- 出演者
- 船木正人 一橋忠之 安藤結衣 黒田菜月
オープニング映像。
きょうから始まったトランプ関税をめぐる日米交渉。日本側は閣僚交渉にて見直しを強く求めた。日本が求めているのは農林水産品や機械などの相互関税の見直しと自動車への25%の追加関税の撤廃で、今月中にも次回の交渉ができるよう調整を進めることになっている。トランプ政権は自動車への追加関税に加えて部品にも関税を課す考えで、日本からの輸出がコスト高となる。そこで自動車部品メーカーは来月にも生産の一部をアメリカに移すことを決めたが、人件費などを考えると従業員の新たな雇用が困難で、生産を移管できるのは売上の数%程度にとどまるとのこと。
トランプ政権の関税措置について、民間の信用調査会社が実施したアンケートでは半数以上の企業が業績への影響についてマイナスだと回答している。茨城・土浦の老舗しょうゆメーカーではここ数年アメリカでの取り引きが拡大していたが、今回の措置を受けてアメリカ以外での販路拡大を進めることにしたとのこと。東京・港区では中小企業診断士が直接訪問して、関税措置の影響についてのヒアリングを行っている。企業からは景気が冷え込むことで消費や投資の意欲が減退することへの懸念の声などが聞かれた。
去年10月、アメリカ軍が「PFOS」を含む水が横田基地の外に流出した可能性が高いと明らかにしたことを受けて、都や周辺自治体の協議会は貯水池に残る「PFOS」を含む水の処分時期を示すよう求めていた。きのう米側から活性炭フィルターを使って「PFOS」などを除去し、排水路へ放出すると防衛省を通じて連絡があったとのこと。都や周辺自治体の協議会は処理後の濃度確認のため基地への立ち入りを認めるよう要請する方針とのこと。
埼玉・熊谷で25.1℃、都心でも最高気温が25.2℃などと各地で6月上旬から下旬並みの暑さとなった。一方関東北部などを中心にあす朝の最低気温との差が15℃前後になる見込みで、寒暖差や暑さに対する体調管理に注意が必要となっている。
関東の気象情報が伝えられた。
今回のスターはびょうぶの新たな可能性を追い求めている片岡孝斗さん。1946年創業のびょうぶ専門店の3代目の片岡さん。この店では10人の職人がすべてのびょうぶを手作業で作っている。祖父が創業したこの店は高度経済成長期には結婚式場で使うものなどがよく売れ、30人もの職人を抱えた時期もあったそう。しかし現在はかつてのようにはびょうぶが売れなくなっているそうで、ライフスタイルに合わせたびょうぶや常識にとらわれない飾り方などを提案しているとのこと。
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- 墨田区(東京)
スタジオではびょうぶの概念が覆されるなどと話された。
「イタリア式避難所システム」の訓練が長野・諏訪で行われた。「イタリア式避難所システム」の大きなポイントは充実した資機材が備蓄拠点からパッケージで被災地に送り込まれること。またイタリアでは支援者の多くが訓練を受けたボランティアで、行政に頼らずに市民が現場に駆けつけることで被災者支援を迅速に進めることができる。またイタリアをヒントに会場にはキッチンカーも駆けつけ、ボランティアが調理を行った。訓練参加者からは被災者支援の新たな形に期待の声などが聞かれた。
避難所の環境改善に向けた取り組みは各地で進んでいるが、現状では地域ごとに差があるのが実情。スタジオでは快適な避難所の準備がその後の復興の力になると感じる、助かった命を守るために改善を続ける必要があるなどと話された。
東京メトロ有楽町線で進む延伸事業では豊洲と半蔵門線の住吉の間を新たに結ぶ。東京メトロと東武鉄道の発表によると、延伸区間が開業する2030年代半ばに合わせ、豊洲から半蔵門線を経由して東武伊勢崎線や日光線まで結ぶ路線で新たに直通運転を開始する計画とのこと。
防災科学技術研究所の藤原広行研究主監のグループは、光ファイバーの中を通る光の波を解析してひずみを検出する技術を使い地震を観測する研究を進めている。気象庁などの地震計は全国に約20kmの間隔で設置されているが、光ファイバーは実現すれば観測点を5m程度まで絞り込めるとのこと。実用化に向けては今の1000倍のデータ処理などが課題で、民間企業と共同で実証実験を進めることにしている。
都内午後3時半現在の特殊詐欺電話の発生状況が伝えられた。
ことし2月、80代女性宅に弁護士を名乗る相手から息子の税金未納分の400万円をすぐに支払うようになどと電話があった。女性が自宅にある現金で支払うことが可能だと伝えると、相手は金を段ボールに入れて宅配便で送るよう指示。女性は計800万円をだまし取られた。「宅配便でお金を送れ」に注意するよう呼びかけられた。
神奈川・茅ヶ崎から中継。茅ヶ崎には大岡越前の菩提寺があり、今週末には大岡越前祭が開催される。大名行列の格好で練り歩くパレードや市民によるオリジナルストーリーの劇などが行われるとのこと。
志賀草津道路ではまもなく冬の閉鎖期間を終えるため、現在通行再開に向けた除雪作業が本格化している。志賀草津道路は今月23日午前10時に通行が再開され、雪の回廊は例年大型連休にかけて見ることができるとのこと。