2025年9月14日放送 20:54 - 23:09 フジテレビ

Mr.サンデー

出演者
宮根誠司 藤本万梨乃 鈴木悠 ジョセフ・クラフト 石田健 
カメラが捉えた週末ニュース
伊東市議選費 6300万円 解散の大義は

静岡県伊東市の田久保眞紀市長はきょう、競輪場で行われたイベントにプライベートで訪れていた。田久保市長は学歴詐称問題をめぐり伊東市議会から不信任を突きつけられた末、議会を解散した。市議選の投開票が行われるのは来月19日で、その間市政が滞るだけではなく約6300万円の選挙費用がかかるという。注目は“田久保派”議員が何人当選するかで、7人以上当選すると不信任決議を受けることはなくなる。市長の支援者によると、すでに5人の田久保派候補が集まっているという。候補者の1人に話を聞くと、選挙戦での“田久保支持”については「世間の立場を理解しているので、彼女は配慮をすると思う」などとコメント。選挙戦ではあえて“田久保派”を名乗らない可能性もあるという。一方、一連の騒動の影響は地元の子どもたちにも及んでいた。地元高校のテスト問題に、田久保市長に関する問題が3問出されたという。少子化が進む伊東市では学校の統廃合が喫緊の課題となっているが、教育長不在のため議論が止まっているという。

(ニュース)
駒沢公園で突然倒木 女性(29)けが

東京都世田谷区にある「都立駒沢オリンピック公園」内のサイクリングコースで、桜の大木が路上に倒れ自転車に乗る女性に直撃した。女性は病院に搬送されたが、意識はあるという。たくさんの桜の木が並び、お花見スポットとしても知られてきた場所。天気は曇りで、強い風も吹いていなかった。日本樹木医会東京都支部の根岸隆氏は「根本が腐っている。折れた部分が白くなっていて、恐らく菌が分解したところ」などと指摘した。古い木ほど菌が入り込み傷むリスクがあるという。公園の管理事務所によると、倒れた木は定期点検により今年5月と8月時点で「健全な状態」と判断されていたという。

ジョセフ・クラフトは「税金のかかる話だが安全を保障する体制、チェック機能が必要」などとコメント。石田健は「日本の林や森に関しては、他の分野に比べて予算や人材が足りていないとよく聞く」などとコメントした。

落雷か 集合住宅2階で 火災発生なぜ

東京などを記録的な大雨が襲った木曜、東京都立川市の集合住宅で火災が起きた。86歳の住人の女性が煙を吸って病院に搬送されたが、命に別状はなかった。火災の原因は雷とみられている。建築基準法によって避雷針の設置が義務付けられているのは高さ20mを超える建物で、この集合住宅には設置されていなかった。しかし雷はなぜ屋上や最上階ではなく、2階に落ちたのか。長年雷を観測・分析する松井倫弘博士によると、火災が起きた部屋のすぐ横にある木を伝って雷がベランダに落ちた可能性があるという。雷には、木の枝などを伝って広がる「側撃」という現象が存在する。雷は木を伝ってベランダの室外機にあたり、そこから炎が出た可能性が高いという。今回の記録的大雨に伴い都内で観測された落雷は約4000回(フランクリン・ジャパン調べ)で、雷と火災の危険は決して他人事ではない。

東京の商店街も浸水 地下店舗は天井まで

木曜日、東京では記録的短時間大雨情報が相次いで発表された。品川区の戸越銀座商店街では、わずか15分ほどで道路の水位が上がっていた。中でも危険だったのが地下で、目黒区にある地下1階のゴルフのレッスンスタジオでは大量の雨水が流れ込み、中にいたレッスンコーチの女性は命の危険を感じたという。女性は流れ込む水に逆らいながら、なんとか地上に出ることができたという。女性が地上に出た後、10分足らずで地下は完全に水没していた。このスタジオの周辺は大雨などによる洪水浸水想定区域となっており、地下には見えない川が流れていた。関西大学名誉教授の石垣泰輔氏は「都市の川だったものを排水路にしている。もともと土地が低く、周りの水も集まってくるため被害が大きくなった。東京にはそういうところはたくさんある」などと指摘した。

東京の商店街も浸水 地下店舗は天井まで/横の木に落雷「側撃」か 2階の部屋火災/地下店舗 天井まで水没 恐怖の脱出 騙る

ゲリラ雷雨の際は地下からは離れ、高い所に移動する必要がある。ゲリラ雷雨の前兆は「“黒い雲”接近」「急な冷たい風」「雷が鳴り始める」。ゲリラ雷雨は予想が難しく、自分で空を見て判断する必要がある。止水板は建物の中へ水が流れ込むのを防ぐために有効で、設置費用を助成する自治体もある。

気象情報

全国の天気予報を伝えた。

22歳容疑者 “130m一発命中”の謎

アメリカ・ユタ州のユタバレー大学で講演中だったトランプ大統領の盟友・チャーリー・カーク氏が銃撃され、亡くなった。狙撃距離は約130mだったという。約1年前、アメリカ大統領選の最中にトランプ氏に対し8発の銃弾が発砲され、トランプ氏は耳を負傷。今回はたった1発で急所を撃ち抜いていた。逮捕された容疑者は22歳の学生で、なぜ高度な狙撃ができたのか。

「パニック」目撃者語る “衝撃の瞬間”

力強い言葉で大勢の聴衆を沸かせるチャーリー・カーク氏。若手の保守系活動家として、トランプ大統領を支援してきたカリスマ的人物。悲劇は今月10日、アメリカ西部・ユタ州の大学で開かれた政治イベントで起きた。カーク氏とわずか3mの距離に居合わせた人は「目の前で首から血が噴き出すのが見えました。即死だと確信しました」と話した。銃撃直後、容疑者とみられる人物を捉えた映像がある。建物の屋上から飛び降りると、そこから敷地内を走り去った。演説場所から銃撃が行われた建物の屋上までの距離は約130m。容疑者が使用した銃はスコープのついたライフル銃とみられている。容疑者の目線で見てみると、距離だけでなく高さもある場所から大学構内の特設ステージにいる人物を狙ったことになる。捜査当局はタイラー・ロビンソン容疑者の身柄を拘束。22歳の学生だった。この状況での狙撃について、FBI特殊部隊「SWAT]に所属していた専門家は「使われたのは、風向きや風速などの環境要因を補正することができる銃です」と話す。縦断がブレにくく、スコープは標的をバストアップのサイズまで拡大できるものだったという。だが「訓練された人でも容易な射撃ではありません」とのこと。手練れの狙撃手でも約130mの距離を一発で命中させることは至難の技。なぜ動揺を抑えることができたのか。確固たる信念と使命感。残された銃弾には「独裁主義者よ!受け取れ!」との文言が刻まれていたという。ロビンソン容疑者とはどんな人物なのか。現地メディアによると、同級生は「いつも静かでトラブルを起こした記憶はない。一緒にいて楽しい子だった」と証言。また、5年前には家族とともにトランプ氏を支持していたという。だが事件前、ロビンソン容疑者は家族の前で「カークは憎しみに満ちていて、憎しみを広めている」と語っていたという。

4日連続 玄関内にクマ 恐怖の一部始終

思わず声をあげた家主の先にいたのは、体長約1.5mのクマ。4日連続で出没したという。話を聞いたのは宮城県加美町でクマの出没に頭を悩ませていた家主。被害が始まったのは先月末だった。庭の鳥小屋で趣味として飼育していた七面鳥7羽を含む鳥12羽がすべて食べられてしまったという。その後、数日間姿を見せなかったクマ。ところが、この家には風除室と呼ばれる雪や風よけの部屋があり、そこを抜けると玄関。その奥の住居スペースから風除室が見える。今月3日、午後9時半頃、再び姿を現したクマは、カメラに背を向け、唯一風除室で飼われていた七面鳥を捕食。その後、周囲を物色していた。防犯カメラで事態に気づいた家主は、すぐに110番通報。だがクマは警察の到着前に姿を消した。その翌日、クマは再び侵入。今度は鳥の餌が入っていたバケツをなんとかこじ開けようとするなど、部屋を荒らして帰っていった。このままでは危険だと、玄関の侵入を防ぐ補強や捕獲用の罠を仕掛けるが、その夜、罠にはかからずまたしても風除室に現れた。クマの胸元には特徴的な白い毛も見える。現れたすべてのクマの頭にはテープのようなものが貼り付いていて、同じ個体と思われる。そして、その翌日にもカメラにはクマが物色する姿が記録されていた。避難することも考え迎えた5日目の朝、クマが罠にかかっていた。檻に噛みつく頭にはテープのようなものがあった。それは民間調査会社がクマの行動範囲を調べるために装着したGPSだった。その後、連絡を受けた猟友会がおりを回収。クマは駆除されたという。

22歳容疑者 “130m一発命中”の謎/銃弾に「独裁主義者よ!」政治的意図か

トランプ氏の盟友・カーク氏の銃撃についてスタジオトーク。

(特集)
“負け組の星” ハルウララ ファンが別れ

負け組の星として多くの人に愛されたハルウララが今月9日、29歳で天国に旅立った。生涯成績113戦0勝。懐かしの映像と関係者らへの取材で、その類まれな生涯をたどる。きのう千葉県のある牧場には弔問客がひっきりなしに訪れていた。花で埋まる厩舎。その隣から生前、1番仲が良かったという馬が顔を出し、戸惑っているように見える。誰もが己の人生と重ねた競走馬・ハルウララ。一度も勝てなかった彼女はなぜこれほど、人の心を捉えて離さなかったのか。

失われた10年 “負け組の星” 誕生秘話

1996年、北海道生まれ。サラブレッドとしては体も小さく臆病だったハルウララは、いわば「売れ残り」として地方に引き取られることになる。それが生涯を通じて走り続けることとなる高知競馬場。だが、その競馬場もまた深刻な経営難に瀕していた。当時の日本はバブルが完全に弾け、失われた10年と呼ばれた時代。高知競馬場も80億円を超える累積赤字を抱えていた。そんな後がない競馬場と売れ残りのハルウララの出会いが、後の伝説を生むことになる。88戦して1勝もできないまま、なぜか走り続けている馬がいる。その不思議を知り合いの新聞記者に話した。全ての始まりとなった高知新聞の記事を紹介。記事が出た翌週には全国に知られることになり、ハルウララはいつしか負け組の星と呼ばれるようになっていく。だが一方、関係者たちの思いは複雑だったよう。日に日に増えていく客の顔は沈んではいなかった。2004年3月、ハルウララにまたとないチャンスがやってくる。中央競馬の絶対王者・武豊の騎乗だった。熱気に包まれた中、あの武豊をして11頭中10着という結果。負けたにも関わらずハルウララのウイニングランが始まった。その後も負け続けるハルウララを見守る家族がいた。当時、1万円の協賛金でレースに娘の名前をつけた男性。その名も「頑張れ!!ハルウララ・陽香特別」。ハルウララは7年の現役生活で113戦0勝。結局、最後まで1勝もできなかったけれど、教えてくれたのは「負けても最後まで諦めず走り続けること」。そして、「敗北は失敗ではなく挑戦の証しだということ」。

負けても負けても… ハルウララの生きざま

ハルウララがこの世を去ってから4日、高知競馬場で偶然出会ったのは、ハルウララがどんなに負け続けても決して処分しなかった伝説の調教師・宗石大さん。そして、実況の橋口浩二さんは粋なサプライズを用意してくれていた。特別に幻のハルウララの初勝利の実況を聞かせてくれた。

ハルウララについてスタジオトーク。

(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

(エンディング)
1週間の主なニュース予定

現地時間16日までに「トランプ政権・自動車関税15%に引き下げ」、18日に「第73期王座戦・五番勝負第2局・藤井聡太王座vs伊藤匠叡王」、19日に「19年連続日本人受賞なるか・イグ・ノーベル賞発表」。

(番組宣伝)
ワンピース

「ワンピース」の番組宣伝。

明日はもっと、いい日になる

「明日はもっと、いい日になる」の番組宣伝。

土曜プレミアム

土曜プレミアム「沈黙のパレード」の番組宣伝。

1 - 2

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.