- 出演者
- 大家志津香 杉浦太陽 藤田智
東京農業大学農学部で大根を収穫したが、大根が短かった。高畑健教授は、園芸学研究室としてはしっかりと原因を救命して今後の栽培に生かしていきたいなどとしている。
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オープニング映像。
大根は耕しが不十分で石の塊などがあると又根になりやすい。東京農業大学の学生らが土の耕し方によって大根の又根ができるかを検証してくれた。耕し方の違う4区画で栽培した結果、全ての大根が又根にならなかった。農作業の前には塩分と水分をとる。太くまっすぐな大根を育てるには土をよく耕すことが大切。耕したら完熟牛ふん退避・化成肥料を入れて再びよく耕す。
視聴者からのお便りを紹介。とても辛みが強かった理由についての質問があり、藤田さんは腐葉土や堆肥を多く入れて土壌改良することをすすめた。ストレスで大根が辛くなるという。
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畝を立てたらマルチを張る。大根役者という言葉があるが、白い色から素人役者という意味に転じた説、大根おろしが胃腸の働きを助ける消化酵素により「当たらない」から人気が出ないという説の2つがある。大根には青首と白首に2種類がある。初心者は青首品種がオススメ。青首大根は品種改良が進んでおり、栽培期間も白首よりも短く済む。さらに、青首大根は病気に対する抵抗性が強い品種がある。種まきは30センチ間隔で穴を開けて行う。1か所に5粒蒔く。発芽まではしっかり保温し、マルチ・籾殻不織布ををかける。1回目の間引きは双葉が開いたら3本にする。発芽後は不織布を外して防虫ネットをする。2回目の間引きは本葉が2~3枚になったら2本にする。3回目の間引きは本葉が5~6枚になったら1本にする。
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園芸学研究室は大根の間引きで収穫にどのような違いが出るのか検証した。実権開始は5月28日。1本あたりの平均量は、1本区は1257g、2本区は567g、3本区は374g。1か所あたりの総量を見てみると、1本区は1257g、2本区は1134g、3本区は1122g。間引きをしなくても1所あたりの収穫量は大差ない。実権した学生の栽培方法の好みを聞いたところ、1本は3人、2本4人、3本は3人とバラバラになった。大根栽培には厳しい5月の実権だったため、秋栽培であれば2本3本でも大きくなったかもしれない。大根は9月にタネをまいて11月に収穫するのが1番いい。大根おろしで比べると、3本区は震えるほど辛い。千切り大根にしても、2本区・3本区が1本区に比べて苦味えぐみを感じたという。一方、おでんにすれば差はあまり感じなかった。
きょうの内容は「趣味の園芸 やさいの時間」テキスト8・9月号に掲載されている。
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エンディング映像。
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次回は「15周年選プレミアム」。
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