- 出演者
- 畑下由佳 後呂有紗 桝太一 山中伸弥 松丸亮吾
ニュースラインナップ。
オープニング映像。
ゲストの謎解きクリエイター・松丸亮吾、京大iPS細胞研究所名誉所長・山中伸弥を紹介。山中は「つくばマラソンに参加して、天候とコースに恵まれて、3時間半を切ることができた」とコメント。
松丸亮吾は「今みたいに誰にも相談できない中で、自分の命をつなぐためにやらなければいけないっていう人って、国全体が抱えている将来の部分の不安などがあると思うので、国としてそういったところの対策がどういうことができるのか、日本も勉強しなきゃいけないところがそろそろ来るのかなと思う」。山中伸弥は「以前は米国とか欧米にいる中国人研究者の成果だったが、今、中国国内で頑張っている中国人研究者の成果がもう本当に次から次に出ているから、その現状と今のレポートにあったような、一般の方の現状の間にずいぶん差がある。これだけ二極化が進んでいるのかなということを痛感する」とコメントした。
ドジャースの大谷翔平が2年連続3度目のMVPを満票で受賞した。東京・銀座にある大谷翔平のふるさと・岩手県のアンテナショップでは、おとといからMVP記念セールが行われている。背番号にちなんで、一部の商品が17%オフということで多くの人が訪れていた。東京・渋谷区にあるスポーツショップでも、きのうからMVP受賞記念のイベントが行われた。ケースに入ったボールには大谷が51号ホームランを達成したときのボール。オークションでの落札価格はおよそ6500万円だった。守備に就かず、打つことだけに専念するDHの選手がMVPを取った前例はない。世界が見守る中、大谷は見事通算3度目のMVPを受賞。30人の記者の投票で決まるが、全員から票を獲得。満票だった。バンキシャは、発表のときの映像を検証。すると、発表前から大谷の受賞が分かってしまうようなシーンもあった。オープニングの映像にはCGで作られたスタジアムの記者席のような場所が。時間が経過し夜に扉が閉まった次の瞬間、最初に映し出されたのは大谷の映像だった。さらにMVPを発表するプレゼンターは大谷と同じドジャースのカーショウ投手。この番組展開に、発表前から大谷の受賞を確信したという人も。さらに午後6時のMVP発表番組の直前、午後4時から「OHTANI50−50」という番組が放送された。これにもSNSではあからさますぎるとの指摘もあったという。今回、大谷に投票したというNewsday・デイビッドレノン記者は「投票した人は、結果が出るまで内容を話すことを禁止されている」とコメント。実は、MVPはレギュラーシーズンの成績が対象で、投票はプレーオフの前、つまり今から1か月以上前に締め切られていた。ボブナイチンゲール記者は、この時点ですでに大谷の受賞を確信していたと話す。史上初尽くしのMVP受賞となった大谷。来シーズンは二刀流の復活、さらに最も活躍した投手に贈られるサイヤング賞も期待されている。去年9月に右ひじの手術をして以降、地道なリハビリを続け、徐々に強い球も投げられるように。8月にはブルペンで投球練習をするまで回復した。順調に思えたが、ワールドシリーズで盗塁をした際に左肩を脱臼し手術。現在は抜糸が終わり、体幹などのトレーニングを始めたばかりだ。メジャーリーグの担当記者の見解は90%と5%と真っ二つとなっている。
元メジャーリーガーの五十嵐亮太は大谷翔平が来年開幕から二刀流で先発ピッチャーとして投げる可能性について「35%」とし、日本での開幕に間に合わせなくていいなどと話した。一方で大谷はいい意味裏切ってくれるのでそこに期待したいとも話した。
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スタジオの山中は、彼の活躍は日本人にとって勇気になっているので二刀流で復活してほしいなどと話した。松丸は大谷が活躍する姿が日本の士気を高めているようで非常に尊敬するなどと話した。
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東京・浅草の映像を背景に全国の気象情報を伝えた。
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山中伸弥がiPS細胞を使った最新のプロジェクトを紹介。iPS細胞とは皮膚や血液の細胞から作られ、体のさまざまな細胞に変化することができる万能細胞ともいわれる存在で、山中教授は2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。パーキンソン病、重い心不全、あるいは脊髄の損傷、抗がん剤のまだ効きにくいとされている一部のがんなど、実際に患者への効果の確認が始まっている。今、いろんながんに対する免疫療法の免疫細胞をiPS細胞から作るという研究開発が日本だけじゃなくて世界中で進んでいるという。
iPS細胞を使ったがん治療研究のトップランナー、金子新教授が京都大学iPS細胞研究所を紹介。新たながん治療の研究が行われている。金子教授らはがんと闘い免疫細胞であるT細胞をiPS細胞で復活させる研究を行っている。これまでは放射線、抗がん剤、手術ががん治療の3本柱と呼ばれていたが、現在進めている研究は第4の柱と期待されている。
現在、患者に移植されているiPS細胞のほとんどは本人ではないドナーの細胞から作られたものが使われている。ただこの場合、自分の細胞ではないのでどうしても拒絶反応が起こってしまう可能性が拭えない。そして、もし自分の細胞を作ろうとするとiPS細胞を作るときには半年の期間と5000万円のコストがこれまではかかってしまっていたという。この2つの壁を同時に解消しうるのが、現在開発中だという自動培養装置を使った「my iPSプロジェクト」。山中教授は「5年前の技術では1人のiPS細胞を作るのに半年くらいの時間と5000万円くらいのお金がかかってしまったが、今は100万円くらいで1か月程度で一人一人の患者のご自身のiPS細胞を作ろうというプロジェクトがかなり完成に近づいている。」とコメントした。また、「大切なのは透明性高く、私たちが行っている研究活動を一般の方、患者に正確に且つ分かりやすく伝えること」とコメントした。
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エンディング映像。