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始まりは70日前、サンシャイン池崎らに国民的お菓子の完全再現がテーマとして出された。今回は「作れるものなら作ってみろ」といった メーカーからの挑戦状のようなもlのがあった。それは「ガリガリ君」。
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- ガリガリ君
ガリガリ君は1981年発売開始、現在でも年間4億本を売り上げるという。まずガリガリ君を試食、特徴は外側と内側の二層構造。一旦ガリガリ君をバラバラにして確認する。またソーダ味の謎を解明しなくてはならない。成分表には砂糖やリンゴ果汁、さらにはライム果汁や水飴が使われていることが示されている。しかしその配分も問題になる。まずはこれらの材料の配分を変えて試していく。またここでサイエンスアーティストの市岡元気から酸味料が必要ではないかとアドバイスを得る。これで味は本物と遜色のないものが出来上がる。後日これを青く染める青く染めるのに必要となる着色料「スピルリナ」というもの。スピルリナとは植物プランクトンで、水で濾すと青い着色料ができる。これを先日作った液体に混ぜ、ガリガリ君同様の色に変化させる。
元となる液体は出来上がったが、ここでガリガリ君の2層構造の謎に迫るが、ここはガリガリ君を生産する赤城乳業が助け舟を出してくれる。早速サンシャイン池崎らはガリガリ君を生産する工場へ。しかし赤城乳業の社員の方々はできるわけがないという。ガリガリ君は型の中に液体を入れ、外側を凍らせる。その後余った液体を抜き取り、これを中の層にしていく。重要になるのはマイナス32℃で外側を急冷し、その後中身を凍らせるスピード感。これは家の冷凍庫では非常に難しい。ここで向上を自宅で再現するために自宅で様々なものを作る大学生である若山さんが来訪。工場見学後に自宅で急速冷凍が可能な設備の研究をしてくれていた若山さん、用意したのは自転車と発泡スチロールとゴム紐。自転車の後輪にゴム紐を設置し、回転するパーツを取り付け、氷を満たした発泡スチロールの中でアルミで作った型を回転させる。氷に食塩を混ぜることで急冷が可能になるという。各工程を役割分担し、急速冷凍を開始。さらに外側が凍るタイミングに合わせて中身を入れ、棒を差し込む。ここからさらに回転させ凍らせていく。果たして家にあるものだけでガリガリ君は完成するのか。
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- 本庄千本さくら 5S工場赤城乳業
果たして自宅でガリガリ君は完成するのか。アルミの型を外すとガリガリ君が完成、構造も二層になっており味もほぼガリガリ君となった。70日かけて完成したガリガリ君を赤城乳業に持参することに。
1995年に発売開始されたじゃがりこはポテトチップスに並ぶ人気商品。さらにじゃがりこの作り方はトップシークレットで、カルビー内でも知る社員は少ないという。成分表を確認すると手に入りにくいものはなく、ポテトサラダのようなものを作ればよいのではと考えた。しかしその食感が問題となる。再び市岡元気さんを招いて高性能カメラを使用しじゃがりこの構造を探る。表面の構造から見るに揚げていると考えらえる。さらに中が空洞になっていることが食感の秘訣のようだ。まずポテトサラダを揚げてみるが、じゃがりこには程遠かった。まずじゃがりこを水に浸し、ポテトサラダから必要のない材料をピックアップ。改めて材料を混ぜる、その中で脱脂粉乳とアミノ酸を加えることに。味は限りなく近づいたが、食感が問題になる。ここでネット上にカルビーの公式の作り方があったため、その手順のとおりに作っていく。その中で乾燥が重要になる様子。空洞になるように揚げるために串で刺す。
数日後にじゃがりこの材料を揚げていくが食感が程遠かった。1500パターンを検証するが万策が尽きてしまう。そんな中工場見学で出来立てを食べさせてくれるという。製法に関しては教えてもらえなかったが、様々な味がある中で製法自体は変わらないという。
カルビーの工場で出来立てのじゃがりこをいただくことに。できたてから食感は販売され散る状態だという。ここで乾燥じゃがいもを入れることが大切だというヒントをもらう。熱風乾燥と電子レンジ、2度の乾燥を経ることで、生地は膨らんだ。これを揚げると割った時のパキッとした完食が再現される。食感もじゃがりこのものにかなり近くなったという。制作期間70日で完成。カルビーを訪問し、担当の方に判断してもらうことに。
番組はTVerで配信。
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2024年8月4日（15：30）