- 出演者
- 藤森祥平 喜入友浩 小川彩佳 トラウデン直美 藻谷浩介
オープニング映像。
今夜のゲストはトラウデン直美さんと、地域エコノミスト・日本総合研究所首席研究員の藻谷浩介さん。
- キーワード
- 日本総合研究所
トランスジェンダーの方々の生き方に関わる話。戸籍上の性別を変えるためには今は性器の手術が必要とされている。広島高裁は10日、手術をしなくても男性から女性への性別の変更を認める決定を出した。裁判を申し立てたのは、生まれたときの性別は男性で、今は女性として生活する西日本在住のトランスジェンダーだった。戸籍上の性別を変えるには、法律で決められた5つの要件を満たす必要がある。問題となったのは、生殖機能がない、そして変更後の性別と近い外観を備えているという2つの要件で、いずれも事実上手術を求めるものとなっていた。当事者は手術なしでの性別の変更を申し立てていた。これに対し、最高裁は去年10月、生殖不能要件については憲法違反で無効だと判断。一方、外観要件については結論を出さず審理を高裁に差し戻していた。今日広島高裁は、外観要件についても違憲の疑いがあると判断。当事者がホルモン療法を受けて体が女性と似た状態になっていることを踏まえて、戸籍上の性別変更を認めた。今回の決定を大きな変化だと受け止めた人がいる。女性として生活する土肥いつきさんは14年前に男性器を切除する手術を受けた。それは女性の体を獲得したいという思いからだった。
トランスジェンダーについて。戸籍上の性別を変更するために5つの要件がある。生殖機能をなくすことについて憲法違反で無効だという判断になった。偏向した性別に近い性器の外観を備えることは、高裁に差し戻していた。これについて広島高裁は違憲の疑いであるとした。つまり手術なしでも外観要件は満たされるとした。今回の決定に対して土肥さんは好意的に受け止めていた。一方、トランスジェンダーの当事者の方、弁護士の仲岡しゅんさんは「当事者たちの心情を懸念する。当事者の受け止めは様々で戸惑いの声も聞いている」としている。
トランスジェンダーについてのトーク。トラウデン直美は「悩みは様々。当事者の間でも意見が分かれる。こういう機会があるたびに当事者の声をできるだけ多く聞いて集約することが大事」、藻谷浩介は「裁判は具体的に出すが、この判断は明らかにこの人は女性に見えるという事から判断していると思う。全員が訴訟しないといけないのは大変。法律できちんと定めないと」などとスタジオコメント。戸籍上の性別変更をめぐっては、公明党が先週特例法の見直しに向けた見解を示し、秋の臨時国会での改正案の提出も視野に議論を進めていきたいとしている。
ちょうど60年前のこと。昭和39年だが、働き手不足で若者たちは金の卵と呼ばれ、企業の人事担当者が採用合戦を繰り広げた時代があった。そして令和の今、高卒の求人倍率が過去最高となった。令和版金の卵の採用合戦が行われている。さまざまな企業が集まった就活イベントだが、実はこちらのイベント、高校生限定。今月から本格的に始まった高校生の就職活動。さいたまスーパーアリーナでは合同企業説明会が行われ、北海道から九州まで、45の企業が集まった。深刻な人手不足の中、今高校生たちには熱い視線が注がれている。高卒者の求人倍率は今年、全国平均で過去最高の3.98倍を記録。高校生有利の超売り手市場になっている。実際に警棒を使わせたり、防弾チョッキを着せたり。体験を通して、企業側は仕事の楽しさをアピールしていた。運送会社のブースでは。待遇面を引き上げる動きも広がっている。こちらのゴルフ場運営会社は充実した家賃補助をアピール。「1万円で1人暮らし!」のうたい文句が。更に。お得なクーポンを配る企業も。まさに令和版金の卵の争奪戦が巻き起こっている。
企業の採用合戦について。一方、高校生が持つ可能性そのものに注目している企業もある。こちらのIT企業は社員の半分が高卒。入社2年目、19歳のシステムエンジニア・飯田さん。生成AIも使いこなし、瞬く間にプログラムコードを書いていく。飯田さんは、これまでに公的事業のシステム開発などを担当してきた。飯田さんは現場でスキルアップするため、進学ではなく就職を選択。こうした考えは、ウェブデザイナーの石川さんも。
「高卒者の就職“強み”は?」について、最も多かった回答が「若者の視点」で次点が「素直さ」などとなった。
「学び直しやすい環境を整えておくのも必要だと思う」「ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズも大学をさっさと辞めていて、学歴で区別できない時代になっていると感じる」などとトーク。モスフードサービスは社員やアルバイトの歌手デビューを応援する取り組みを始めた。
3月に「モスレコーズ」の立ち上げを発表し、スタッフにオーディションを行いモスバーガーの公式サイトで宣伝し、世界に楽曲を配信する予定。この後アルバイトの応募数は去年より1.3倍増え、10~50代までの100人が応募した。今のところ15人が書類選考を通過した。
岐阜県の藤井電気工業。近くに全国的にあゆ釣りで有名な白川が流れていて、渓流釣りを楽しむには最高な環境ということで、釣り人の採用を始めている。毎年6月になるとあゆ釣りが解禁されるが、連続5日間の休暇を確約したあゆ釣り休暇が取得できる。それだけではなくて釣り遠征交通費、釣りグッズの購入の補助も出す。
今年1月の能登半島地震による火災で営業が出来なくなっていた石川・輪島市の輪島朝市が、きょう地元の商業施設で復活した。続々と集まる地元客、約40店舗が再スタートを切ったが、漁業関係を中心に営業を再開できない店も多く、輪島市朝市組合では「徐々に営業店舗を増やしていきたい」としている。
バレーボール女子は今日、フランスに出発した。パリ五輪での引退を発表した古賀紗理那は思いを語った。古賀紗理那は高校2年生で初めて日本代表に選出された。
東京オリンピックでサーフィンが行われた千葉・一宮町。この海からパリオリンピックに挑む選手が、サーフィン日本代表・稲葉玲王。幼い頃から一宮町の波に乗って育ち13歳で当時最年少プロデビュー。初のオリンピックの戦いの舞台となるパリ五輪サーフィン会場はタヒチのチョープーで、最大7mにも達する“世界最強の波”と恐れられている。本番直前まで現地タヒチで練習に励み、パワフルなライディングが持ち味の稲葉は、巨大な波対策に加え波の中をくぐり抜ける「チューブライディング」も習得し着々と戦う準備を整えている。
SASUKEが今夏、初めての世界大会「SASUKEワールドカップ2024」が開催される。
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ドジャース・大谷翔平の出身地の岩手・奥州市には、愛犬・デコピンとともに描かれた大谷の田んぼアート。大谷は今月自身初の3試合連続盗塁を達成した。
ロッテは楽天戦で、1回1番の高田、2番の小川、3番の藤岡、4番のソト、5番のポランコ、6番の角中、7番の中村奨、8番の田村、9番の藤原とヒットや四球で出塁するなどし、今季最多21安打18得点で大勝した。
エンディングの挨拶。