- 出演者
- 橘ケンチ(EXILE)
今回、過去最高難易度のお悩みが寄せられた。
オープニング映像。
長野・茅野市は白樺湖など風光明媚な土地が広がり、高原野菜の栽培も盛ん。東京からのアクセスも申し分ない。一方、市内の若年層の2割以上が「将来、茅野に住みたくない」と回答。「将来的に茅野に戻ってきたい」と回答したのは約3割にとどまったという。
茅野市では地元のグルメ、音楽などが楽しめる「小屋フェス」を開催し、約1万4000人が来場。また、デジタル技術で健康医療分野を中心に利便性向上、地域の課題解決を図る国家戦略「デジタル田園健康特区」に指定された。市在住の0~18歳までの子がいる世帯は医療相談アプリ「LEBER」が利用でき、夜間でもオンライン相談可能。これまで若者に選ばれるような街を目指し、様々な施策を打ち出してきたが、効果は限定的だという。1児の母である池澤は移住者向けの子育て支援を提起し、「ワーケーション中に子供を預かってくれるとか」と語った。富良野市ではワーケーションで滞在する家族向けに託児所、幼稚園に短期入園できる施策を行っている。
1987年に開業した商業施設「ベルビア」は茅野駅から直結し、子育て支援施設、中高生向けのフリースペース、ビジネスパーソン向けのコワーキングスペースも備える。だが、医師の須田万勢氏は「人が集まるのに賑わっているとはいえない」と話す。実際、茅野市に住む人々の利用度は高くないとアンケート調査で判明している。
茅野市の職員である宮崎修治氏によると、ベルビアには約2000平米のスペースがあり、手つかずの状況。将来的にはリモートオフィス、ワークスペースができるスペースの設置などを構想しているという。愛知・名古屋市にオープンした「STATION Ai」ではカフェ、ホテルの他、会員向けオフィス、新規事業創出の支援も行っているという。「ONE FUKUOKA BLDG.」は起業家、スタートアップの成長を促す環境を提供。橘ケンチならばベルビアの空きスペースに醸造所、ポップアップショップなどを設置したいという。今月、藤森氏、池澤が茅野市を視察した。