- 出演者
- 勝村政信 冨田有紀 都並敏史 市之瀬敦
今年のネーションズリーグを制したポルトガルにスポットを当てる。選手、国内リーグ、指導者を紐解くことで見えてくるものとは。
オープニング映像。
ポルトガルにある大使館で勤務していた市之瀬敦氏は現地でサッカーを観戦し、名選手の姿を目撃していた。国としての規模は日本より小さく、GDPは日本が約13倍を誇る。だが、FIFAランクは日本が19位に対し、ポルトガルは5位。国内リーグ「プリメイラ・リーガ」は18クラブによるホーム&アウェー方式で、世界のリーグランキングでは8位。市之瀬氏によると、ファンは日曜日の午前中に教会へ行き、午後からサッカー観戦していたが、週4日に分けて行われる。日本のJリーグは週末の2日間。また、プリメイラ・リーガでは基本的にスポルティング、ポルト、ベンフィカが優勝争いをしていて、勝村政信も「映像で観るときはこの3チームしか見たことがない」と語った。
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- FCポルトSLベンフィカクリスティアーノ・ロナウド・ドス・サントス・アヴェイロジョアン・ピントスポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガルフェルナンド・コウトプリメイラ・リーガリスボン(ポルトガル)ルイス・フィーゴルイ・コスタルベン・アモリム中島翔哉
ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウド、ベルナルド・シウバとスター選手を輩出してきた。プリメイラ・リーガの下位クラブから上位3クラブへステップアップし、ヨーロッパの5大リーグに移籍するという成功事例があり、選手たちの明確な指針になっている。日本代表の守田英正も下位クラブからスポルティングへ移籍した。さらにジョルジュ・メンデスをはじめ、移籍を支える交渉のスペシャリストも存在。だが、都並敏史氏は代理人も玉石混交で、選手をめぐって巨大なお金が動くことから恐怖すら覚えるという。
横浜F・マリノス、大宮アルディージャは海外資本を受け入れているが、ポルトガルのプリメイラ・リーガでは1部リーグ18チーム中12チームが該当。市之瀬氏によると、破綻寸前だったポルトガル経済を救うためには法律を変え、海外資本を受け入れるほかなかったという。ただ、SLベンフィカでは伝統を守るべく、限定的な受け入れにとどめている。
「FOOT×BRAIN+」の次回予告。
J1リーグ第32節の日程を伝えた。
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