- 出演者
- 寺門亜衣子 江原啓一郎 片山美紀 黒田菜月
オープニング映像と挨拶。
東京の明治神宮外苑の再開発で早ければ今月中にも樹木の伐採が始まることを受け事業の中止を求めているユネスコの諮問機関は都に対し事業者による環境影響評価のやり直しを求めた。ユネスコの諮問機関、イコモスの国内委員会がきょう開いた会見で石川幹子理事は見直し案について審議が尽くされたとは言いがたく極めて問題があると述べた。明治神宮外苑の再開発についてイコモスは去年9月、世界の公園の歴史においても例のない文化的資産だとして再開発の中止を要求する警告の文書を事業者や都などに送った。文書には法的な強制力はなく東京都は回答しなかったが事業者に対して樹木の保全方法の見直しを求めた。その後、事業者は樹木の保全に向けた計画の見直し案を都に提出し都は環境影響評価の手続きを再び行うことを事業者に求めず早ければ今月中にも樹木の伐採や移植が始まる。これについて会見で石川幹子理事は新たに建設されるラグビー場の日陰がもたらす樹木の生育影響について検討されていないことや樹木の移植先となる土地が不足するおそれがあることなどを指摘している。そのうえで都が事業者に対し環境影響評価のやり直しを求めるよう訴えた。これについて都は条例に沿って対応しているとして事業者に対し環境影響評価のやり直しは求めない考え。
デパート各社が来年の初売りで販売する福袋を発表した。東京・銀座にあるデパートの発表会で目につくのは食品の詰め合わせなど生活に身近な商品。背景にあるのは物価の上昇と消費者の節約志向。このデパートの福袋は全体の8割が食品だという。例えば食用油やパックごはんなど値上がりが目立つ食品を中心に詰め合わせて3000円余りで販売する。かわって東京・池袋のデパートでは60日間、店内のパンを一日1個ずつ持ち帰ることができる福袋を1万円で販売する。こちらでも食品を割安に購入できる福袋を増やしている。一方、松屋銀座では最大で2万円相当のすしやステーキ用の肉などがくじ引きで当たる5000円の福袋も用意するということで節約はしつつもちょっとは夢も見たいかなという思いに応える福袋もいろいろあるという。
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- 池袋(東京)
プロ野球のドラフト会議がきょう行われている。会議は午後5時前から始まり、宗山選手は西武、楽天、広島、日本ハム、ソフトバンクの5球団から1位で指名され、抽せんの結果、楽天が交渉権を獲得した。宗山選手はミート力のあるバッティングに加え高い守備力を持ち味とする右投げ左打ちの内野手。強打のショートとしてことし春には大学生では異例となる日本代表のトップチームに抜てきされた。
長野・南戸隠の鏡池周辺の紅葉の映像。見頃は11月上旬まで。
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- 戸隠(長野)
関東の気象情報が伝えられた。
来月1日から改正道路交通法が施行され自転車の運転中に携帯電話を使用したり画面を注視したりするながら運転が禁止され罰則が科される。また自転車での酒気帯び運転や酒気帯びの状態で自転車に乗る人に酒を提供する行為も新たに罰則の対象となるのを前に、警察官が自転車の利用者に対し注意を呼びかけた。呼びかけには警察官など17人が参加した。警視庁によるとことし1月から先月までに発生した、ながら運転による人身事故は34件に上りこのうち31件は画面を注視していたことが原因で中には歩行者と衝突して大けがをさせたケースもあったという。
ことし1月、羽田空港で起きた航空機どうしの衝突事故を受けて羽田空港では東京空港事務所や東京消防庁、周辺地域の医師会など96の機関からおよそ1000人が参加し訓練が行われた。ことし1月の事故では消防車や救急車の誘導に時間がかかったことを受け東京空港事務所は先月から制限区域内の状況に詳しい空港事務所の職員が緊急時の誘導を担当することになっている。訓練では緊急車両を誘導する手順を確認した。また各機関がそれぞれの無線機を使用し情報伝達がスムーズに行えなかったことを踏まえ空港側が無線機を用意し同じ機器を使って情報共有を行っていた。
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- 国土交通省東京空港事務所東京国際空港
首都圏でうどんを食べに行くならおすすめしたいのが埼玉県。その数およそ20種類。古くからうどん文化が栄えており、各地域に郷土料理として根づいているほか、近年では創作うどんも次々と登場している。そんな埼玉うどん界のスターがうどんユーチューバーの武正倫。3年前から県内のほぼすべての種類のうどんを食べ歩きYouTubeで配信している。これまで250本の動画を作成し総再生回数は1000万回を超えている。うどん県の埼玉の地位を高めようと奮闘するスターに密着した。まず訪れたのは武正の地元、県東部の加須市。お目当ては300年の歴史を誇る加須うどん。店につくと早速、撮影が始まった。周りのお客さんが見守る中、1人で黙々と撮影。撮影は2台のカメラを駆使し、右手に箸、左手にカメラを持って器用に撮影する。ここからがユーチューバーの腕の見せどころ。1本10分の動画を作るのに9時間をかけて編集する。最後にナレーションをつけて出来上がり。ここで音をつけている。続いて向かったのは埼玉うどんを語るのに欠かせないという県北部の熊谷市。太くて力強い麺が特徴の熊谷うどん。なぜこの地域のうどんが特別なのかというと県の北部は小麦の一大生産地。関東一の生産量を誇り、いわば埼玉うどんの原点の地なのだ。武正はこうしたうどんの背景も含めて動画で伝えたいと考えている。密着取材の最後に向かったのは県の西部、飯能市。コシが強い麺を温かいつけ汁につけて頂く武蔵野うどん。すると、お店の人に訪ねていたのは周辺の観光スポット。おすすめの違ううどん屋ではなく観光スポット。動画ではうどんだけではなく土地の名所も紹介している。この日は昭和初期から続く老舗料亭に飛び込み取材。埼玉で生まれ埼玉うどんとともに育った武正は動画ではあえて公共交通機関を使って訪ねていて行き方も丁寧に伝えているという。
茨城7区は引退した前議員の長男と前回初めて小選挙区での当選を果たした自民党議員との一騎打ちの構図となっている。無所属の新人で元県議会議員の中村勇太候補は政治とカネの問題を受けた一連の自民党の政治改革は不十分だと訴えている。選挙戦の特徴は地域を細かく回る活動。父親のスタイルを引き継ぎ、バイクにジャンパー姿で政権与党の批判を展開している。古くからの支援者に加え中村候補を支えるのは30代から50代の世代の近い後援会のメンバーや地方議員など。中村候補は政治のありようを地域から変えていきたいと強調している。対する自民党の永岡桂子候補はこれまでの実績や与党としての政策実行力を訴えている。選挙戦の特徴は組織力を生かした活動。県議会議員や自治体トップと連携して街頭演説を重ね、自身の政治姿勢を伝えている。みずからを主婦出身と表現する永岡候補には後援会では女性たちも活動を支えている。永岡候補は女性目線を生かして政策を実現していきたいと強調している。県内唯一の一騎打ちとなった茨城7区、激しい選挙戦が続いている。
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- 自由民主党
都内午後3時半現在の特殊詐欺電話の発生状況が伝えられた。
ことし8月、千葉県八千代市に住む80代の女性の自宅に息子を名乗る男から電話があり血を吐いて病院に運ばれた。入院はしなかったが財布を置き忘れて会社のキャッシュカードがなくなってしまった。取り引きで必要なお金が用意できないのでいくらか工面できないかと言われた。女性が一部であれば用意できると伝えると一度電話が切れたあと再びかかってきてまた血を吐いたので救急車で運ばれている。代わりに会社の上司の息子がお金を取りに行くという。このとき電話先からサイレンの音も聞こえてきたため女性は話を信じてしまった。そして、自宅に訪れた男にお金を渡してしまい現金300万円をだまし取られた。詐欺グループはうその話を信じさせようとさまざまな工作をしてくる。今回の電話の後ろで鳴っていた救急車のサイレンもその1つと見られる。もっともらしい状況であってもすぐには信用せず必ず警察や家族に相談を。
千葉県君津市の山あいにある清和地区で山芋の一種、じねんじょが収穫の時期を迎え育ち具合を確かめる試し掘りが行われた。まっすぐ育つようようにパイプの中で栽培されるじねんじょ。20本ほどのパイプを掘り起こすと育ち具合のよいものが多かった一方、ことしは猛暑日が多かった影響で形の悪いものもあったという。このあと試食会が開かれ麦とろご飯のほか、生どろと呼ばれるすったままのじねんじょなどがふるまわれた。
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- 清和地区(千葉)
全国の気象情報が伝えられた。
きょうは埼玉県のうどんについて伝えたが、江原アナは夕飯にそばが食べたくなったなどと話した。
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