2024年1月10日放送 0:40 - 1:29 NHK総合

NHKスペシャル
プラネットアースIII プロローグ

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オープニング

オープニング映像。

今回は...

知られざる地球の姿を極上の映像で綴る「プラネットアース」の最新シリーズが幕を開ける。4月の放送を前に最新シリーズの見どころなどを紹介。

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自然番組の金字塔となった初回シリーズ

「プラネットアース」はNHKとBBCの国際共同制作番組で、世界の優れたテレビ番組に贈られるエミー賞に4部門で輝いた。ホオジロザメやユキヒョウのダイナミックなハンティング、オシドリの初めての躍動など、生き物たちの営みを映像に記録してきた。

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初回シリーズの決定的瞬間 オオカミVS.カリブー

カナダの雪が溶けたツンドラでは毎年、何万頭ものカリブーが移動する。群れに接近しつつあったのがオオカミで、群れからはぐれてしまったカリブーの子どもは捕食されてしまった。

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プラネットアースIII プロローグ

「プラネットアース」の最新シリーズでは生き物たちを近距離からの撮影に成功。研究者の協力を得て、現場に通い詰めることで生き物たちの警戒心を解いた。また、ドローンも駆使し、多彩なアングルから生き物の姿を捉えている。カナダのエルズミア島では群狼がジャコウウシの群れに接近。遅れを取った子どもをオオカミたちが包囲したかと思いきや、大人たちが引き返してきた。睨み合いが続き、決着がつくことはなかった。別日、群狼は別のジャコウウシの群れを見つけ、ジャコウウシたちが戦力を分散させると、オオカミは脱落した1頭の大人を仕留めた。

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南アフリカのロベルグ半島には膨大な数のミナミアフリカオットセイが集まっていた。豊かな水産資源を隠れ蓑にホオジロザメがオットセイを捕食した。一方、オットセイが集団でサメを追跡するという逆転劇もカメラに収めることができた。

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初回シリーズで活躍した撮影技術

「プラネットアース」の初回シリーズではヘリコプターの振動を吸収する機材により、揺れのない撮影に成功。当時、ドローンはまだ無かった。撮影班は草原を躍動するリカオンの群れを映像に記録した。30匹ほどの群れで狩りを行い、インパラを見つけると戦力を分散させ包囲を試みた。だが、インパラは水辺にダイブし、逃げおおせた。NHKは赤外線を感知するカメラを開発し、暗闇のなかでも撮影に成功。ライオンによる夜のゾウ狩りは世界ではじめて記録された。

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プラネットアースIII プロローグ

最新シリーズでは照明を一切使わない撮影が可能となり、ライオンが夜の海岸でウミドリを捕食する一部始終を記録した。また、水深3000mの世界を紹介。約2万にものぼるタコが海底を埋め尽くしていた。通常、単独で暮らすタコの仲間がこれほどの大集団を形成するとは、研究者にも知られていなかった。最新シリーズでは一瞬の動きを克明に描く「ハイスピード撮影」、「タイムラプス撮影」など、驚きの映像表現も導入されている。撮影技術が進展するとともに気候変動も著しく、環境変化に翻弄される生き物たちの姿も捉えた。ケニアのアンボセリでは旱魃、行き過ぎた家畜の放牧で大地は荒れ、幼いゾウが衰弱。乾季でも芽吹くアカシアの林ですら葉がわずかで、母親のゾウが与えられる母乳も乏しい。幼いゾウの命は尽き果てた。

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最新シリーズでは人間社会という新たな環境で生きることを余儀なくされた生き物たちを記録した。近年、ウガンダの森ではチンパンジーにとっての餌が少なくなり、チンパンジーの群れは人間が暮らす村のほど近くへ移動。1年中、実をつけるジャックフルーツの実にありついた。一部のチンパンジーは村人たちの作物を狙う。チンパンジーにとっては変わりゆく環境のなかで、居場所を探し続けているだけにすぎない。

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プラネットアースIII

「プラネットアースIII」は24年4月、2週にわたって放送。初週は「水の世界」、翌週は「陸の世界」。

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