- 出演者
- 野村真季
オープニング映像。
米国ロサンゼルス市が5月17日を「大谷翔平」の日に制定し、ドジャース・大谷翔平選手が市議会で感謝を述べた。大谷は「すごくうれしい。すごく特別な瞬間」と語った。所属するドジャースの本拠地ロサンゼルス市が、大谷選手の背番号17にちなんで5月17日を「大谷翔平の日」に制定。大谷選手はロサンゼルス市庁舎で表彰を受け、市議会議員たちからは「ドジャースに来てくれてありがとう」という言葉とともに、大谷のプレーや球場での振る舞いに対する賛辞が贈られた。
将棋・藤井聡太八冠に豊島将之九段が挑戦する名人戦七番勝負の第4局が大分・別府市で始まった。別府市での名人戦の開催は71年ぶりとなる。ここまで藤井八冠が3連勝で初防衛に王手をかけていて、きのう開かれた前夜祭では「温泉で体を癒やしつつ、2日間集中して対局に臨みたい」と意気込みを語った。一方、5年ぶりの返り咲きを目指す豊島九段は背水の陣で対局に臨む。名人戦は持ち時間がそれぞれ9時間の2日制で、勝敗はあす夜に決まる見通し。
北海道から九州はきょう季節外れの陽気で東京都心など今年一番の暑さも予想されている。きょうは全国的に夏のような暑さ。気温は急上昇していて午前11時までに鳥取や東京都心など25℃以上が続出。午後は更に気温が上がり、予想最高気温は大分・日田で32℃、熊本で31℃などとなっている。名古屋も30℃で今年初めての真夏日になる見込み。東京都心や大阪は今年一番の暑さが予想されている。屋外に加えて車の中でも熱中症に注意が必要。
福島・浪江町では脱炭素社会への切り札とされる水素を作り出し、町の至るところで活用。東京都では近々、浪江の水素を使った燃料電池バスが走る。バスには浪江町の子どもたちが描いた未来の街「水素タウン」がラッピング。しかし浪江はまだ復興の途上。町の面積の大半は現在も帰還困難区域。浪江町は福島第一原発の事故直後、全町民が避難を余儀なくされ、現在も人口は事故前のわずか10分の1程度。町を大きく変えたのは世界有数の規模を誇る水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」。国の研究機関・NEDO(新エネルギー産業技術総合開発機構)などが運営。NEDO・大平英二さんが説明。7万枚のソーラーパネルから作られた電力を使って水道水を水素と酸素に分解。水素を貯蔵し需要に応じて地元の様々な施設で利用。今後は供給先を東京に広げることで水素について広く知ってもらうきっかけになる。町には水素で発電する燃料電池が至るところに設置され、80台の燃料電池車が走行。日本が技術で世界をリードする水素エネルギー。浪江町の挑戦に世界が注目。浪江町・吉田栄光町長は「水素を活用したゼロカーボンシティ(CO2排出実質ゼロ)を掲げている」と語った。