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オープニング映像が流れた。
山形と宮城の県境をまたぐ「蔵王連峰」は標高1800m級の頂が連なっている。その中腹の標高900m付近の蔵王温泉。スキーシーズンにはおよそ40万人の人々が訪れる。辺りには硫黄泉特有のゆで卵のような香りが漂っていた。ここで足湯ならぬ手湯を発見し、常に源泉がかけ流されていて温度は46度ほどと熱めだがかじかんだ手がすぐに温まる。
3つある共同浴場の1つ「上湯共同浴場」へ入っていく。壁や床・浴槽まで手作りの趣ある浴室となっており、細かい湯の花がうっすらと膜を張るように浮いていた。
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- 上湯共同浴場
きょうの宿は和歌の宿・わかまつや。1655年創業の老舗である。わかまつやは地元・山形の歌人である斎藤茂吉がこよなく愛した宿となっている。斎藤茂吉は生前ここによく逗留し、多くの歌を残したという。泊まるのは和室とベッドルームの洋室がある特別室で客室専用の内風呂もついている。部屋に置いてある小箱を開けると短冊と筆ペンがあった。一句「蔵王の湯 雪の景色に 癒やされる みずほ」と詠んでいった。
男女別の大浴場は自家源泉でかけ流しとなっている。浴室にも斎藤茂吉の残した歌があった。開湯1900年の長い歴史を持ち全国に名の知れた蔵王温泉だが、蔵王という名前で広まったのは戦後のこと。それまでは「最上高湯」と呼ばれていた。外には2つの湯船がありわかまつやの代名詞といえるのが大岩風呂である。20トン近い蔵王山の巨大な岩をくり抜いて湯船にしたという豪快なお風呂となっている。蔵王の硫黄泉はコンクリートを溶かすほどの強酸性だが、蔵王石は耐久性が高く長持ちするという。
夕食は食事処でいただくこととなる。地元の食材を活かした品々となっていた。「中トロとサーモンの造り」「A5山形牛のしゃぶしゃぶ」「うなぎ飯」などを食べていった。
「蔵王中央ロープウェイ」に乗ってみることとなった。山頂の駅では長靴とストックを無料で貸し出してくれ、展望台までは徒歩1分となる。辿り着いたのはいいがこの日は曇り空と突風となっており速やかに退散した。
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- 蔵王中央ロープウェイ
冷えた体を温めに麓の共同浴場へ。蔵王温泉の中で特に新鮮なお湯を体験できるのが「川原湯共同浴場」である。上湯よりも一回り小さめの湯船が1つあり、浴槽全体がすのこ状になっていた。浴槽の真下に自噴する源泉があり、すのこの下から空気に触れる間もなくお湯が満たされていた。
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- 川原湯共同浴場
1月のある日の早朝、旅館組合の人たちが集まり年に1度の特別な行事が行われることとなっていた。蔵王温泉の3つの共同浴場を一斉に清掃する「洞開」である。洞と呼ばれる浴槽の栓を開けてお湯を抜くことにちなんで呼び、江戸時代から続けられてきた大事な共同作業だという。
標高およそ900mで山の斜面にある蔵王温泉。ゲレンデの目の前に立つスキーヤーに大人気のホテルがある。きょうの宿「JURIN」は4年前にリフォームされ、洗練されたロッジの雰囲気である。
木造りの落ち着いた雰囲気の内湯は源泉かけ流しで温度は43度ほどである。お湯の源は蔵王で徳に古い歴史を持つ旅館「深山荘 高見屋」にあり、白銀に染まった林を眺める露天風呂もある。
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- 深山荘高見屋
食事処でビュッフェスタイルの夕食。グラタンにキッシュ、パンにチーズなど洋食中心のメニューが並ぶ。山形の地酒やワインも飲み放題となっている。「芋煮」「蔵王牛のグリル」などを食べていった。バーラウンジでくつろぎの一時となった。もう1つの内湯も天井から床まで木造りとなっていた。
エンディング映像が流れた。
