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8月下旬に「連続テレビ小説 風、薫る」の出演者によるトークイベントが東京・赤坂の国際医療福祉大学で開かれた。開場には750人のファンが駆けつけた。トークイベントに参加したのは、主人公を演じた上坂樹里さん・看護婦役を演じた木越明さんと原嶋凛さん。撮影の舞台裏や思い出話で盛り上がった。そして、サプライズゲストも登場。
「出演が決まってどう感じたか」という質問に対し、上坂樹里さんは「これから先もこの嬉しさを超えることはないのではないかというくらいうれしかった。」などと話した。木越明さんは現実のこととは思えず、帰って寝たと話した。また、起きてもマネージャーさんからのLINEが残っていたため、「ホントなんだと思い、うれしかった」と語った。原嶋凛さんは修学旅行2日目の夜に出演オファーの連絡が来たと話し、アイスを食べる前にマネージャーさんからの電話にでたあと、戻るとアイスがすでに食べられていたと語り、「嬉しいし、どうしたら良いんだろうという感じだった」と話した。そして、上坂さんらは、撮影現場では朝から夜まで撮影があり、前室でみんなと話していたと話し、原嶋さんは「みんながお姉ちゃんで居合わせな空間だった」などと話した。上坂さんらは、現場のムードメーカーは見上愛さんだった、玄里さんは面白かった、エマ・ハワードさんは素直で好奇心旺盛などと話した。演じた直美について、上坂さんは物語が進むにつれて、優しい表情を見せるようになったり、弱さを見せるようになったり、色々な顔を見せるようになっていったと語る。物語では、1人で生きてきた直美に多くの影響を与えたのが、もう1人の主人公である一ノ瀬りんであり、りんの温かい性格が直美の心の支えになっていく。上坂さんは、一ノ瀬りん演じる見上愛さんの手が暖かかったなどと話した。原嶋さんは演じた工藤トメについて、田舎から上京した自身の境遇と重なる部分があり、最年少でかわいがってもらっていたため、そのあたりもトメと同じなのではないかと話した。木越さんは演じた織田しのぶを、脚本から商人の気質を感じ、声が高い印象だったため声を高くして役を演じていたという。
国際医療福祉大学の福井教授と4年生の手塚さんに話しを聞いた。現代の看護服は、伸縮性のあるニット生地で動きやすくなっている。また昔はなかった収納できるポケットがあるのも特徴だ。さらに最新の教育現場ではVRゴーグルを取り入れ看護の疑似体験ができる実習が行われている。さらに、高級や心音、脈拍などをリアルに再現した高機能患者シュミレーターと呼ばれる人形を使って実践的な練習ができる。重さや体のつくりなど本物そっくりに再現された新生児のシュミレーターを原嶋凛さんら3人が体験した。3人は体が柔らかい、首が座ってないなどと話しながら人形をだっこした。最後に福井教授は、全ての人の心に「看護の心をみんなの心に」ということだろうと思うなどと話した。
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「風、薫る」スペシャルトーク。話題に挙がったのは後に直美の夫となる小川五郎とのシーン。上坂さんは「しのぶさんが最後まですっごい五郎さんのことを見ていて、それを見て笑っちゃった。五郎さん、帰ってきて」などと話すと、サプライズで登場したのは小川五郎を演じた甲斐翔真さん。ステージの3人は知らなかった。直美の友達に挨拶をする際には緊張した様子だったが、演じた甲斐さん自身も緊張していたという。直美と会えるかもしれないと待っていたシーンについては「いまだったら簡単に連絡がついてしまうが、このドラマでは色んな“待つ”があった。会いたいけど、会えないけど“待つ”。それを味わうのが良い作品だなと思った」などと話した。その待っている時間に「蒸し麺棒パン」を数多く食べたそう。ついに五郎も戦地へ赴き帰らぬ人となってしまう。この頃のシーンを甲斐さん・上坂さんはどう演じていたのか。甲斐さんは「その前に幸せにいっぱいしようと思っていた。そうすればするほど悲しいんですが、現実的というか、流れを意識したつもり」、上坂さんは「どんどん五郎さんが亡くなる日が近づくにあたって、私も一緒に苦しくなった。でも幸せな部分もあり、色んな感情が入り混じった日々だった」などと話した。不器用な直美が何度も何度も練習してつけ直した五郎の軍服のボタン。そのボタンが2人をつなぐ大切な遺品となった。幻想となって現れた五郎に直美が微笑む印象的なシーン。実はこの裏には甲斐さんのおちゃめな一面があった。上坂さんは「ボタンじゃなくてキャンディーを出してきたんですよ。五郎さんが。なので私は台本になかったんですが“バカ”って言うのが入っちゃいまして、それは五郎さんが引き出してくれた」などと話した。最後に看護婦を演じた3人にこの作品を通して感じたことを振り返ってもらった。工藤トメを演じた原嶋凛さんは「自分の役のルーツを知ることによって工藤トメという役がどんどん作り上げられていくなっていうことを実感できたので、これから地学作品に参加したときもそういったことを重視して色んな役に挑戦してみたいなと思った」、織田しのぶを演じた木越明さんは「人間の根本的にある価値観みたいなものはずっと変わっていないと思うんですが、人を慮るということ、そういうふうに人を包み込むような思いやるような思いみたいなものを学ばせていただいたと思う」、小川直美を演じた上坂樹里さんは「私は直美を通して自分の人生より遥かに大きなものを得られましたし、色んな経験をした。その中には苦しいものだったり幸せなものだったり、たくさんのものを吸収する中で1人でじゃなくて、必ずその時には周りに誰かが存在していて、誰かのためを思って誰かのために行動してっていう、人との関わりは本当に大切なものだなと改めて実感した」などと話した。
エンディング映像が流れた。
