- 出演者
- 梅津弥英子 青井実 橋下徹 宮根誠司 金子恵美 宮司愛海 安宅晃樹 藤本万梨乃 佐久間みなみ 宮本真綾 河野太郎 泉健太
立憲・野田代表にインタビュー。ほか野党に比べ議席を増やせなかったことを「受け皿を結集できなかった」と分析。大敗した自民の石破総理が続投の意向を見せていることについて、「なぜ続投かを説明する責任がある」と主張。内閣不信任案の提出については「民意を受けてチャレンジする必要はある」「ほか野党と一致点を見出して誠意ある対応をしていく」とした。石破総理が否定している減税についても「ほか野党と協力してチャレンジしたい」とした。自民との連立については「全く無い」とした。今後の方針を「野党としてまとまるにはどうすればいいかを考える」とした。参政党について「すごい勢い その主張をよく見ていきたい」としたうえ、個別の政策では一致点を見出したい考えを表明。
維新・吉村代表にインタビュー。参院選の結果について「関西では土俵際 全国的には厳しい結果」と分析したうえ、「人気がなくても本当に必要な政策を訴えていきたい」とした。熱量を感じないとの橋下からの指摘には「党の理念を大事に 党内をまとめていきたい」とした。自公の補完勢力との指摘には「人気が出るかどうかではなく 日本に必要なことを訴えていく」とした。
盤石な組織と保守票に支えられていた自民党は総崩れ。野党の強い地域に人気の幹部をぶつける攻めの姿勢だった。自民党に失望した人たちは保守的で日本人ファーストの参政党に流れ込んでいた。
橋下は「自民党は保守的とリベラルな人たちの2つに分かれてもいい」などと話した。
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泉房穂候補は当選確実。国の政治がひどいと話した。石破首相の続投について、色々な組み合わせを考えても良いという。無所属では「大同団結を如何にするか」などと話した。
選挙ドットコムとのコラボ。番組が総再生回数をもとに独自分析したSNSでバズった候補トップ5を紹介する。5位は約7800万回再生で立憲の蓮舫候補。意気込みを語る定番の動画を投稿。コメント欄は閉じたままだった。蓮舫は当選を確実にした。
SNSで一番バズった候補者ランキング第2位は、参政党のさや候補。コロナ禍の2020年に「チャンネルさや」をスタート。動画はこれまでに約1億5000万回再生されている。選挙期間まえのカバー曲好材料になったか。さや候補は東京選挙区で当選。国民民主党の牛田茉友候補も当選を確実にしている。元受刑者としての経験を語ったれいわ・山本譲司候補は、独自の戦いが続いている。
SNSで一番バズった候補者ランキング第1位は、NHK党党首の立花孝志候補。立花候補のSNS 再生回数は約1億7000万回。過激な動画と次々と投稿。しかし、この戦略は議席につながらず、兵庫選挙区で落選確実。前明石市長の泉房穂候補が初めての当選を確実にしている。
政党別の動画再生回数(7/3(木)~19日(土)、選挙ドットコムより)は、1位が参政党の約9億3000万回、2位が自民党の約7億4000万回。金子さんが「SNSは強力なツールであることは間違いない。ネット上で広がったなという印象がある。該当演説は長いけれども、ポイントだけ聞きたい人にとっては時短で、しかもわかりやすいのが受けているんだろうと思います」と語った。また、橋下さんは「第三者が作った切り抜き動画は、慎重に見ないといけない。再生回数がダイレクトに票に直結するわけではない。注意を引き付けて再生回数が増えるのや、参政党のように政策で広がって票に結びついているものなどがある。ただ再生回数が増えればいいというものじゃないんでしょうね」と、松山さんは「参政党は若者が食いつき広がったが、途中で『言っていることがちょっと心配』と支持が止まっていた時期があった。その後、人気を知った高齢者が支持するようになった」と語った。
最新の開票状況を伝えた。大乱戦の東京選挙区は欠員の補充を含めて当選するのは7人。これまでに参政党・さや候補、自民党・鈴木大地候補、共産党・吉良佳子候補、国民民主党・牛田茉友候補、公明党・川村雄大候補の5人に当選確実が出ている。残る2議席を巡って国民民主党の奥村祥大候補、立憲民主・塩村文夏候補らが競り合う展開。元衆議院議員の無所属・山尾志桜里候補は落選確実。山尾候補は「本当にありがとうございました。結果を出せなくて申し訳ないです」と支持者に語った。
バラエティ番組でおなじみの経済評論家・岸博幸候補が自民・比例で出馬。2年前に血液のがん「多発性骨髄腫」を発症し、病と付き合いながらの選挙戦だ。岸候補は「余命8年あるからどうしようと。ダラダラ遊ぶより、世の中のためになることをしようと思った」と語る。自民党・比例の予測議席数は10。岸候補がここに滑り込めるかはまだ見通せない情勢となっている。
福島選挙区は、現職&元法務大臣の自民党・森雅子候補が当選確実。これで4回目の当選となる。裏金問題では森候補自身も282万円の不記載があり、逆風を受けながらの選挙戦となったが、福島復興などこれまでの実績を強調して議席を守った。
中継で公明党の斉藤鉄夫代表を生直撃。議席を大きく減らしそうとの予測が出ているが、その原因について斎藤代表は「我々の物価高対策(減税・給付)が国民の皆様に浸透しなかった。もっとも未来に責任を持つ現実的な政策だと自信を持って訴えましたが、今ひとつ届かなかったのかな」とコメント。「以前は消費税減税を党として掲げていらっしゃいまっしたが、結果的に自民党と足並みを揃えて給付という形に。本当は減税を訴えたかったのでは?」との質問には、「消費税は社会保障と税の一体改革の考えのもと、社会保障の重要な財源。物価高対策として1年毎に税率を変えるということはふさわしくないと思う。ただ、軽減税率について深堀りしていくということは前々から訴えていたので、引き続き頑張りたい」と答えた。
「先の都議選でもそうだったが、公明党の退潮傾向が出始めていると指摘されている。支持母体の創価学会をはじめ支持者の高齢化、運動量の低下などはどう克服されますか?」との質問に、「前回の衆院選の反省を踏まえ、より多くの方に我々の政策を知っていただくという意味でSNS戦略をしてきた。それプラス、一人ひとりとお会いして話をするのが基本。コロナ禍で人間関係が希薄になったところをがあるので、それをもう一度取り戻したい」と答えた。また、「SNS戦略では参政党がかなり成功した。参政党が自公の批判票の受け皿になったのでは?」との質問には、「それもあると思います。その点もよく分析して、再びご指示いただけるよう頑張っていきます」とコメント。
「既存の政治に不満を抱いた有権者は、参政党や国民民主党といった政党のカラーがはっきりした所に流れた。一方、政党の色が濁ってしまったように見える自民党や維新は退潮傾向です。自民党と組むということを一回やめて、公明党で色を磨いていくという考え方はないですか?」との質問には、「今回の選挙も『自民党と連立でこういう政策を実行します』と公約に掲げてきた。私は、選挙後の姿を明示して戦うのは誠実な姿だと思います。そういう公約で戦った以上、これからもそうしていきた。ですが、党のアイデンティティ、やりたい政策を実行するのが目的なので、長い目で見ればそういう点を考えるのも当然です」と答えた。
激動の一日をまとめた。安野貴博党首が当選し、チームみらいが初の議席を獲得。日本保守党も北村晴男候補が当選し、参議院で初の議席を獲得。国民民主党、参政党は大きく議席数を伸ばし大躍進となった。一方、自公政権は目標の過半数に届かず。有権者からは「与党が負けるように野党に入れた」「自民党はダメだと予想していた。選挙のたびに票が欲しいだけのことしかしない」との厳しい声もあがった。歴史大敗となった自民党だが、石破茂首相は政権続投への意欲を示した。
自民党が歴史的大敗となり、明日から動きが激しくなることが予想される。立憲・野田代表が「内閣不信任案は当然視野に」「提出時期はあすの首相会見を見て」と、国民民主党・玉木代表も「約束を守らぬ石破政権と組む気はない」「立憲は野党第1党のビジョン提示を。話があるならよく聞きたい」と発言している。公明党も「長い目で見れば自公の連立も考える」と言っており、選挙後の政局は流動的だ。松山さんが「自民党の中で『石破総裁で本当にいいのか』と見極める時間が必要。になってくる。総裁選をするにしても、時間をかけると野党が連携して内閣府視認案で一致して解散を求めてくるかもしれない。明日以降、このあたりの駆け引きが激しくなる」と語った。また、金子さんが「参政党が自分たちのカラー・立ち位置をしっかりと決め、それが国民にウケた。その流れを受け、自民党を含めたそれぞれの政党でも再編をする力が高まるのではと期待する」と、橋下さんが「今後が不安定で心配だと考える人もいると思う。ただ、良い政治は一気にそこに到達するものじゃない。今、産みの苦しみなんだと思います。ここから新しいものを作り出すため、記者も今までとは違う取材が必要になる、メディアも違う報じ方が必要。国民も意見を出すことが必要。政治のダイナミズムだと思ってワクワクする」と語った。
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2024年10月27日(19:58)