- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 千秋 つまみ枝豆
オープニング映像。
ゲストはつまみ枝豆。2020年にTAPの社長に就任。これまでにTAPのタレントが続々出演しており、井手らっきょはフローレンス・ジョイナーのシューズを鑑定依頼。結果は45万円と中途半端。ラッシャー板前は中村岳陵の掛け軸の鑑定を依頼。ところが結果はニセモノで1000円との判定。つまみ枝豆の依頼品は武田信玄の書状。これまた1000円の判定。社長の沽券にかかわるとリベンジに挑む。
つまみ枝豆が登場。依頼品は源義経の書。本人評価額は700万円。結果は1万円。愛知東邦大学教授は残念ながらニセモノとコメント。この書は江戸時代の形のものだという。紙もわざと汚して時代付けをしているという。信仰の対象として作られたのではないかとも話した。
福岡県北九州市門司でお宝を鑑定。石田さんが鑑定依頼するお宝は江戸時代に作られた日本最高峰の磁器。購入額は1000万円だと言う。
依頼人の登場。依頼品は色鍋島の皿5点。江戸時代前期、佐賀藩初代藩主・鍋島勝茂は徳川家への献上品を作らせるため、有田から優れた陶工を集め、新たな磁器の制作に取り掛かった。そして生まれたのが鍋島焼。その種類は染付、色鍋島、青磁の大きく分けて3種類。色鍋島は黒はほとんど用いず、木杯形が特徴。大きさは厳格に決められている。依頼品は七寸皿が1点、五寸皿が3点、変形皿が1点の計5点。
5点1000万円で購入したという色鍋島の焼き物。鑑定額は1100万円だった。七寸皿が500万円などとなっている。森由美氏は江戸時代のものと見られ、最盛期に作られたものでありしっとりとうるおいのある作りとともに、線の滑らかさも特徴だとしている。変形皿は鍋島の様式が出ていない貴重なものだという。
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きょうはユニークなコレクションを紹介。
石川剛さんのコレクションは菓子などについてくる食玩であり、その総数は1万点を超えるといい、家族で箱買いもしているが食べるのが大変な生活だったという。アルフォンス・ミュシャの「花」を立体化したフィギュアはタカラと海洋堂のコラボで作られたのだといい、1000個限定であるとともに1000個限定だった。ヒメネズミのフィギュアはPARCOで販売されたものだといい、ハートの有るレア物もしっかり確保していた。妻も連れて箱買いするほどだったが当時は手に入れられず、他のコレクターとの交換でなんとか手に入れたという。
石川さんの依頼品は海洋堂のフィギュアボックスセット。海洋堂が本の出版記念パーティーで手掛けたものだといい、タカラのロゴが入っている宝船には海洋堂の海の文字が見られるなどオリジナリティもある。ちゃぶ台と朝ご飯というセットが最も好きなのだという。本人評価額は10万円だったが評価額は2万円。北原照久氏は海洋堂は技術力から評価されているものの、人気が落ち着いてきている状況と言及。
小林豊さんのコレクションは釣りの魚籠。釣りを趣味とする中でそ角張ったものから丸みのあるものなど多種多様な作りに惚れたのだといい、持っていないものも集めたいとの思いがあるという。1つ1つの竹を半分ずつ削り色の濃い部分と薄い部分に分けて作られたものや、薄く削った竹を用いていて間接照明としても美しさを楽しめるものがあるという。
魚籠を題材とした写真集を手掛けるほどだという小林さんだが、魚籠を彩るのにふさわしい滝を背景にするのに悪戦苦闘したという。そして、最も気に入っているのは太田徳太郎の魚籠だという。太田徳太郎は籠寅との異名があり、小林さんも本人にリクエストして50万円をかけて作ったのだという。4つに別れるのが特徴で下段に魚を入れ、それ以外の段に釣り道具を入れて運びやすくする考えがあるが大切に保存して楽しんでいるという。本人評価額は50万円だったが、評価額は80万円。勝見充男氏は太田徳太郎は魚籠の最高傑作を手掛けてきた人であり、3年物の竹を使うとともに竹ひごづくりにも14種の小刀を使い分けるなど職人のこだわりを持つ人だと紹介。
大島さんのコレクションは、KawasakiのZ1とZ2。Z1は1972年に輸出用として、Z2はその翌年国内用として生産された。珍品コレクション第3位は、通常のフェンダーよりも少々長いロングフェンダーが用いられているZ1。テールランプは、下にプラスチックのパーツがついていて、ハカマテールと呼ばれる仕様になっている。第2位は、アメリカの警察官が乗っていたというZ2。無線機やサイドボックスがついている。大島さんのお宝は、車体番号12番のZ2。2年前、ネットオークションで購入したという。本人評価額は、1973万円。
Kawasakiの車体番号12のZ2の鑑定結果は、1000万円だった。本人評価額には届かなかった。ホイールなど一部パーツが交換されていたり、塗り直されたりしていて、大きな転倒などによる歪みも見られた。パーツがすべてオリジナルならば、3000万円だという。
眼鏡店を営む岩井さんのコレクションは、「小さなバイキングビッケ」。スウェーデンの児童文学作品で、とんちでピンチを切り抜けるバイキングの少年の物語。収集歴は30年。ヨーロッパや台湾にも足を運んで収集してきた。岩井さんの珍品コレクション第3位は、ビッキーと書かれたお茶碗。ビッキーは海外での呼称。日本でアニメが始まる前、「ビッケ」にするか「ビッキー」にするか決まっていない時点で作られたものだという。第2位は、5体限定のクリスタルビッケ。価格は10万円だという。第1位のお宝は、指人形。アニメ放送当時の1974年、乳製品の懸賞でもらえたもの。10年ほど前、ネットオークションで1万円で落札した。箱がなかったため、5000円ほどで別で手に入れたという。本人評価額は3万円。鑑定結果は12万円だった。箱と指人形がセットで揃っているため、高額になったという。いずれも状態が良く、箱には説明書も残っていた。
愛媛県・新居浜市でお好み焼き「石」を経営する南波誠さんのお宝はメジャーリーガー ジョー・ディマジオのバット。ジョー・ディマジオは1932年にサンフランシスコ・シールズに入団するとすぐに当確を表し、1936年にはニューヨーク・ヤンキースに移籍した。移籍後1年目は打率.323など好成績を残し、翌年には本塁打王を獲得した。1941年には5月15日にホワイトソックス戦でヒットを放ったのを皮切りにそこから2ヶ月間かけて現在もメジャー最高記録の56試合連続安打を達成した。引退後にはマリリン・モンローとの結婚を発表するなど世間を驚かせ、新婚旅行で日本を訪れたこともあった。アメリカにある古着店に知人が入った際にこのバットを見つけ、知人が買ってきてくれたものだという。
依頼品は「ジョー・ディマジオのバット」。本人評価額は560万円で、結果は1970年~71年頃に製造された市販品で5000円だった。
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この後のWBSでは日米間税交渉の結果などを紹介。