- 出演者
- 勝村政信 冨田有紀 フィリップ・トルシエ フローラン・ダバディ
今回、元日本代表を率いたフィリップ・トルシエ氏、通訳のフローラン・ダバディ氏が登場。トルシエ氏は母国フランスの強さについて、語る。
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オープニング映像。
フィリップ・トルシエ氏はフランスの国立サッカー研究所「クレールフォンテーヌ」を紹介。設立当時、フランスの育成レベルではW杯で渡り合うのに不十分だったという。また、各クラブにはアカデミーが存在していたが、対象年齢は16~18歳。トルシエ氏曰く、重要な育成時期は13~15歳。クレールフォンテーヌで育成した選手を各クラブへ送り出すというシステムができあがった。アネルカ、エムバペなどは自ら志願し、クレールフォンテーヌに入った。近年では2000人が毎年応募し、合格率は1%だという。フランス代表に目を向けると、グリーズマンは自ら身を引き、世代交代を促してチームに変化をもたらした。
2009年、モロッコのムハンマド6世は国内サッカーを強化するべく、アカデミーを創設した。育成施設はフランスのクレールフォンテーヌがモデルだという。モロッコに生活拠点があるトルシエ氏によると、日常生活にサッカーが溶け込み、移民のなかから逸材を見つける目も養われているという。日本サッカーについて、トルシエ氏は「日本国内の環境だけで育成しているのにヨーロッパで通用し活躍する選手が生まれている」と高評価。
FIFAランク12位のモロッコは個人プレーを主体としている。規律や組織化された日本とは対照的なチームで、GKがドリブルをするなど予測がつかない。そのため、代表チームをまとめる監督の苦労が予想されるという。また、トルシエ氏は今の日本代表を称え、「率いてみたかった。森保監督をちょっと妬んでいる」などと語った。
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「FOOT×BRAIN+」の次回予告。
J1リーグ第27節の日程を伝えた。
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