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田中要次がやってきたのは愛媛県佐田岬半島。知る人ぞ知る日本一細長い半島だという。佐田岬みつけ隊は佐田岬の独特の風土の調査や文化財の保全、その魅力を伝える活動もしている。佐田岬みつけ隊の山根さんが連れてきたのは釈迦の洞。あちこちに鎮座する石仏はお遍路や西国巡礼の霊場にある御本尊や観音様を模したものだという。
オープニング映像。
田中要次が佐田岬半島の名取集落へ。佐田岬みつけ隊の宮部さんが案内するのは江戸時代以前からあったという石垣。佐田岬で多く取れる緑色片岩は薄く割れやすいために石垣造りに適している。石の向きを交互に入れ替えて強度を上げる罪重ね方は安定性も高く道路づくりにも使用されていた。急斜面の多い土地に家屋を作るために巧みに積み上げてきた石垣。家屋だけでなく、みかん畑にも利用されている。また貴重な水源があり、社交の場でもあったという。田中は次にイノシシの罠を仕掛けていた伊勢典昭さんの元へ。山にはイノシシがたくさんいて、みかん畑を守るために罠を仕掛けるハンター。鳥獣被害対策をしたいと北海道から移住し、営業マンから転職した。殆どが処分されてしまう野生鳥獣の食料消費率を上げたいとジビエの開発をしている。
自慢のジビエをごちそうしてもらうことに。田中はイノシシのすね肉を低温調理したものを食べた。伊勢さんは映画の世界のようなものをジビエで体現したいと答えた。半島ならではの伝統工芸があると聞いてやってきたのは二名津。伝統工芸の裂織の工房のをへやは夜には居酒屋になるという。その裂織は織物を糸状に解いてしたものを織っていくという。平地の少ない佐田岬では、綿花の栽培は後回しで、半島暮らす人々は古くなった布を再利用して大切に育ててきたという。そんな先人たちの知恵に惹かれ広島から移住してきた橋田さんは、今では裂織教室も開くほどだという。田中も裂織体験を行った。1時間かけて作ったのは猫の首輪だった。体験後に田中はビールを飲んで美味しいと答えた。
田中は佐田岬半島で漁を手伝っていた。伊勢海老漁をしていて伊勢海老を網から出す方法を学んだ。その伊勢海老をもって民宿大岩へ。そこで伊勢海老を丸ごと捌いた。まずは刺身でいただく。味の感想に田中は甘みがあって美味しいと答えた。次に炭火焼き。田中は味の感想に美味しいと答えた。さらに伊勢エビの漁師汁を食べる。味の感想に田中はこんな汁を飲んだことがないと答えた。さらに佐田岬半島の先端にやっていた田中はそこで絶景を楽しんだ。田中は今日の感想に楽しい人がいっぱいいたと答えた。
エンディング映像。