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除雪作業を担う建設会社が新たな挑戦を始める。全く畑違いのモータースポーツに参戦するという。
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- 岩見沢(北海道)
モータースポーツに挑んだ建設会社は岩見沢市の郊外にある。創業62年、この街で除雪や道路の維持管理を請け負っている。レーシングマシンは公団ちゃん。佛田さんは8年前、先代の兄を亡くし4代目として会社を継いだ。当時建設業界は深刻な人手不足。若い世代に建設業界に入ってもらいたいと佛田さんはアパレルメーカーに勤めていた経験を活かし作業服を自らデザイン。さらに業界に注目を集めたいとあえてユニークな車でモータースポーツに参戦した。佛田さんの思いを託されたのは契約社員の大島さん。会社が用意したシミュレーターで練習を重ねた。本気で打ち込める生きがいを見つけたという。
3月、シーズン初戦を迎えた。ドライバー4人で交代しながら走る4時間の耐久レース。大島さんは先輩ドライバーの面野さんに声をかけられた。出場する1500cc以下のクラスには大手自動車メーカーや部品メーカーなど強豪が揃っている。1時間10分走り順位はキープ。しかし順位を落とし結果は6位。レースの10日後、岩見沢で入社式が行われた。モータースポーツの聖地鈴鹿、ファンのために用意したのは自由帳。公団ちゃんは地元の祭りにも登場。5戦を終えて総合4位、残すは最終戦。
チームの立ち上げメンバーで先輩ドライバーの面野さんががんのため亡くなった。52歳だった。公団ちゃんで北海道を盛り上げたい、それが面野さんの夢だった。シーズン最終戦、残されたメンバーで表彰台を目指す。決勝は3位、総合順位は4位となり戦いは来春へ。本格的な冬に向け、除雪の準備が始まった。公団ちゃんを通じて学生に建設業の魅力を伝えている。
次回予告。
