- 出演者
- 勝村政信 冨田有紀 百瀬俊介 中村武彦
今回、アメリカとメキシコにスポットを当てる。アメリカでは急速な発展を遂げ、メキシコでは若き逸材が台頭。
オープニング映像。
百瀬俊介氏は中学卒業後、単身メキシコに渡り、日本人で初めてメキシコリーグのプロ選手となった。中村武彦氏はアメリカサッカーに精通している。メキシコでは中流階級の子どもがサッカースクールに通う一方、ストリートサッカーの衰退が進み、光る原石が埋もれかねないという。そうしたなか、元代表選手が3部チームを買収して若き才能を鍛え、クラブチームに売り込んでいるという。選手時代に培った駆け引きをビジネスでも駆使しているのだとか。中村氏によると、アメリカはサッカー不毛の地とされ、女子サッカーのほうが人気があった。だが、北米スポーツリーグの平均観客動員数でメジャーリーグサッカーは3位にランクイン。中村氏はマサチューセッツ州立大学でボランティアコーチを務めているが、サッカー部専用のスタジアムがあり、全国大会出場のために選手たちがプライベートジェットを利用していることに衝撃を受けたという。奨学金も充実。
ヨーロッパではアカデミー、18歳でプロになれないと、可能性は狭まってしまう。だが、アメリカの大学で鍛え直し、プロへ進む道筋ができつつある。メジャーリーグサッカーではメッシ、ルイス・スアレスといったスター選手が活躍。中村氏によると、プレースタイルは1対1で、ぶつかり合って倒れても選手はすぐ立ち上がる。サッカー不毛の地と呼ばれたアメリカにサッカーを根付かせる上で、ビジネスとして安定した経営基盤を築くのが先だった。選手の給料システムは各クラブではなく、リーグから分配される。ただ、1クラブ3名までこのサラリーキャップの制約を受けずにスター選手を獲得できる。DP制度と呼ばれ、第1号がデビッド・ベッカム。
MLSでプレーする吉田麻也は人気の高まりを感じ、さらに「投資対象としての価値も上がってきている」と話す。プレー面について、ヨーロッパの中堅クラブよりも環境が整っているという。
ロサンゼルス・ギャラクシーのクラブハウス、練習環境の一部が公開された。勝村政信、都並敏史氏が舌を巻くレベルだったが、中村氏は「設備は古い」と話した。
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メキシコのプロサッカーでは若手育成のルールが徹底され、アンダー世代の選手がシーズン合計で1170分、試合に出場しなければならない。ルール違反すると、勝ち点が剥奪されたり、補助金が削減される。さらに選手たちは若くして過酷な移動、アウェーを体験するのでトップチームに起用されても柔軟な対応が可能だという。現地の物価は日本の3分の1とされるなか、給料は申し分ないという。ヨーロッパに挑戦すると、練習環境は変わる、家族はいないなどストレスのほうが多く、海外でプレーしたがらない選手もいる。
「FOOT×BRAIN+」の次回予告。
J1リーグ第28節の日程を伝えた。
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