- 出演者
- 勝村政信 冨田有紀 鄭大世 城和憲
2024年10月、J-VILLAGEに集まったのは全国から選りすぐられた若きストライカーたち。3日間にわたりフォワード育成に特化したストライカーキャンプが行われた。背景にあるのはストライカー不足。今夜はストライカーキャンプの全容に迫る。
オープニング映像。
日本は次の試合に勝てばW杯出場が決まる。しかしW杯変更では日本の戦い方にも影響するレギュレーションの変更がある。出場国数が48に増え日本があまり得意としない守備的な相手との戦いが増えるのでは?と不安視する声も聞かれる。
ストライカーキャンプに密着。参加したのはJクラブ下部組織や街クラブなど各地域の協会から推薦された中学年代のエリート16人。城和憲のストライカー育成の極意はシュート練習では得意な型を身体に染み込ませる。順番待ちの選手にもこぼれ球を常に意識するよう指示。その後の練習でもとにかくシュートを反復させた。2日目はクロスからのゴールの練習に特化。2024シーズンのJ1チームの得点割合は半数のチームで最も多い得点パターンがクロスからのゴールだった。
ヨーロッパのビッグクラブで活躍した日本人ストライカーはいまだゼロ。さらに世界を相手にした時に得点力不足が懸念されている。過去W杯で日本が決めた25得点のうちFWが決めたゴールはわずか7点。FWの得点が少ない理由について鄭大世は時代と共にFWに求められる役割が変わり今はチームに献身的なFWが重宝されると分析した。
若きストライカーから「ストライカーに必要なスキルは?」という質問に、元ポルトガル代表FWのヌーノ・ゴメスは「試合の流れを読んで準備すること」だと話す。城和憲は「点が取れる自分の型を持つこと」、鄭大世は「ゴールに向かってスプリントできる選手」が重要だと話した。技術委員長の影山雅永は「ゴール前でエゴを出せる選手」だとした。日本人でエゴイストなストライカーの代名詞とも言える選手は釜本邦茂。エゴを武器に国際Aマッチ86試合で85得点をマーク。大人気サッカー漫画「ブルーロック」でも読者を惹きつけたセリフが「世界一のエゴイストでなければ世界一のストライカーにはなれない」。
日本ではストライカーにはエゴが必要という概念があるが海外ではエゴイストは批判されるという。鄭大世はエゴを持ってもパスを出せる選手がさらに上に行けると話す。また城和憲は勝負する所ではエゴイストを出すというバランスが大事だと話した。
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- FIFAワールドカップブルーロック
明治安田 J1 LEAGUE・第3節の試合日程を伝えた。
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- 2025明治安田J1リーグ
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