- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 前田登(はりけ~んず) 新井義幸(はりけ~んず) モーリー・ロバートソン
オープニング映像が流れた。
本日のゲストは、コンビ結成46年目にしてようやくテレビに出られた漫才師はりけ~んず。ボケ担当の前田登さんは、1970年大阪府大阪市生まれ。ツッコミ担当の新井義幸さんは、1971年京都市生まれ。出会いは、共にアルバイトしてきたケーキ屋さん。前田さんが19歳のとき、当時俳優を志していた新井さんの大根芝居を見て「芸人の方が向いている!」と必死に口説き落とし、1990年にコンビを結成。しかしテレビの出演依頼は一切なく、泣かず飛ばず5年目にしてようやく回ってきたのが、鑑定団の前説。いまだ卒業出来ず32年目に突入。しかし、ついに今年THE SECONDでベスト4に輝きようやく注目を浴びた。実は決勝当日も前説していて、良い結果がでたらゲストとして出演できることになっていた。前田さんは「あんなに楽しかった一日はない」などとコメント。
はりけ~んず前田のお宝は「ロレックスの腕時計」。父親の形見。東住吉区の針中野の商店街で購入したという。鑑定結果は、45万円。1982年か83年に作られたオイスターパーペチュアル エアキングモデルの本物に間違いないという。ロレックスの中では比較的シンプルで人気モデルで、生産個数がかなりあったという。日焼けがほとんどみられず新品時に近いコンディションを保っていれば価値が下がることはまずないという。
愛知県・犬山市に住む大井雅雄さんが持ち込んだお宝は20年前に55万円で購入した幻のワイン、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティの「ロマネ・コンティ(2001年産)」と「モンラッシェ(2002年産)」。ワインの一大生産地 フランス・ブルゴーニュ地方で赤・白それぞれ最高峰のワインだと位置づけられていて、高い希少性故に飲むより語ることの方が多いと言われている。ロマネ・コンティのブドウ畑では1990年から農薬や除草剤を一切用いない農法を採用していて、99年からは土の表面を傷めないように馬を使って耕すなど徹底した品質管理を行っている。一方モンラッシェのブドウ畑は斜面の中腹に位置して土壌は石灰分の多いアルカリ性で、谷から発生する気流でカビのリスクも少ない。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティのモンラッシェの生産数は年間2000~3000本程で、手に入れるのが難しい希少性を誇っている。
大井雅雄さんが持ち込んだお宝は20年前に55万円で購入した幻のワイン「ロマネ・コンティ(2001年産)」と「モンラッシェ(2002年産)」。本人評価額は300万円で、結果は両方とも本物でロマネ・コンティ420万円、モンラッシェ280万円の計730万円。特に2001年のロマネ・コンティ、2002年のモンラッシェは良作と言われていて、価値を押し上げた。
外国人のお宝鑑定大会。ゲストはニューヨーク生まれ、広島育ちのモーリー・ロバートソン。
一人目は「七人の侍」をみて日本に憧れたリエヴェン・アントニー。大学で日本語を専攻し、卒業後の2011年に国際交流員として来日。たまたま訪れた鳥取・三朝町に一目惚れし、現在は三朝温泉観光協会の事務局長を務めている。町を舞台にした映画も制作している。依頼品は三朝町・南苑寺の「鬼瓦」。昭和2年の創建に合わせ鬼瓦職人が制作したもので、角度によって表情が変わる。4年前の土砂崩れで寺が倒壊し、破損を免れた鬼瓦を観光資源にしたいという。本人評価額は333万円で、鑑定の結果150万円の値がついた。
2人目は20年来の鑑定団ファンだというダリウス・シソン。祖母が日本人で、1997年に三重県に移住。日本食にハマってしまった。依頼品は「乾隆年製の花入れ」。来日当初から日本語勉強のために鑑定団を見始めたが、骨董品の虜になってしまった。依頼品は2年前にリサイクルショップで300円で購入した。本人評価額は10万円で、鑑定の結果3万円の値がついた。20世紀後半の中国・江西省の焼き物だという。
3人目は長野・軽井沢を拠点に画家として活動しているデビット・スタンリー・ヒューエット。日本には日本史を学ぶために留学生として訪れたのが初めて。武士道をテーマにした絵を複数制作しており、帝国ホテルなどで飾られた事があるという。依頼品はスペインの画家・ベンハミン・パレンシアの油絵。ニューヨークで銀行員をしていた祖父が大切にしていたもので、2004年に祖父が他界。ニューヨーク州では遺言がない場合、財産を州にほとんど取られてしまう。この絵も取られたが、翌年にニューヨーク州がオークションに出品した際に150万円で落札した。本人評価額は150万円。
150万円で落札したスペインの画家・ベンハミン・パレンシアの油絵。本人評価額は150万円で、鑑定の結果700万円の値がついた。本人の絵で間違い無く、マドリード郊外の大地が描かれている。
続いて東京を中心にモデルとして活動するアントン・ウォールマン。モデル以外にも趣味のDIYを活かして古い家をリノベーションする様子を配信するYouTuberとしても活動しており、登録者数は65万人。依頼品は屋久杉のテーブル。半年前にいつもDIYの相談をしている材木屋さんを訪れた時、社長にプレゼントされた。本人評価額は20万円で、鑑定の結果35万円の値がついた。屋久杉は2001年から伐採が禁止されているため貴重とのこと。屋久島で採れた杉のテーブルで、こちらは樹齢500年~600年の小杉を使用したもの。屋久杉と言えるのは樹齢1000年以上のものだという。
続いてアイルランド料理店を営むアラン・フィッシャー。敬愛するアイルランド系作家。小泉八雲が住んでいた島根・松江市に店を構える。一昨年、2日間ひたすらパンを焼き続けるベーキングマラソンと、6日間シチューを作り続けるクッキングマラソンという2つのギネス世界記録に挑戦。8日間厨房に立ち続け達成した。依頼品は伊万里焼の大皿3点。去年、かつてしじみ漁で財を成した方の邸宅を家財道具を含め丸ごと買い取った。皿は応接間でショーケースに入っていた。元々日本の歴史に興味があり、本物であれば家宝になるという。本人評価額は10万円で、鑑定の結果3万2000円だった。明治前期の有田焼とのこと。
佐賀市に住む谷川靖夫さんが持ち込んだお宝は柳沢淇園の掛け軸。柳沢淇園は江戸中期の武士である一方文人画の先駆者としても知られていて、若くして武士として出生した後に荻生徂徠ら一流文化人との交流を経て多芸を極めていった。画の分野では明・清の中国画から影響を受け、特に花や果物などの題材を得意としていた。
谷川靖夫さんが持ち込んだお宝は柳沢淇園の掛軸。本人評価額は650万円で、結果は贋作で3万円だった。
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