を要求してきた。その後も関係はあまり改善されてこなかったが今の大統領となり関係は改善された。一方で関係悪化する可能性ニュースもある。韓国の最高裁で元徴用工の問題で日本企業に賠償命令を出した。元徴用工の問題について日本側は解決済みとしているが韓国の裁判所は解決していないとしていている。これまでの韓国大統領は日本へ謝罪を要求してきたが現在の大統領であるユン大統領は十分に謝罪している賠償命令が出たら韓国側の財団が代わりに支払うと話す。一方で財団からお金を受け取るのには納得できないと受け取りを拒否する元徴用工の人もいるという。また、ユン大統領の支持率は低迷しており今後方針が変わる可能性もあるとしている。
イスラエルとハマス、ウクライナとロシアの争いがあり、ロシアは多くの国から敵視されている。10年前日本とロシアの関係は良好で安倍総理はプーチン大統領を「ウラジーミル」、プーチン大統領は安倍総理を「シンゾー」と呼び、北方領土問題も解決されると期待されていた。しかし現在はロシアとの関係は悪化している。また10年前ロシアはウクライナの実効支配を開始しておりいま起きているウクライナとロシアの争いは10年前から始まっていた。また現在の争いはウクライナが善戦していたが今年は不利になるとされる。ウクライナはアメリカの膨大な支援があり戦えていた状態だった。
ウクライナとロシアの争いでウクライナを支援していたアメリカであるが支援をもうやめようという声があり、さらにアメリカは議会に承認されないと支出できない仕組みとなっている。ウクライナ支援を指示しているのは与党の民主党であるが野党、多数派の共和党はトランプチルドレンと呼ばれる人たちでトランプ前大統領がウクライナ支援に反対し否決された。そして今年アメリカ大統領選挙が控えておりトランプ前大統領の意向が反映されたともされる。否決された結果アメリカからの支援が止まりロシアに対抗できないような状態だという。アメリカが方針転換した場合日本にも影響が出てくる。日本は武器輸出しないとしていたが10年前に殺傷能力のない完成品なら輸出可能にしており、軍事レーダーなどを輸出している。そして先月殺傷能力のある完成品もアメリカには輸出可能になった。今後アメリカに要請さっれば他の国へ直接輸出することが可能になった。
「世界インフレ 日本はこうなる」の告知。
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