2026年3月21日放送 18:00 - 18:30 テレビ東京

知られざるガリバー〜エクセレントカンパニーファイル〜

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(知られざるガリバー)
年商263億円 鉄鋳物メーカー

今回のガリバーは姫路城のマンホールを製造した鉄鋳物メーカー「虹技」。型に溶かした鉄を流し込んで成形する鋳造という技術でマンホール、建設・産業機械用部品、自動車用プレス金型、鉄鋼関連製品など用途に応じた様々な鉄製品を製造している。

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虹技の年商は263億円、従業員数は752人。国内に7か所の製造拠点や営業所を、中国に2か所の製造拠点を展開している。主力事業である鉄鋳物の製造をはじめ、7つの事業分野を手がけている。鋳物製品の製造事業は重さ数キロの小さな物から、国内最大級の150トンを超える大型製品まで手がけていて、製造方法もそれぞれの製品にふさわしい7つの鋳造法で作っている。そのうちの2つの鋳造法で作られた製品は国内シェアトップクラス。虹技が国内トップクラスのシェアを誇るのは溶けた鋼を流し込んで大きな鋼の塊をつくるための容器インゴットケース。大型鋳物は木型鋳造法で製造されている。木型は加工が容易で大型鋳物製造に向いている。木型を鉄の枠で覆い、結合剤を含んだ特殊な砂を注入する。砂が固まった後、木型を抜く。鉄を溶解炉で1500℃以上の高熱で溶かして、砂の空洞に流し込む。約1か月間冷却後、砂の中からインゴットケースを抜き取る。

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虹技が国内トップクラスのシェアを誇る押し出して連続的に円柱状の鉄デンスバーと呼ばれる製品を作る連続鋳造法。デンスバーは中心まで鉄が緻密で均一であることが特徴。溶けた鉄をクーラーで冷却、固まった鉄をローラーで引っ張って鋳造する。様々なザイズや材質、約300種類を作ることができるという。それらは建設・産業機械用部品に加工される。マンホールのような小型の鋳物の製造に使うのは金属の型。耐久性が高いため大量生産が可能になる。虹技のマンホール製造ラインの大部分は自動化されている。近年、豪雨の際マンホールが吹き飛ぶ事故が発生して問題になっているが、マンホールの下から水圧がかかると1cmほど浮いて水圧を逃す仕組みにしている。その他にも虹技は製品に応じて様々な鋳造プロセスを使い分けている。

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虹技の創業は1916年。当時普及し始めていた自転車の部品を作っていた。1918年、おおての造船所から鋳型の製作を持ちかけられたことが転機となって鋳型メーカーの道を歩き始めた。1937年には姫路西向上を建設。1961年には姫路東工場を建設して順調に業績を伸ばしていった。1970年代に入りオイルショックや鋳型製造の技術革新に伴って鋳型の需要が激減。1975年には過去最悪の赤字という危機に見舞われた。最大のピンチを乗り越えられた要因の一つは製品の多角化だった。1950年代には圧延ロール製造、60年代にはデンスバー製造に乗り出して、さらにはマンホール製造と様々な事業を手がけていたことで生き残ることができた。

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虹技に社名を変えたのは1993年。創業77周年、7つの技術を持っているということで「虹技」になった。もともと虹技は多くの熱や塵を出す鋳物製造に欠かせない送風機を自社で製造していた。ごみの焼却には送風機が必要なことから、ごみ焼却場プラントなどの環境関連ビジネスにも乗り出した。さらに金属短繊維を作っている。これまでは熱伝導性や耐摩耗性をいかして自動車のブレーキパッドなどに使われてきた。パソコンやスマホの放熱に金属短繊維が使えないか開発が進んでいる。

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「丁寧なつくり、品質を高めていく、そこに注力していきたい」と山本社長は語った。

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(エンディング)
次回予告

知られざるガリバーの次回予告。

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