- 出演者
- 古田新太 大倉忠義(SUPER EIGHT) 村上信五(SUPER EIGHT) 横山裕(SUPER EIGHT) 丸山隆平(SUPER EIGHT) 安田章大(SUPER EIGHT) 水野良樹(いきものがかり) 山崎弘也(アンタッチャブル) 桑田佳祐(サザンオールスターズ) 足立梨花 片山敦夫 みの 曽我淳一
オープニング映像。
今回はサザンオールスターズ特集。サザンオールスターズはCDシングル・アルバム共に4つの年代で1位を獲得してきたなどと伝えた。そんなサザンオールスターズは最新作「THANK YOU SO MUCH」が1位を獲得し5つの年代でアルバム1位を成し遂げた。そして桑田佳祐インタビューが実現した。
サザンオールスターズのホームグラウンド的場所であるビクター401スタジオにて桑田佳祐にインタビュー。スタジオにはサザンのサポートキーボードを長年担当する片山、片山とともに多くのサザン作品に携わっている曽我も登場。桑田佳祐の曲作りはどのように始まっていくのかに迫っていく。
引き続きサザンオールスターズの桑田佳祐にインタビュー。曲作りはまず何から始まるかについて桑田はリビングで見ていたテレビのCMの曲を何となく覚えていると、書斎に向かっている途中であっと閃くことがあり、そこからギターを手に手を加えていく感じで、自分の音楽は生き様で模倣などと語った。また桑田はスタジオに篭って曲作りするタイプではなく、ものを考えるのは散歩が一番いいなどと明かした。曽我からの質問「曲を作る時、和音とメロディーは一緒に出てくる?」について桑田は、和音とメロディーは一緒に出ては来るが細かく決めたりは自分ではしないなどと伝えた。原由子について桑田は一番の第三者でもあり、相談すれば中々にシビアな意見をくれるなどと告げた。曲アレンジはどの段階でするかについて桑田は、譜面を書けないが譜面にできないようなモノを口や楽器で楽曲に盛り込んでいるなどと述べた。片山らは桑田が楽器の種類や音色を口伝てにすることが殆どでありながら骨格となるメロディーと和音は確固たるものができていて、その上で自分たちが足していく提案を行い、桑田自身は何でもやってみるスタイルでありつつ判断が早いなどと話した。
ここではサザンオールスターズを愛するアーティストがアンケートで参加して名曲を紹介していく。水野とNAOKIが「デビュー曲にしてアイデアの宝箱みたいな楽曲!!」とする「勝手にシンドバッド」を紹介。家入レオ・Awich・本間昭光が「切なく美しい 日本を代表するバラード」とする「真夏の果実」を紹介。佐藤栄太郎が「大好きな曲!! 【みんなのうた】カップリング」とする「おいしいね~傑作物語」を紹介。曽我が「1980年リリース 桑田&原のデュエット曲」とする「シャ・ラ・ラ」を紹介。斎藤誠が「ドラマ 大奥~第一章~の主題歌 50枚目のシングル」だとする「愛と欲望の日々」を紹介。水野が「完全に個人的な理由で選曲… 1996年発表のバラード」とする「心を込めて花束を」を紹介。
水野らはサザンオールスターズの楽曲には様々な要素があり、それを専門的に分析したからといって同じような名曲が作れるわけではなく、各世代各々に刺さる楽曲ができあがるヒミツは中々解き明かせるものではないなどと語った。
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最新アルバムどのように作り始めたかについて桑田は、アルバムを作ろうとして始めたのではなく、茅ヶ崎ライブ2023等に出演させてもらった中でサザンオールスターズとしてそろそろ動かないととメンバー内で意思共有し、楽曲制作を始めたなどと明かした。そんなサザンの最新アルバム「THANK YOU SO MUCH」から「恋のブギウギナイト」など一部を紹介。デビュー前の楽曲「悲しみはブギの彼方に」は原由子がデモテープを見つけ、音源を聴いた桑田がやるなら今だと判断したなどと片山が明かした。
最新アルバム「THANK YOU SO MUCH」の総制作期間21ヶ月で最も時間を費やしたことについて桑田は、デモテープとしてスタジオ入りすることが多く、一旦完成した曲もラジオで流して修正箇所に気づき手を加えて踏ん切りが悪くしていたなどと明かした。アルバム制作においてターニングポイントとなった楽曲について桑田は「恋のブギウギナイト」だとし、ギターを流してもらいながら作っていっており、新しいテクノロジーを取り入れた楽曲制作は自分たちにとっても重要になってきているなどと伝えた。本間昭光からの質問「新しいテクノロジーを受け入れることに抵抗はある?」について桑田は、抵抗感は全くなく若い世代と制作するときには新旧のテクノロジーの話もしているなどと告げた。「夢の宇宙旅行」をどのように作ったかにつて桑田は、デモテープを作りドラムの松田に我々世代のデヴィッド・ボウイ風などにアレンジしてブリティッシュな感じの雰囲気を目指したなどと話した。「盆ギリ恋歌」で曽我がノンジャンルを象徴するフレーズとしたギターフレーズについて桑田は「THE TWILIGHT ZONE」のオマージュなどだと明かした。片山らは楽曲のアレンジなど何でも許してもらえるという環境があり常に現場は楽しい雰囲気が漂っているなどと明かした。
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- 007Relay~杜の詩THANK YOU SO MUCHT・レックスエルトン・ジョンジェームズ・ボンドのテーマジャンヌ・ダルクによろしくデヴィッド・ボウイミステリーゾーン夢の宇宙旅行恋のブギウギナイト本間昭光松田弘桜、ひらり歌えニッポンの空盆ギリ恋歌角谷仁宣
プロたちから多く上がったのは音に対する言葉の乗せ方であり、NAOKIなどからはロックにおける日本語の扱い方の秘伝を次世代に広く伝えてくれたなどと評価している。作詞への取り組み方について桑田は、松田や原が歌詞を見てくれていると知った時に歌詞がメチャクチャだと違う伝わり方をしてしまうと気付いたなどと明かした。日本語の響き、日本語へのこだわりで大切にしていることについて桑田は、「桜、ひらり」の制作中に柳暗花明という言葉を見つけ、文字では堅いが響きやフロウは良く、そういう言葉を見つけたときには盛り込んでいるなどと伝えた。「愛の言霊~Spiritual Message~」の作詞で桑田は「とは」と「そわ」がやりたく、そのためにほか部分の歌詞に含みをもたせ日本語で洋楽みたいな発音を実現したなどと打ち明けた。
EIGHT-JAMの次回予告。
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