- 出演者
- 榎並大二郎 石倉秀明 堤礼実 今湊敬樹 鈴木智子
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
ノーベル賞授賞式がノルウェーのオスロで行われた。ノーベル賞を受賞した、日本被団協の田中さんはスピーチで「一発の原子爆弾は私の身内5人を無残な姿に変え、一挙に命を奪った。核兵器は一発たりとも持ってはいけないというのが原爆被害者の心からの願いです」と話した。日本時間の午後9時から行われた授賞式には、被爆者や支援者など約30人が出席した。会場では3人の代表委員が登壇し、メダルや賞状を受け取った。授賞式を終えた被団協の代表団はこの後松明を持って市内を歩くパレードや受賞を祝う晩餐会に参加するとのこと。
衆議院の予算委員会で、今日から補正予算案の本格審議が始まった。野党は政治と金を巡り石破総理大臣の認識を正した。立憲民主党は企業・団体献金禁止について石破首相に質問したが、石破首相は表現の自由を保証する憲法21条に抵触すると述べ、公開のもと存続するべきと認識を示した。野党側が補正予算の規模を巡り減額を求める中、石破総理は能登半島の復興復旧など本格的なものにする積み上げた予算だと反論。与党はあさって採決を行いたい考えだが、野党はさらなる審議を求めているとのこと。
今月3日の非常戒厳で国会に投入された陸軍の司令官が、今日国会の質疑に立ち「尹大統領から直接電話があり、議場から議員を引きずり出せと指示された」と証言した。非常戒厳を解除する決議を防ぐ狙いがあったとみられる。検察は非常戒厳を進言したとされる、金龍顕前国防相に対し大統領らと共謀し国家の法規を乱した疑いがあるとして内乱などの疑いで逮捕状を請求しており、裁判所が逮捕状を出すかどうか判断する見通しとのこと。今後尹大統領への捜査も進むとみられ、与党は大統領の辞任を経て4月か5月に大統領選を行う案を検討している。
コーセーがタイでトップシェアを誇る化粧品大手「PURI社」を買収することを発表した。株式80%弱を約120億円で取得し子会社化するとのこと。PURI社が展開するPANPURIは、香りに強みを持つ人気ブランドで、今年の売り上げ見込みは日本円で約48億円。タイの百貨店やホテル・空港などを中心に展開している、地元に根付くブランド。コーセーは、タイを足掛かりに市場拡大が続く東南アジアやインドでの販売を強化したい狙いとのこと。
コーセーがタイの人気化粧品ブランド買収について。専門家は、化粧品はグローバルブランドが強さを誇る一方、消費者は肌質や文化についてよく知る自分の国のブランドを好む傾向もある。タイの化粧品メーカーをグループに加えるのは展開するブランドのポートフォリオを充実させるということにつながる重要な一手になると話した。またタイの化粧品ブランドは伝統的にハーブなどの植物を活用したものが多く、肌に優しいオーガニックな成分に優れているという特徴があるとのこと。日本製品の高い品質と同じアジアの人気ブランドが互いの強みを持ち寄り調和することで、新たな価値を生み出していってほしいと思う。と締めくくった。
今日公開された宇宙ステーション補給機「HTV-X」のサービスモジュールは、ISSに物資を運ぶ”こうのとり”の後継機として開発された。開発したJAXAと三菱電機によると、輸送能力が1.5倍向上し、自動ドッキング実証実験も実施するとのこと。JAXAと三菱電機は来年度中の打ち上げを目指すとのこと。
「suica」が改札なしで乗車が可能となる。JR東日本によると顔認証技術などを使い運賃を徴収することで改札を通らず電車の乗り降りが可能になり、今後10年以内の実用化を目指すということ。2026年秋にはモバイルSuicaでコード決済機能を追加し、利用者の間での送金機能や上限2万円超の買い物が可能になるなど決済機能を拡充させる。2028年にはsuicaや「えきねっと」などの機能を集約させ追加アプリを導入するなど「移動デバイス」から「生活デバイス」として進化させる考え。
迎賓館赤坂離宮で28ヶ国約90人を招待した晩さん会が開かれた。メニューは高知産の柚子や茨城産のレンコンなど全て国産食材を使ったもので輸出増加に繋げる狙い。会場では抹茶体験など外国人に興味を持ってもらう仕掛けが多数用意。日本の農林水産物と食品の輸出額は去年過去最高の1兆4547億円となっていて、JAなどは輸出額が少ない国へもPR強化することで輸出増につなげたいとしている。
OECDの、社会生活で求められるスキルの高さを測定する「国際成人力調査」で、日本の「成人力」が世界トップレベルだということが分かった。日本の平均点は「読解力」「数的思考力」で2位、「状況の変化に応じた問題解決能力」で1位と世界トップレベル。さらに3つの分野いずれも低い習熟度の割合が3ヶ国の中で最も少なく、高い習熟度の割合が2位だった。
日本の「成人力」が世界トップレベルだということが分かったことについて、山田進太郎D&I財団の石倉さんが解説する。認知能力が日本人は高いと言われているが、日本全体の生産性は高くない。能力自体は高いがそれを十分に発揮できていない。例えばメールを送る際など要件そのものよりも前後の文章が多いなど”仕事のための仕事”の比率が高いのも影響がある模様。今後”仕事のための仕事”をどう減らすか、認知能力を発揮できる環境をどう作るかが課題。この課題は石倉さんは日本の産業が成長していくための伸び代かもしれないと述べた。
中谷防衛大臣はアメリカのオースティン国防長官と会談し、トランプ次期政権での防衛協力の重要性を確認した。中谷大臣は日米同盟の対処力が強化されたと考えを示した。これに対しオースティン長官は、日韓への拡大抑止は揺るぎないと述べた。
森ビルのシンクタンクが発表した世界の都市総合力ランキングで、東京が9年連続で3位となった。「外国人訪問者数」分野で大幅に得点が上がった一方「1人あたりGDP」で大幅に得点を落とした他「賃金水準の高さ」などビジネス環境が低評価だった。
国家公務員の冬のボーナスがきょう支給された。管理職を除く平均は、国会での法改正が行われ追加される分を含め72万2000円で前年より7.1%増えた。石破首相の支給額は、在職日数が短く一部を自主返納するため341万円が支給される。国会議員には319万円支給される。
JAリーグアウォーズが行われ、最優秀選手賞にヴィッセル神戸の武藤嘉紀選手が選ばれた。今季チームトップの13ゴール、Jリーグ連覇に貢献した。そんな武藤選手に直撃。連覇へのターニングポイントになった柏レイソルとの試合が、一番必要な勝ち点だったと思うと話した。試合後に発言した「甘さは必要ない」という言葉について「チームに関して自分で気づいてほしいという意図で、気を引き締める言葉をみんなに投げかけた」と話した。その後みんなの目の色が変わり、 勝つことができたと話した。
先週のGPファイナルに出場した日本の選手らが帰国した。連覇を狙うも3位だった坂本花織は全日本では4連覇を目指す。坂本花織は、今回のミスを全日本で出ないように練習を積めたらと話した。
三浦璃来・木原龍一のりくりゅうペアは22年/23年シーズンにはGPファイナル、四大陸選手権、世界選手権で3冠を達成。その後、木原の腰の痛みが悪化し満足な練習もできない日が続いたが、2人は新たなチャレンジを決断。笑顔を封印したダークなプログラムに挑戦し、表現力に磨きをかけた。今季は出場全大会でメダルを獲得。5年ぶりの全日本へ挑む。2人は「できる力を出し切れるように頑張りたい」と話した。
今年で122回目となるMLBウインターミーティングが開催された、FA選手の去就などについて話し合う。日本人選手の注目は佐々木朗希、MLB公式サイトでは海外有望株1位となっている。また菅野智之は巨人から海外FA権を行使しメジャー移籍を目指す。
阪神の近本光司が単年推定3億7000万円で契約を公開した。今シーズンも攻守にわたってチームを牽引し、4年連続でゴールデングラブ賞、ベストナインを獲得した。先月、FA宣言の末に残留を決めた大山について「いろんな思いもある、僕も来年その立場になるかもしれない」「新しい監督とまず1勝、最終的に優勝できるよう頑張りたい」など話した。