2026年10月3日放送 22:00 - 22:54 日本テレビ

追跡取材 news LOG

出演者
竹内真 森圭介 和久田麻由子 鈴木砂羽 
(オープニング)
今夜のnews LOG

千葉大雨被害。個人情報漏えい。闇マーケット。人手不足バス業界。

オープニング

ゲストは俳優・鈴木砂羽。

(ニュース)
最新 大型で強い「台風27号」影響は

台風27号は火曜日頃にかけて非常に強い勢力で小笠原諸島の東に進み水曜日は日本の東を速度を速めて北上。関東、北日本の太平洋側では波、うねりが強くなりそうだが雨や風が強まることはなさそう。ことしはすでに去年1年間の台風と同じ数に並んでいる。鈴木砂羽は「とても多いという印象、自治体からいただいた防災マップ、ハザードマップを手元において避難先は確認している」と話した。千葉県では土砂崩れや冠水などがいまも住民を苦しめている。

崩落や冠水 今も残る被害の実態

千葉県市原市ではいまだ被害に苦しむ場所がある。道には大量の土砂が流れ込んでいた。大蔵地域には約10世帯が暮らしている。別の道路もあるが大きく崩落し通ることができない。消防団員が撮影した映像には土砂崩れに巻き込まれた消防車や傾いた電柱が映っている。現在、電源車両が来ているため電気は使える。消防団員の佐久間勝広さんは「今まで見たことないくらい崩れたんだなという感じがした」と話した。台風25号から約2週間、いまも残る被害の実態を取材。苦悩する住民の生活を追った。

停電長期化 11日目に“家族の歓喜”

消防団員の佐久間勝広さんは台風被害を受けた地域の見回りを続けているが本人の自宅も大雨の影響を受けている。4人暮らしも先月21日から停電が続いている。停電5日目の取材では子どもたちが疲弊していた。11日目には生活に大きな影響が出ていた。冷蔵庫が使えないため作り置きができずその日食べる分だけを買う日々。その日10日ぶりに電気が戻り停電中は水が使えなかったが水も出るようになった。8歳の息子は「いまではみんなと楽しく食べているからいつもの生活に戻った」と話した。

今も冠水続く“梨の収穫”ボートで

千葉県白井市はいまだ冠水被害が続いている。住宅街で住民は不便な生活を強いられ梨農園の梨も水に浸かっている。梨農家の男性は被害を受けていない梨をボートで収穫していた。農園の奥まで冠水している。男性は「根っこがやられて木がだめになってしまう」と話した。市は24時間態勢で排水作業を続けているが完了までに約1週間かかるという。

“盛り土崩落”指摘されてきた危険性

今回の台風被害。特徴の1つに盛り土の崩落がある。千葉県市原市では農業用の倉庫が土砂で潰れている。袖ケ浦市でも水田や道路に土砂が流れ込んでいる。千葉県によると盛り土の崩落被害は4か所で起きている。酒々井町馬橋地区では盛り土が崩れ車2台が巻き込まれている。もう1か所では太陽光パネルが一部崩落している。この場所は10年前にも盛り土が崩れ冠水。町は盛り土の撤去を要請するも事業者は応じなかったため行政代執行で撤去予定だった。静岡大学・防災総合センター・北村晃寿センター長は「水がたくさん入って軟弱になっている、水が入って崩れるということは水が入れるだけの隙間が粒子と粒子の間にあるということ。そのこと自体締め固めが十分ではなかった」と話した。2021年に静岡県熱海市で起きた大規模な土石流などがきっかけで新たに「盛土規制法」ができたが今回被害にあった4か所のうち2か所は盛土規制法ができる前に積まれていて行政が危険性を指摘していた。袖ケ浦市大竹地区は盛土規制法ができたあとに無許可で積まれたものだった。盛り土の撤去は本来業者が対応すべきもので北村氏はすべて行政が対応するのは難しいため危険度の評価が必要という。

“免許証画像”漏えい…悪用リスクも

個人情報の漏えい発表(可能性を含む)企業はデジタル庁、ロート製薬、集英社、日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便、セイコーマート、LEAN BODY、原子力機構、吉野家HD、スターツ出版、アバハウス、ニチレイ、ファインズ、ニッポンレンタカー、イープラス、第一ライフグループ、千葉銀行など。タイムズカーでは不正アクセスにより運転免許証の画像まで漏えいした。タイムズカーを利用していた都内の会社員の男性は「個人情報が漏えいした」とメールが来た。タイムズカーなどを運営するパーク24は不正アクセスで個人情報が漏えいしたと発表。漏洩したアカウントは最大約660万件。うち約160万件で運転免許証や学生証などの画像漏えいを確認。これまで不正利用は確認されていない。漏えいしていた利用者の大学生は「自分のことじゃないと思っていた、内心ドキドキしている」と話した。立命館大学・上原哲太郎教授によると漏えいした免許証画像は“なりすまし”にも使えるので勝手に口座が開設されるなど悪用されるリスクが高いと指摘している。さらに漏洩した運転免許証の画像などは闇サイト上で売買されるケースもある。中国語の闇サイトでは免許証の画像が並んでいる。日本の運転免許証は1000枚で122ドルで出品され支払いは暗号資産。また健康保険証やマイナンバーカードも売られている。こうした画像が犯罪組織に渡り詐欺などに悪用されるケースもある。

“免許証画像”漏えい対策は?

サイバーセキュリティに関わる動向を調査分析しているソフトバンク・辻伸弘さんを紹介。免許画像が漏えいした大学生、会社員からは「怖い、不安」と言った声が上がっていた。鈴木砂羽は「個人情報が漏洩したと連絡を受けたことがあった」と話した。「免許証の画像」の漏えいのリスクは「なりすましに悪用」。本人確認書類として消費者金融、銀行から知らぬ間に借金を背負わされる。漏えいした画像をもとにAIで本人映像を不正に作成されるなどのリスク。辻さんは「一旦立ち止まって冷静になる、金融機関、携帯を契約する際は最近審査が厳しくなっている。クレジットカードもいくつかのハードルがある」。不正利用防止の対策として同じパスワードの使いまわしは変更する、信用情報機関へ届け出てなりすましを防ぐ。信用情報機関(CICクレジット会社など(手数料あり)、KSC銀行など、JICC消費者金融などは問い合わせが殺到していてつながりにくい)。辻さんは「日頃からの強化策を実施していく。パスワードは僕の母親は紙に書いている」。タイムズカーを運営するパーク24は16日をめどに調査結果を案内する予定。また補償については現時点では答えられないとしている。

最新 簗農水相「発言を控えたい」繰り返す

梁大臣は自治体の予算を自らの意向で大幅にカットしたなどと発言したと一部週刊誌が報じている。改めて「個人としての政治活動については発言を控えたい」と繰り返した。梁農水相は熊本県内各所で熊本地震からの復旧状況を視察後、疑惑について記者団に「発言を控えたい」と繰り返した。記者が梁大臣の音声とされる音源を大臣自身が聞いたかと質問すると農水省職員が視察に無関係の質問は控えるよう制する場面もあった。

“予算カット発言”対応に問題は?

簗農水相の地元の自民党員も「品性を疑う」と話している。竹内真は「選挙を応援してくれないと予算をカットしますよと露骨な発言。行政の公平さが疑われるような発言。すっきりと釈明したり説明したりしなかったことで野党は「火種になる」と話している。来週国会が始まり政権にとっても火種になるという風に思っている」と話した。

“深刻”運転士不足で減便・廃止加速

千葉県では大雨被害でJR内房線一部区間が運休となりおとといから「都営バス」を使用した臨時運行が始まった。路線バスに外国人運転士が注目されている。先月東京・武蔵野市の吉祥寺駅。バス利用者は「バスの本数が1時間に3本から2本になった」「本数が少なくて困っている」と話した。千葉市のJR幕張駅発着の花島公園線の一部区間が廃止となった。加速する路線バスの減便や廃止。大きな要因となっているのが運転士不足。若いなり手の不在で4年後にはバス運転士が3万6000人不足すると試算されている。いま期待されているのが外国人バス運転士。神奈川県川崎市の東急バス虹が丘営業所には外国人運転士13人が働いている。インドネシアから来た31歳のカウトサルさんは今年2月に来日して入社。約半年間の研修経て運行デビューを目指している。インドネシアでは日本式の教習施設が次々と誕生している。去年完成した施設では日本式の教習所が再現されている。インドネシアの平均月額賃金は約3万円前後なため日本のバス会社で働くことを夢見る若者は多い。カウトサルさんは自宅でも時間さえあれば日本語を勉強している。インドネシアには妻と2人の子どもがいる。もともと土木工事をしていたが「子供たちを大学まで行かせられない、日本で働きます」話した。給料は日本人運転士と同じで節約しながら毎月約5万円を家族に仕送りしている。同僚たちもカウトサルさんを応援。

外国人運転士 人手不足“切り札”に!?

先月17日、東急バスでインドネシア人のカウトサルさんが単独運行デビュー。ICカードのチャージにも対応。カウトサルさんは「子どもを大学まで行かせたい、日本で頑張って仕事したい、それがやりがい」と話した。特定技能1号の資格で来日している。来日期間は最長で5年。日本バス協会は期間の延長などを求めている。

(気象情報)
気象情報

東京・渋谷からの映像を背景に全国の気象情報を伝えた。

(エンディング)
エンディングトーク

鈴木砂羽は「台風も個人情報も守ってもらえると思い込んでいた、自衛をしっかりとやっていかないと」と話した。

(番組宣伝)
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