2025年11月11日放送 18:10 - 19:00 NHK総合

首都圏ネットワーク

出演者
芳賀健太郎 船木正人 一橋忠之 安藤結衣 黒田菜月 
(ニュース)
うその電話で金塊購入させ 約4,600万円分だまし取ったか

警察官を装ってうその電話をかけ金塊をだまし取ったなどとして逮捕されたのは豊島区の会社役員の男と中国籍で埼玉県上尾市の会社役員ら5人。5人はことし6月、川越市の男性から100グラムの金塊27個、約4600万円分をだまし取るなどした疑い。手口を紹介。警察官を装って電話、詐欺事件に関わった疑いで口座を調べるので預金を金塊にかえて渡してくださいとウソを騙る。男性は金の販売業者に金を購入。自宅にきた警察官を名乗る男にだまし取られた。警察はだまし取られた金塊を製造番号などで流通ルートを探したところ、27個のうち20個見つかる。調べに対し5人全員が容疑を否認しているという。埼玉県警によると、先月末までに金塊の購入を指示されだましとられる事件が8件。被害金額は3億5000万円にのぼっていて注意を呼びかけている。

(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れ、キャスターらが挨拶。

(ニュース)
都営地下鉄などの工事で談合か

都営地下鉄大江戸線のレールを交換する様子。深夜に大勢の作業員が作業にあたっている。こうした保守工事で談合の疑い。独占禁止法違反の疑いで立入検査を受けたのは東鉄工業、坪井工業など6社と発注元の東京都交通局。関係者によると6社は線路などの保守工事の入札で落札会社を調整する談合を繰り返していた疑いがある。対象となったのは浅草線、三田線、新宿線、大江戸線、日暮里・舎人ライナー、都電荒川線の6つの路線。入札34件をみると、このうち28件を6社のいずれかが落札。1件あたりの落札金額は低いもので600万円から2億7000万円余りだった。公正取引委員会は6社が路線ごとにすみ分ける形で受注していた可能性もあるとみている。三田線は東急軌道工業、浅草線は坪井工業などとここ数年は特定の会社が同じ路線の保守工事を受注しているケースが目立っている。取材に対し6社はいずれも立入検査を受けたことを認めた上で、真摯に対応していきますなどとしている。このうち、坪井工業は会社として談合を推奨したり指示したりしたことはありませんとしている。東京都交通局は今後、発注者として検査に協力していくとコメントしている。公正取引委員会は今後、会社の関係者から聞き取り入札の経緯を調べるとともに発注元の東京都交通局も談合に関わりがなかったか調べている。

杉並区が新たな対策 開始へ

杉並区堀ノ内で9月30日夜、高さ約4~5mほどの擁壁が崩れる。木造2階建ての住宅が全壊、向かいのマンション敷地に倒れ込む。その後、区が行った緊急点検で傾き、膨らみが大きくなり対策を急ぐ必要がある擁壁が区内の2か所で見つかる。きょう会見した杉並区の岸本区長は区民の安全、安心を守るためできることを早急に行いたいと述べる。希望する擁壁の所有者に対し、一級建築士の資格などを持つ専門家を派遣する制度を来月下旬から開始する方針。対象となる擁壁は高さ2m超、高さ80cm以上の道路などに面する。補修工事が必要かなどを助言するとしている。杉並区は必要な費用を盛り込んだ補正予算案を今月開かれる定例区議会に提出する方針。補修費用などを補助する制度も検討を進めている。

男性死亡 トラックがひき逃げか

埼玉県和光市の路上で市内のアルバイト従業員の男性が倒れているのを通行人が見つけ病院に搬送されたがまもなく死亡した。警察によると、近くに自転車が倒れていて現場近くの防犯カメラにトラックが走り去る様子が写っていたという。警察は自転車に乗っていた男性がトラックにはねられたとみてひき逃げ事件として捜査。現場は東京外環道和光北ICから干菓子に約200メートル、県道と市道の交差点付近。

仲代達矢さん(92)死去

仲代達矢さんが肺炎のため死去、92歳だった。仲代達矢さんはわれわれの商売は不思議な商売、人間がほかの人間を演じる役者という商売と述べる。仲代さんは東京出身、高校卒業後、俳優座の養成所に入り舞台俳優としての道を歩み始める。日本映画史に残る名作の数々に出演。小林正樹監督の「人間の條件」や黒澤明監督の「影武者」などで主演を務める。テレビドラマにも出演、NHKの「大地の子」では過去を悔いる中国残留孤児の父親を深みのある演技で表現し大きな反響を呼んだ。俳優養成の私塾「無名塾」を主宰、後進の俳優、育成に尽力。事務所などによると、肺炎のため都内の病院で亡くなる。

最後の「秋の風物詩」

「ざる菊」の花見会は秋の風物詩として親しまれてきたがメンバーの高齢化により今回が最後になった。愛好会の会長、藤曲さんはこの地で牧場を営んでいたが、生まれ育った地域を元気にしたいとざる菊の栽培を始める。いまでっは毎年1000株を超えるざる菊が花を咲かせる。会場では近所の人たちも協力して藤曲さんが育てた野菜の販売なども行っている。まさに地域の交流の場に育っている。しかし愛好会のメンバーが80歳を超え、夏の作業が過酷になっているのに加え年々、花の育ちも悪くなっていることから今年を最後に幕を下ろす。藤曲さんはちょっとさみしい気持ち、ことばが出ない。やり尽くしたということと述べる。花見会は今月16日まで。

空調のプロに聞く 効果的な暖房の使い方

エアコン使っている?あまり高くしないようにしている。温度が高くなったら切る。まだつけていない、そんなに寒さを感じてないなど。暖房の使い方について取材。大手空調メーカーの森重さんに聞く。温度について、WHOが室温18℃を下回らないように推奨している。風向きも重要。風向きを斜め下、床付近を暖める。有効なのはサーキュレーターなどで空気をかき混ぜること。フィルターをこまめに掃除すること。室外機周辺に物を置かない。電力の消費も抑えられるという。湿度の目安は40~60%。試運転も大事。最高温度にして10分間運転、設定温度に到達するかみる。

#わたしのいちオシ
#わたしのいちオシ

群馬のたかちゃんさん撮影の写真を紹介。柚子の木に蛙。栃木県の森文隆さん撮影の写真は奥日光を散策中に撮った写真。絵画のようになり奇跡の一枚に。

(気象情報)
気象情報

関東の気象情報を伝えた。

(ニュース)
介護経験と“理想のシニアライフ”

俳優の市毛良枝さんが出演している「終活シェアハウス」の番組宣伝。小学校入学から60年来の友人が4人で共同生活を送る。若い世代との交流を描いた物語。シェアハウスに暮らす4人のキャストは市毛良枝さん、戸田恵子さん、室井滋さん、竹下景子さん。市毛さんに理想のシニアライフについて聞く。市毛さん演じる緑川常子はメンバーの中で一番のしっかりもの。ただ常子は軽度認知症の診断を受ける。症状が進行するとみんなに迷惑をかけてしまうと考えていた。市毛さんは、みんなが集まって暮らそうは学生時代の希望の話。どうやってみんなで切り抜けていくか。本当に実現したらいいなと語る。シニアの希望と自身の経験を重ね合わせているという。10年以上続いた母親の介護。特別扱いしない普通の生活がある。みんなと暮らすことで救われている気がすると述べる。一緒に出かけて母親と海外旅行をしたこともあったという。旅行の経験は老いに対する考え方を変えるきっかけになった。刺激があると元気になる、表情が違ってくる。母自身も楽しむことを最後まで諦めなかったと述べる。人生の晩年、理想的な環境は?近い人間だけで毎日を過ごすとどんどん煮詰まっていく。傷つけ合ってしまうところもある。いろんな世代が一緒に住める場所があったら。学び会える、足りないことをサポートできる場所が理想と述べた。

ドラマ「終活シェアハウス」 コラボ企画 第2弾

終活シェアハウスの住人の平均年齢は86歳。男女9人が共同生活するシェアハウスが川崎市にある。首都圏ネットワーク「リアル“終活シェアハウス”」は13日午後6時10分から。

“嘱託警察犬”になれるかな?審査会

審査会にはシェパードやラブラドールレトリーバーなどあわせて22頭が参加。嘱託警察犬は家庭などで飼育され、警察の要請を受け事件の捜査や行方不明者の捜索などに協力する。審査では探す相手のにおいを嗅いだあと、手掛かりを頼りに遺留品を見つけ出すことができるか、5つのテントのうち探す相手が隠れているものを当てるかなどのテストに挑戦。神奈川県警には直轄警察犬が15頭、嘱託警察犬が16頭。去年1年間の出動件数は約700件に上るという。審査に合格した犬は来年1月から1年間、嘱託警察犬として活動する。神奈川県警察本部鑑識課の矢澤課長は最近犯人の追跡や行方不明者の捜索で警察犬が出動するケースが増えている。来年1年間、嘱託警察犬として活躍してほしいと述べる。

東京2025デフリンピック
金メダル 目指す理由は

デフバレーボールは一般のバレーボールとほぼ同じルールで行われる。身振り、手振り、手話での声かけなど選手たちは様々な方法でコミュニケーションをとる。選手のバックアップに奔走しているのが日本デフバレーボール協会理事の古徳愛子さん。聴覚障害があり9年間選手として活躍。技術を磨くため聞こえる人を相手に練習をしたかったが当時はつてがなかったという。古徳さんは聞こえる人から技術を学べば技術的にはかなり向上する。聞こえるチームとの交流は絶対に必要だと思っていると述べる。引退後、代表強化を担うようになる。選手がもっと競技に打ち込める環境を整えたい。そのためにまず求めたのが聞こえるたち人の協力。補助金などを活用し専属の手話通訳士や監督を契約。他にもマネージャーやトレーナーなど6人を増やしチームの強化につなげてきた。聞こえるスタッフが聞こえるチームとの試合を調整、体育館の予約を確保する。

2017年にはトルコで開かれたデフリンピックで女子代表が金メダルを獲得。結果が出たことで補助金の額は2.5倍にアップした。それでも資金に余裕はないまま。遠征費は全員自己負担、昼食、移動費などはチームで負担する。古徳さんはデフリンピックは自己負担で成り立っている大会、選手14人とスタッフ5人がいるが、合わせると金額がかなり膨らんでしまう。選手の負担を軽くしたいと述べる。チームを支えようと新たに始めたのが国際手話。異なる手話を使う人たちが意思疎通する共通語、審判への抗議や大会側に要望を伝える際に必要。古徳さんがみずから通訳を務めることで費用をおさえながらチームを強化できると考える。古徳さんは選手にはゲームのことに集中してもらう。私が国際手話で聞きにいき、情報を集めてチームのみんなに伝えられればと思っているとコメント。デフリンピックがいよいよ始まる。金メダルを目指す理由は、大会で結果を出し競技環境改善のきっかけにしたいため。デフバレーボールは男子、女子ともに今月16日に初戦を迎える。

いま伝えたいメッセージ

デフアスリートのサッカー・岡田拓也選手からメッセージ。選手だけでなくボランティアにも聞こえない、聞こえにくい人がいる。そんな方々とふれあいコミュニケーションをとりたくさんの経験をしてほしいと述べる。

STOP詐欺被害!私はだまされない
“ATMからの色付きの紙”に注意!

きょうは品川区や荒川区、日野市などに特殊詐欺の電話がかかってきている。実際にあった手口を紹介。区役所の職員を名乗る男から医療費の還付があると電話があった。言うとおりにATM操作すれば還付手続きに必要な黄色い紙が出る。女性は男と電話を話しながらATMを操作、しかし操作を終えても黄色い紙は出てこない。女性がさせられていたのは振込の操作、詐欺グループの口座に100万円を送りだまし取られてしまう。“ATMからの色付きの紙”に注意。話を信じた被害者が操作をすると通常どおり白い振込明細が出てくる。すると詐欺グループは白い紙なら手続きに失敗しましたね、もう一度ATMを操作してくださいとさらにお金を振り込ませようとしてくる。被害者は色付きの紙を出そうと何度も操作をしてしまう。公的な機関が電話でATMの操作を指示することはない。電話で還付金の話が出たら詐欺。

(ニュース)
JR東海元駅員を書類送検

JR東海の40代の元駅員がことし9月、落とし物の財布から約14万円を抜き取って着服したとして業務上横領の疑いで書類送検されていたことがわかった。元駅員は調べに対し容疑を認めている。会社の聞き取りに対しても着服を認める。先月、懲戒解雇された。JR東海は許されない行為であり再発防止を徹底するなどとコメントしている。

子どもたちが税を学ぶ

きょうから17日まで「税を考える週間」。子どもたちが税の大切さを学ぶ催しが東京の職業体験型テーマパークで始まった。税金が公園や水道施設の維持などに使われていることや、子供たちも買い物をする時に消費税を支払っていることを学ぶ。この後、施設内の土産物店に移動し税務調査の仕事を体験。申告された消費税の額と帳簿に記載された額が違っていないか一つずつ確認した。

航空燃料「SAF」知る催し

二酸化炭素の排出量を減らせる「SAF」を知ってもらう催しが成田空港で開かれた。SAFは植物、廃油などが原料。従来と比べ二酸化炭素の排出量を減らせる。石油元売会社なども参加しサラダ油を回収する取り組みなどが紹介された。SAFに関連する展示は今月21日まで。

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