- 出演者
- 後呂有紗 伊藤遼 桝太一 井上咲楽 松江英夫
安倍元総理銃撃事件の裁判員裁判で木曜日、最後の被告人質問が行われた。番組は、旧統一教会の元二世信者を取材した。
オープニング映像。
今夜のゲストは松江英夫と井上咲楽。
安倍元総理大臣を銃撃し、殺害した罪などに問われている山上被告。裁判員裁判で予定されていた5回の被告人質問がすべて終了した。木曜日、最後の被告人質問に立った。これまでの裁判で被告が繰り返し口にしていたのが、旧統一教会への恨み。弁護側の冒頭陳述によると、山上被告は奈良県で生まれ、4歳の時に父親が死去。祖父、母親、兄、妹の5人暮らしだった。1991年夏、旧統一教会の信者が訪問し母親が教団に入会。父親の生命保険金のほぼ全額を献金したり、約70万円のつぼや絵画を購入、家族には知らせていなかった。祖父は、母親が会社の不動産を無断で売却しようとしていることを知り、以降2人は衝突するようになった。被告が高校3年性の頃、祖父は亡くなった。母親は献金のため自宅を売却。アパートに引っ越したが、被告の兄が母親に暴力を振るうようになったという。被告は22歳で海上自衛隊に入隊。母親からお金が欲しいと繰り返し電話が来たという。2015年、兄が自殺。これについて母親を交わした会話がきっかけで、被告は教団を攻撃することを決めたという。初めは韓鶴子総裁など幹部を狙おうとしたが断念。安倍元総理が教団の関連団体に送ったメッセージ動画を目にした。2022年、事件は起きた。元旧統一教会元2世信者は「(被告の)気持ちは痛いほど分かる」と語った。
安倍元首相を銃撃したとされる山上徹也被告。親の信仰に苦しむ宗教2世はこの事件をどう見ているのか。旧統一教会元2世信者の男性は「気持ちは痛いほど分かる」と語った。子どもの頃から、両親の多額の献金に悩まされてきたという。別の旧統一教会元2世信者の男性は「もし自分が山上被告と同じ立場で失うものが何もない状況だったら(犯罪行為も)あり得たかもしれない」などと語った。検察側は「生い立ち自体は、刑罰を大きく軽くするものではない」と主張している。
安倍元総理銃撃事件の山上被告は、被告人質問で「弁解の余地はない。非常に申し訳ない」と謝罪の言葉を述べた。松江英夫が「二度と起こさないためにどういう対応が必要か、社会として考えていく必要がある。背景には孤立、孤独がある」、井上咲楽が「」などと述べた。
12月に入っても、各地でクマの目撃情報や襲われる被害が相次いでいる。きのう、秋田市でクマが目撃された。本来であれば12月はクマが冬眠し始める時期。しかし秋田県では、目撃情報が今月だけで140件を超えている。岩手県の盛岡市動物公園ZOOMOにいたのは2頭のツキノワグマ。まもなく冬眠するという。ツキノワグマ飼育担当・丸山正樹さんに冬眠の様子を見せてもらう。エサが多くあるため、クマが冬眠しない可能性を専門家は指摘する。岩手大学農学部・山内貴義准教授が「エサがある状態だとクマはなかなか寝ない。柿が終わったら家の中に入って物色しないか危惧している」などと述べた。
防衛省によるときのう午後、 中国海軍の空母「遼寧」から飛び立った戦闘機が2度にわたり航空自衛隊F15戦闘機に断続的にレーダー照射を行った。中国軍機からレーダー照射を受けたことを防衛省が公表したのは初めて。自衛隊機や自衛隊員に被害はないという。高市首相は、中国軍の動向を注視し、日本周辺での警戒・監視活動に万全を期す考えを示した。一方、中国海軍はきょう「自衛隊機が複数回、中国海軍が訓練中の海域や空域に接近し妨害を行い、飛行の安全を著しく脅かした」と日本側を非難した。
軍事的な威圧を強める中国にどう対処するのか。日本政府はいま、同じような問題に直面する国々と連携し、抑止力を高めようとしている。長崎県佐世保市に停泊していたのは、もがみ型護衛艦みくま。全長約130m。日本の最新型護衛艦。艦内の撮影が初めて許された。有馬剛艦長が案内。9月、オーストラリア・マールズ国防相が視察に訪れた。日本は戦後、武器輸出を自粛してきたが徐々に見直し、殺傷能力を持つ大型武器を海外に輸出することになった。オーストラリアは日本と安全保障で結びつきが強い国。防衛装備庁・国際装備課・洲桃紗矢子課長は、三菱重工関係者ともがみ型を売り込みにオーストラリアに訪れた。念頭にあるのは中国の海洋進出。今年2~3月、中国軍艦がオーストラリア近海を周回、実弾演習を行ったことも確認された。その後もインド太平洋地域でロシアと合同軍事演習を実施。きのうは中国機が自衛隊機にレーダー照射を行ったと発表、緊張状態が続く。オーストラリアにもがみ型を売り込むことができれば、同じ装備で連携しながら中国やロシアへの抑止力を高めることができるという。もがみ型護衛艦は、日本の最新技術が使われている。オーストラリアは、もがみ型の導入を決定した。護衛艦の輸出を総指揮した防衛省・増田和夫前次官は「侮らせないようにすることが必要」などと語った。
オーストラリアは、日本の最新型護衛艦「もがみ型」の導入を決めた。日本の防衛装備品の輸出条件は、救難・輸送など5類型に限定されていて、戦う目的での輸出は認められていない。殺傷能力のある護衛艦は、完成品の輸出はできないので、例外として共同開発の形で行うことになる。高市政権はこれから5類型の制限を撤廃し、殺傷能力のある装備品も輸出しやすくしたいと考えている。笹川平和財団上席フェロー・渡部恒雄氏は輸出強化の理由について、軍事力を行使させないために抑止力が重要、輸出で同志国と連携を強めることで抑止力を働かせられると指摘している。また、防衛産業の強化、日本の産業競争力全体を上げることにも繋がるとしている。井上咲楽が「殺傷能力と聞くと不安になる」、松江英夫が「平和国家日本という立場との整合性をどう取っていくか課題となる」などと語った。
高市総理大臣はきょう、就任後初めて能登半島地震や奥能登豪雨による被災地を訪れた。高市総理は黙祷や献花を行った。珠洲市では、土砂崩れの現場は応急仮設住宅を視察。大規模火災があった輪島市では朝市通りを訪問。高市首相は、大型視察の建て替えに活用できる補助金を被害が大きい6つの市や町で増額する方向で検討していると明らかにした。
東京・汐留の現在の様子を背景に、気象情報を伝えた。
9日、皇后雅子さまが62歳の誕生日を迎えられる。10日、オーストラリアで16歳未満のSNS利用禁止の法律が施行される。12日、今年の漢字が発表される。
去年までの10年間で発表された「今年の漢字」リストを紹介。松江英夫が「金が多い。私は「働」だと思う」、井上咲楽が「私は「米」だと思う。今年、精米機をゲットした」などと語った。
エンディング映像。
