オープニング映像が流れた。

キャスターが挨拶。

物価高騰などを受け、政府はあす総合経済対策を閣議決定する方針。その規模は一般会計の支出と減税分などあわせて21兆3000億円程度とする方向。来年1～3月まで電気、ガス料金への補助、自治体が自由に使える重点支援地方交付金による食料品の購入支援、水道料金の軽減を盛り込んでいる。子育て世帯への支援として子ども1人あたり2万円を支給も盛り込まれる見通し。

エヌビディアの決算を受け、日経平均株価が大幅に上昇した。3日ぶりに節目の5万円を回復。エヌビディアの決算で業績見通しなどが市場予想を上回る。AI向け需要が広がるとの見方から半導体関連などに買いが集まる。円相場では円安が加速。今年1月以来の安値水準。片山財務大臣がきのう、日銀の植田総裁と会談。片山財務大臣は為替について具体的な話は出なかったと述べたことで、政府、日銀が円安の是正に動かないとの見方が強まる。市場関係者では日本と中国の関係悪化を心配する声が広がる。株式市場のリスクになっていて、円にもマイナスに働くとの見方が出ている。日経平均株価、TOPIXの終値、円相場の情報を伝えた。

日本商工会議所の小林会頭は為替をどうにかしてもらいたい。どういう手を打つのか、これは政府の選択肢。果敢に打ってもらいたい。ちょっと限度を超してきていると述べる。臨時会員総会で日本商工会議所の会頭に再任が決まった小林会頭が高市政権の総合経済対策について、思った以上に額が膨らんだと印象を語った。中小企業で一番困るのは円安とし、為替リスクを負っている中小企業はやっていけないと述べ危機感をあらわにした。

日立製作所が公開したのはAIエージェント「Naivy」✕犬型ロボット。生成AIとは異なり、状況に応じ自ら判断し行動することができる。デモンストレーションでは工場内のトラブルを検知したNaivyが現場に点検ロボットを派遣する。Naivyは点検ロボからの情報を基に修理が必要と判断。犬型ロボットに指示を出し人による遠隔操作を組み合わせ修理する様子が公開された。Naivyは実際の現場を360度カメラでスキャンして認識する。メタバース上の犬型ロボットや作業員の動き学習しその学習データを使った完全自立型人形ロボットも開発中。こうした技術により、作業現場などでの人手不足解消が期待できるという。日立製作所の研究開発グループの秋山さんは世界的に進んでいく人手不足、熟練者不足にNaivyは大きなソリューションになると考えていると述べる。

早稲田大学ビジネススクール教授の長内厚氏に話を聞く。今回の日立製作所の技術で注目すべき点は単なるロボット開発ではないというところ。熟練者の知識や判断をデジタル化して次世代に継承する仕組みを本格的に作ろうとしている。人手不足と技能継承の問題が深刻化している。NaivyのようなAIエージェントは作業を自動化するのではなく現場の状況を理解して判断してさらにロボットとヒトをつなぎながら作業全体を指揮するデジタルの現場監督のような存在にあることが期待される。今後のポイントは？作業データやヒトの動きを蓄積してそれを自立型ロボットに学習させていくという発想。企業が長年蓄積してきた暗黙知を資産として再構築する試み。こうした技術が本格的に広がるためには安全性や問題が起きたときの責任の所在。AIとヒトとの役割分担も課題に残っている。この分野は中国も非常に力を入れている。国際的な競争に打ち勝つためのポイントは導入コストになる。独自技術や最先端のテクノロジーに発して品質ばかりを追う傾向にあるが、導入コストを下げる努力も必要になるなどと話した。

カメラの前で生き生きとした笑顔をみせる女性たち。原宿・表参道エリアで開催されている美の祭典「Tokyo Beauty Week」を主催しているのはアットコスメ運営のアイスタイル。Eventは東京の美容文化の育成、発信を促す。近隣の商業施設などがビューティー体験を提供。新しい自分や新しいビューティーを発見できる「Tokyo Beauty Studio」では、肌質、パーソナルカラーを診断。新しいアイテムやブランドとの出会いがある。他にもプチプラブランドからラグジュアリーブランドまで国内外およそ50ブランドが集まるブースやメイクのアップデート、撮影体験も。主催者は美容業界以外の人とも共創、東京をビューティーの聖地にしたいと話す。アイスタイルの遠藤代表取締役社長はビューティーってすごくいろんな世界に広がってきている。健康にも近寄っている。東京をビューティーの東京にしたいと述べる。

一橋大学大学院経営管理研究科の鈴木智子教授に話を聞く。デジタル化が進むほど便利だけどどこか物足りないと感じ、リアル体験を求めるようになる。買い物はオンラインとオフラインを行き来するのが当たり前。アイスタイルはコスメ分野でネットとリアルの融合に最も成功した企業の一つ。アイスタイルはオンラインサービスからスタートしたが、売上高の3割以上はリアル店舗の＠cosmeSTOREが占める。日本最大の化粧品小売りチェーンに成長した。様々なブランドを集めたプラットホームが注目されている。プラットホームでブランドを比較、検討できるブランドプラットホームへの支持が高まっている。Tokyo Beauty Studioにはプチプラとハイブランドの両方が集まっている。ミックスカルチャーこそが東京らしさ。ファッションのパリ、ビューティーの東京と呼ばれるようなムーブメントが生まれることに期待したいなどと話した。

自民党の小野寺税調会長は投資の促進、賃上げ、物価への対応など重要な課題について、税制面からしっかりと後押ししていくことが求められていると述べる。自民党は来年度の税制改正に向け、本格的な議論を開始。議論の焦点となるのは所得税がかかる最低ラインである年収の壁のさらなる引き上げ。ガソリンの暫定税率廃止に伴う新たな財源の確保。年収の壁をめぐっては国民民主党が178万円への引き上げを要求。小野寺税調会長は野党にも協力を求め年内のとりまとめを目指す方針。

勤労感謝の日を前にマイナビが働く人を対象に感謝の重要性に関する調査を実施。働くうえで感謝する、感謝される機会の有無について、ほぼ毎日、よくある、時々あるを合わせると感謝しているは83.4％。感謝される機会については76.8％。誰に感謝された時仕事のモチベーションがあがる？上司は53.5％、同僚は50.3％、先輩は33.2％、顧客は28.7％。ありがとうと伝えていますか？街の人に聞く。上司に言われるとすごくうれしい。部下には感謝。素直にありがとうと言う。表現を変える、笑顔を維持しながら。ありがとうは大事だと思うなどのコメントが寄せられた。

中国政府が日本産の水産物の輸入を事実上停止している問題について、木原官房長官は輸出の円滑化を働きかけていきたいと重ねて強調した。水産事業者への支援についても述べた。

いすゞ自動車とファミリマートは交換式バッテリーを搭載したEVトラックによる配送の実証実験を開始。トラックがステーションに入り、パワースイッチをオフにすると、自動で充電済みのバッテリーと約7分で交換完了。コンビニの配送網などに導入することで効率的なカーボンニュートラルの実現を目指す。

新幹線のホームに初めてスターバックスが登場する。あすJR新横浜駅のホーム上にオープンする店舗ではオーダーパネルと完全キャッシュレス決済を導入。新幹線を待つ限られた時間の中でスピーディーな提供を目指す。メニューはコーヒーのみ。初めて導入された機械で1杯ずつ豆を挽いて作られる。

デフリンピックの女子100mバタフライに齋藤京香が登場。出発音の代わりに光の合図でスタートするデフ水泳。齋藤京香は連覇を目指す。齋藤京香は4位、メダルには届かなかったが日本記録更新。齋藤京香は最後まで力強く泳ぎ切ることができたかなと思うと述べる。

茨隆太郎選手は5大会連続出場。きょう息子は2歳の誕生日。男子400m自由形決勝、スタートはトップに立つがラストで逆転され惜しくも2位。この銀メダルでデフリンピック20個目のメダル。

ハンマー投げでは表彰台を独占。石田孝正が1投目で55m51をマーク。石田に指導を受けていた筑波大学4年の遠山莉生が60m19のビッグスロー。逆転を目指すのは世界記録保持者の森本真敏。遠山には届かないものの56m40で2位。ベテランが目をかけた新生が金メダルを獲得。日本勢が表彰台を独占。

ハンマー投げでは日本勢が表彰台を独占。遠山莉生も2人のおかげでここまでこれたと話していた。水泳の斎藤選手もメダルとはならなかったが、日本記録更新と見事な泳ぎをみせてくれた。男子サッカーではイギリスに勝利し準決勝進出。初のメダル確定まであと1勝などと話した。

巨人からドラフト1位氏名を受けた鷺宮製作所の竹丸和幸が仮契約。背番号は21に決まる。竹丸はこの番号といえば竹丸と言ってもらえるように頑張っていきたいと思いますと述べる。ポーカーフェイスの竹丸、表情が崩れる時はどんなとき？試合に勝ったときはうれしいのでそういうときは崩れると思う。

パリ五輪銅メダリストの橋本壮市選手が引退会見を行う。日本柔道で史上最年長の32歳でメダリスト。会見では終始笑顔。後輩たちが一緒にやってくれたのでこの年齢までやってこられた。後輩たちには感謝したいと述べる。引退後は指導者を目指して活動していくという。