2024年7月5日放送 19:30 - 19:57 NHK総合

首都圏情報 ネタドリ!
首都圏情報ネタドリ! 首都のリーダーを誰に託す? 東京都知事選 候補の訴えは

出演者
合原明子 
(オープニング)
都知事選 候補の訴え・政策は?東京をどんな街に

7月7日は東京都知事選挙の投票日。予算規模16.5兆円と1国にも匹敵する世界有数の都市、東京。そのかじ取りを誰に託すのか、各候補の訴えを紹介。

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東京都東京都知事選挙
オープニング

オープニング映像。

首都のリーダーを誰に託す? 東京都知事選 候補の訴えは
密着 都知事選 候補の訴え・政策は?東京をどんな街に

今回の東京都知事選挙の立候補者数は56人と過去最多になった。選挙ポスターを巡る混乱もあったがいよいよ、あさって次の日曜日に投票日を迎える。きょうは各候補の訴えや公約などを多角的に伝えていく。3期目を目指す現職の小池百合子。政党からの推薦は受けていないが自民党や公明党などが自主的に支援している。告示後の日曜日には子育て世代との座談会も開催。少子化対策をさらに進めていく考えを強調した。今回の選挙戦では知事としての公務を優先している小池。選挙戦の終盤まで平日にはほとんど演説しなかった。その代わりに生成AIで作った動画をSNSなどで発信。限られた演説の機会には都知事としての実績を訴えている。広島県安芸高田市の元市長石丸伸二は政治を再建したいと訴えている。選挙戦ではSNSを駆使。若者にも政治への関心を持ってもらいたいと考えている。銀行で経済アナリストを務めていた経験も生かしたいと強調している。東京への一極集中は暮らしの質の低下を招いているとして他の自治体と協調した新たな経済成長のモデルが必要だと訴えている。タレントの清水国明は被災地の復興支援に関わってきた経験から災害対策の強化を掲げている。ビジネス街や商店街を中心に回り都民の声を聞く機会を多く作っている。長年の芸能活動で築いたつながりも運動に生かしている。木造住宅が密集する地域や海抜0m地帯など災害時に大きな被害が予想される地域も訪れた。災害の発生前から近隣の自治体と避難所の設置などについて連携する体制を整えるべきだと訴えている。

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YouTube公明党国民民主党 東京都総支部連合会安芸高田市東京都東京都知事選挙清水アキラ自由民主党都民ファーストの会鳥羽博道

航空自衛隊元航空幕僚長の田母神俊雄は自衛隊時代の経験を生かし災害対策に力を入れたいとしている。みずからを伝統的保守と称し道徳教育の強化などを強調。保守層の取り込みを図っている。主張に賛同するタレントも応援に駆けつけた。2014年以来2度目の立候補となる田母神。今回は若者が集まる街を精力的に訪れ支持を訴えている。自衛隊を束ね指揮してきた実績をもとに公約の実行力をアピールしている。元参議院議員の蓮舫は幅広い支援を得たいとして立憲民主党を離党して立候補した。ライフワークは行財政改革。都の予算資料を読み込み公約や演説を練っている。訴えているのは都の情報公開の徹底。支援する立憲民主党や共産党の国会議員も連日、応援に入っている。選挙戦中盤には新たな公約を発表。神宮外苑の再開発が争点の一つだと強調した。知事に就任した際には当事者の声を聞くボトムアップの政治を実現すると訴えている。今回の東京都知事選挙は過去最も多い56人が立候補している。

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AIメイヤーひまそらあかねアキノリ将軍未満デヴィ・スカルノドクター中松三輪陽一上樂宗之中江友哉二宮大造内海聡内藤久遠内野愛里前田太一加藤健一郎加藤英明加賀田卓志南俊輔古田真向後真徳大和行男安野貴博小松賢小林弘小野寺紘毅尾関亜弓山田信一後藤輝樹新藤伸夫日本共産党木宮光喜木村嘉孝東京都東京都知事選挙松尾芳治桑原真理子桑島康文桜井誠横山緑武内隆河合悠祐津村大作澤繁実牛窪信雄犬伏宏明石丸幸人社会民主党福原志瑠美福本繁幸福永活也穂刈仁竹本秀之自由民主党舟橋夢人航空自衛隊草尾敦遠藤信一野田佳彦野間口翔黒川敦彦
解説 東京都知事選 候補者アンケートで迫る 争点と訴え

今回、NHKでは56人の候補にアンケートを実施した。最大の争点は何か尋ねた結果、最も多かったのが「小池都政の評価」という答えだった。小池は選挙戦で2期8年でニーズに応える予算編成や情報公開、子育て支援、戦略的な新型コロナ対応などに成果を出してきたことを強調している。そして、石丸は「全く評価しない」という回答だった。石丸は「一生懸命走っているように見えるが足踏み状態という印象」と述べていて小池の改革に疑問を呈している。そして、清水は「ある程度評価する」という回答だった。清水は子育て支援策については一定の評価をしている。ただ、災害対策は不十分だとして「本物の安心をつくる必要がある」と訴えている。そして、田母神は「あまり評価しない」という回答だった。田母神は「都政の目標は安全で豊かな暮らしを実現することだ」としたうえで「東京の安全は進歩していない。実質所得も減っていて都政が成功していない」と述べている。そして、蓮舫は「回答しない」という答えだった。選挙期間中、蓮舫は子育て政策などに一定の評価をしながらも若者をはじめとした格差の広がりや再開発の在り方に問題があると指摘している。

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小池百合子日本放送協会東京都東京都知事選挙清水国明田母神俊雄石丸伸二蓮舫
争点 都知事選 候補の訴えは 子ども政策・少子化対策

各候補が訴える子ども政策少子化対策と経済政策を紹介。小池百合子候補、石丸伸二候補、清水国明候補、田母神俊雄候補、蓮舫候補のコメント。

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YouTube公明党国民民主党 東京都総支部連合会小池百合子日本共産党東京都東京都知事選挙清水国明田母神俊雄石丸伸二社会民主党立憲民主党自由民主党蓮舫都民ファーストの会
解説 東京都知事選 候補者アンケートで迫る 争点と訴え/解説 東京都知事選 各候補が目指す都政は?公約は?/解説 東京都知事選 首都のリーダーを誰に託す?

物価高騰対策として都が最優先で取り組むべきことについて小池は「家計への支援」、石丸も「家計への支援」、清水は「事業者への支援」、田母神は「都税の減税」、蓮舫は「賃上げ環境の整備」という回答だった。そして、高齢化への対応について示した回答の選択肢で小池は優先順位がつけられないとして、その他。石丸は介護予防の取り組み。清水は介護人材の処遇改善育成。田母神も介護人材の処遇改善育成。蓮舫は高齢者の孤立防止対策という回答だった。東京をどんな街にしたいかという大きなビジョンについても個別に聞いた。小池は「自己実現ができる街」。石丸は「経済都市として世界に誇れる街」。清水は「チャンスや出会いがあふれるワクワクする街」。田母神は「安全で災害に強い街」。蓮舫は「影に光が当たる全員が光る街」という答えだった。小池は東京大改革3.0を掲げている。この中では少子化対策や子育て支援策に保育料無償化の第一子への拡大や無痛分べん費用の助成を盛り込み、出産や子育て、教育にお金がかからないようにすることで希望がかなえられる自己実現できる東京にしたいと訴えている。石丸は「東京を動かそう」をスローガンに掲げ「政治再建」、「都市開発」「産業創出」の3つを公約の柱にしている。清水は「災害対策の強化」「透明安心なくらし」「社会的弱者の支援」などを公約に掲げている。具体的にはトレーラーハウスを活用した避難所の整備や行政文書のすべての開示。高齢者に配慮したIT改革などを盛り込んでいる。田母神は「災害に強い街、東京を作る」「日本人としての自信と誇りを持たせる教育の実施」「都民税の減税」などを公約に掲げている。具体的には1週間分の水や食糧の備蓄。電線の地中化、自虐史観教育の修正や道徳教育の強化などを盛り込んでいる。蓮舫は本物の東京大改革をするとして現役世代の手取りを増やす少子化対策の推進や都のすべての事業を第三者がチェックできる体制の構築などを掲げている。どんな境遇の若者でも学べる、働ける、結婚できる子どもを持てる人生の選択肢がある東京都にしたいと訴えている。東京都知事選挙には今回56人が立候補している。

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投票日まであと2日。東京都知事選の投票率は過去4回を除いて50%を上回っている。21人が立候補した前々回、8年前は59%。22人が立候補した前回、4年前は55%だった。期日前投票はすでに始まっていて先月末までに済ませた有権者は55万人を超え前回の同じ時期より7万人余り多く1.15倍になっている。56人が立候補した今回は選挙ポスターを巡り警視庁が相次いで警告を行うなど政策論争とは別のところで注目された面もあったが、この週末には各候補が最後の訴えを各地で行う見込み。NHKでは7日、午後7時58分から総合テレビで開票速報を伝える。そして、東京都内では317か所で期日前投票も行える。

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日本放送協会東京都東京都知事選挙警視庁
(エンディング)
次回予告

首都圏情報 ネタドリ!の次回予告。

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