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オープニング映像が流れた。
奥羽本線の東根駅から車で5分ほどの場所にある温泉へ。田園地帯の奥に温泉街がありやって来たのは「民謡の宿 あづまや」。さくらんぼ東根温泉がお湯の色で紅茶のような琥珀色のお湯からはかすかに粘土のような香りがする。開湯は明治43年であり、昔からこの一帯は水田で人々は稲作で生計を立てていたが元々水源が少なく明治後期には度々水不足に悩まされていた。そこで新たな水源を求めて田んぼの一角に井戸を掘ったところ、偶然にも温泉が湧いたという。
次に目指すのは名峰・月山にいだかれた秘湯。積雪が7mを超えたこともある豪雪地帯である西川町・志津地区を目指す。やって来たのは「変若水の湯 つたや」でウェルカムドリンクは温かい山ぶどうジュースである。ベッドタイプの客室からは真っ白に染まった山の景色が見えていた。大人数で泊まれる専用風呂がついた特別室もある。
大浴場の湯船の底はすのこのような作りになっている。月山を始めとする出羽三山は山岳信仰の聖地で昔から多くの修験者が訪れてきた。宿の名前になっている「変若水」とは聞き慣れない言葉だが、月山にちなんでいるという。露天風呂はすっきり雪に囲まれていた。
食事処でいただく夕食は山の味覚を中心とした品々が並んでいた。「山形牛の鉄板焼き」「岩魚の森のキノコ焼き」「煤茸(香茸)ご飯」などを食べていった。
男女別のもう1つの大浴場へ入り、すっぽりと雪に覆われた石造りの露天風呂は多少ふぶいても体はしっかり温まっていた。
宿の裏手に本格的なサウナがあり、男女兼用のフィンランド式サウナで10人以上入れる広さとなっている。じっくりと汗をかいたら雪にダイブし雪国ならではのととのい方となっていた。
続いて山形県屈指の名湯の宝庫として知られる米沢へ。吾妻山の中腹標高900mの白布温泉には数軒の宿が点在している。シラブとはアイヌ語で霧氷のできる場所という意味であり、鎌倉時代末期にはすでに温泉が発見されていた。温泉街の中心に立つ東屋は白布温泉の中で最も歴史の古い宿である。およそ700年前の開湯以来、そのお湯を守り続けてきた。客室は全部で13室となっている。
高い天井が開放的な大浴場では湯船に絶え間なくお湯がかけ流されている。年季を感じさせる湯船は石でできていて、戦国時代末期から使い続けているという。宿の源泉は裏山を500mほど登ったところにある。仕切りの向こうには豪快に流れ落ちる東屋の名物である打たせ湯があった。
夕食の時間となり米沢ならではの料理が並ぶ。「冷や汁」「鯉のあらい」「米沢牛のすき焼き」などを食べていった。石風呂と名の付いた貸切風呂は庭にあった大きな石を2年掛けてくり抜いて湯船にしたそうである。雪景色を眺める露天風呂もあった。
エンディング映像が流れた。
