オープニング映像。

キャスターの挨拶。

ウォールストリートジャーナルは26日、アメリカ政府当局者の話としてトランプ大統領が中国を刺激しないため高市総理に台湾をめぐる発言を抑制するよう助言したと報じた。トランプ大統領の助言には中国と先月合意した貿易交渉のリスクを高めたくないとの思惑があったと分析。一方、日本政府は報道の一部を否定。木原官房長官はで記事の一部が事実でないとして「ウォールストリートジャーナル側に申し入れを行った」と明らかにした。

NIGO氏が創業し現在はクリエイティブディレクターを務めるライフスタイルブランドHUMANMADEがグロース市場に上場。売上高は2021年1月期から約6倍以上に成長。幅広い客層の獲得だけではなく外国人ファンの拡大も要因としている。NIGO氏から経営を託されている松沼CEOは「世界に誇れる日本発のグローバルブランドにしていきたい」などとコメント。今日の初値は公開価格の3120円を9.9％上回り3440円で高値は3840円、終値は3545円となった。

一橋大学大学院経営管理研究科教授・鈴木智子の解説。HUMANMADEは創業者でありクリエイティブディレクターのNIGOを中心にブランドの価値を生み出している。その価値を収益へ変えるビジネスチームが事業基盤の効率化と高度化を進めている。今後さらに成長していくためのポイントはNIGOのHUMANMADEからNIGOもいるHUMANMADEになること。事業の多角化をうまく行うことができると安定した成長が期待できるようになる。

ネット印刷大手のラクスルはGMOあおぞらネット銀行と提携し、今日から中小企業向けのネット銀行「ラクスルバンク」のサービスを開始すると発表。デビットカードを使用するとラクスルグループのポイントがたまるなどこれまでの顧客を囲い込むと同時に、他行宛ての振込手数料を業界最安水準の119円にするなど新たな顧客も取り込む狙い。ラクスルは今後融資やクレジットカードの発行も検討していて3年間で10万口座を目指す。

顧客の声を集客分析する企業（Asobica）が全国の男女1035人に行った調査で推し企業があると回答した人は35.0％。推し企業ランキングで任天堂がトップ、トヨタ自動車、パナソニックユニクロなどが続いている。企業を推す理由には品質の高さと答えた人が49.3％。物価高でも推しの企業の商品は購入し続けると回答した人は半数を占め、そのうち32.0％が2割以上の値上げを許容すると答えている。

データサイエンス専門家・西内啓の解説。消費者の節約志向が強まる中、値上げしても買ってもらえるのかは企業の生存戦略そのものといってもいいほど大きな課題になっている。今回の調査が示したのは企業そのものへの共感や愛着が強力な価格耐性を生み出してるということ。推される企業かどうかが左右する段階に入ってきていることを示唆しており、価格競争だけではなく共感や信頼を資本として積み上げられる企業が生き残る時代に入っているのではないか。

アサヒグループHDは勝木社長らが会見し、グループ各社のお客さま相談室に問い合わせをした人の氏名や住所など合わせて約191万4000件の個人情報が漏えいしたおそれがあると発表。9月下旬に身代金要求型ウイルス・ランサムウェアによるサイバー攻撃を受けたが、ランサムウェアに関する身代金については支払っていないと明らかにした。今後早急な復旧ができるかが焦点になる。

今日行われた西武グループの社内研修、チームビルディングワークショップの対象は管理職一歩手前の社員。企業の成長と新たな価値創出を目的にさまざまな業種と業態の社員が参加。ゲームを通じ無意識の思い込みを払拭することや育った環境などで価値観が違うことを体感、理解してもらうことが狙い。西武グループはチームビルディングワークショップを通し企業価値の向上を目指す。西武HD人材戦略部・高橋永乃課長は「多様性に気づいて触れてそれを自社に持ち帰り明日からの行動にきっかけとして持って帰ってもらえるとうれしい」などとコメント。

衆議院の会派・改革の会の3人が自民党の会派に入る方向で最終調整していることがわかった。3人が自民党の会派に入れば与党側の勢力が衆院で過半数に達することになる。関係者によると、自民側から呼びかけたとのこと。あす、自民党の鈴木幹事長らが3人と会談する見通し。

大手電力会社10社が来月使用分の電気料金を発表。7社で値上がり。最も値上がりするのは沖縄電力で標準家庭で39円高い9062円。一方、東京電力管内の標準家庭で5円安い8634円となる。都市ガス4社は来月使用分を値下げ。東京ガスは32円安い5651円となる。

ウズベキスタンで開かれているワシントン条約の締約国会議で全種類のウナギ規制案の採決が行われた。賛成35、反対100で否決された。鈴木農水相は本当に私としてはホッとしている。ウナギに関係する国も関係をしない国も日本側の考え方についてはかなりご理解をいただいたと述べる。最終的には来月5日の全体会議で正式決定される。

香港の高層住宅で起きた大規模火災。これまでに65人が死亡、70人が負傷。今も200人以上の安否が不明とみられる。火災のあった7棟のうち3棟で消火が続いている。当局は救出活動を急いでいる。

来週6日はサッカーワールドカップの組み合わせ抽選会。グループステージの各グループの組み合わせは4つのPOTからそれぞれ1チームずつ選ばれる。日本はPOT2。なかでも気になるのは強豪国が揃うPOT1。

エムバペはフランス代表、欧州クラブ所属No.1の高額年俸を稼ぐ。オリンピアコス3－4レアル・マドリード。

そのフランスを前回大会決勝で破った王者はアルゼンチン。アルゼンチンの要注人物はアルバレス。ゴール前の嗅覚はあなどれない。アトレティコマドリード2－1インテル。

ポルトガルのビティーニャも怖い存在。パリSG5－3トッテナム。

ブラジル代表のマルティネッリ、守備では献身性、ゴールを奪えば積極性、さらに飛び出したキーパーをワンタッチでかわす独創性。アーセナル3－1バイエルンミュンヘン。

そのブラジル相手に先月勝利している日本代表。南野拓実は見方からのクロスをダイレクトシュート。これでチャンピオンズリーグ日本人最多の通算6ゴール。パフォス2－2モナコ。