- 出演者
- 三條雅幸 佐藤公俊 渡部圭司 伊藤海彦 漆原輝 副島萌生 近藤奈央 森田茉里恵
オープニング映像と挨拶。
ウクライナ情勢をめぐりG7とグローバル・サウスは来月5日からサウジアラビアでウクライナ情勢などを協議する方針。協議は先月にはデンマークでも行われた。グローバル・サウスの中にはロシアとの関係に配慮する動きもある中、ウクライナ支援への働きかけを進める狙い。
今月27日は世界頭頸部がんの日。近年増加しているのが中咽頭がんで、男性は3年前首にしこりがあることに気づき検査を受けると中咽頭がんと診断された。主な原因は飲酒や喫煙と言われてきたが男性の原因はヒトパピローマウイルス。一部で細胞のがん化を引き起こす。男性は2か月の放射線治療でがんはなくなり元の生活に戻ることができた。しかし、味覚やえん下に後遺症が残った。中咽頭がんは若い世代で発症する割合が高い。ヒトパピローマウイルスの感染を防ぐためにワクチン接種を進める動きもある。都内にある小児科クリニックでは9~18歳の男性にHPVワクチンを無料で接種している。HPVワクチンは小学6年生から高校1年生相当の女性を対象に公費による定期接種が行われているが男性は自費による任意接種で接種者はわずか。
厚生労働省は10年前HPVワクチン接種後に体の痛みなど訴える女性が相次いだことから接種の積極的な呼びかけを中止しているが去年接種のメリットが副反応のデメリットを上回るとして女性への接種呼びかけを再開した。男性の定期接種については有効性や安全性について議論がまとまっていない。アメリカやカナダは男性への接種を実施しているが日本には効果を示すデータがない。
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夏休みは学校給食がなくなるものの、困窮する世帯からは不安の声が91%の世帯からあがっているという。(キッズドア調べ)キッズドアの調査では十分な食事を取らせてあげられないなどの声も聞かれていて、4割の世帯が1食1人あたり110円以下で食事しているというデータも有る。6人兄弟のある家庭は日中はカップ麺のみだといい、米と納豆の1品だけの日も少なくないという。外出することができない中光熱費もかさんでいるとの話も聞かれた。そこでキッズドアではクラウドファンディングを行い、約2700世帯に食料を届けているが、支援が必要な家庭に行き届いていない事例や、遠慮して受けとってくれない家庭もあるのが現状という。その一方でフードバンク山梨では行政や教育機関と連携することで困窮を見落とさないシステムを作った。教育委員会が把握している就学援助を受ける過程の世帯数をフードバンクが共有し、これに基づいて学校単位で申請書類を子供に手渡し、子供が親にこれを届けることで支援につなげるものとなっている。利用者からも家のポストに申請書が届けられるよりも安全、自分が受けられるか分からなかったが学校からもらうことで受けていいのだと実感できたとの話が聞かれた。また、キッズドアの理事長は物価高騰が収まるまでは夏休みや年末年始などに子育て世帯への給付を行うことが必要と提案している。
世界の核軍縮を目指すNPT=核拡散防止条約の準備委員会が、今日からオーストリア・ウィーンで始まる。厳しい国際情勢を受け、各国の間で激しい論戦が交わされることも予想される。
来年1月の台湾総統選に国民党から立候補予定の侯友宜氏が今日から日本を訪問。日本にあさってまで滞在し、国会議員との会談などを通じて日本重視の姿勢を示す。侯友宜氏は、中国との関係について「“台湾独立”にも“一国二制度”ににも反対。台湾海峡両岸の交流を密にし衝突リスクを下げる」と主張している。また国民党創始者・孫文ゆかりの施設訪問など、一連の日程で党と日本の関係が深いとアピールする模様。また、民衆党の総裁選候補・柯文哲氏も先月日本を訪問してして、親日の台湾有権者を意識し、日本と良好な関係のイメージづくりを競う形となっている。
日銀は先週の金融政策決定会合で金利操作の運用を見直した。私たちの暮らしへの影響を確認する。今回変わったのはまず長期金利。変動幅の上限を0.5%程度を目途とした上で、「より柔軟に運用するため」とした上で上限を事実上1%まで容認することとした。一方で短期金利はマイナス0.1%で変更なし。長期金利は大きく反応し、一時0.575%に上昇した。金利の上昇が影響することで身近なところでは住宅ローンが変わる。固定型は今後上昇する可能性があり、変動型には直接的な影響はないとみられている。日銀・植田総裁は「長期金利が1%まで上昇することは想定していない」と説明している。理由は日本にも影響するアメリカの利上げが打ち止めになるとの見方があることや、長期金利が上昇すれば日本のメガバンクなどが運用するために国債を購入するため金利が下がる方向になるから。日銀の決定直後、円相場は乱高下したが、その後は円安が進み現在は1ドル141円前後で取引きされている。今回の決定は物価高につながる円安を意識した内容とも言える。これまで円安が進んできた理由の1つに「日米金利差」がある。これが日本の金利が柔軟に動くようになれば金利差はそれほど開かなくなるため円安も抑制される。今回の決定で円安の流れが変わるかどうかも今後の注目ポイントとなる。
エサ安定調達へ国産化。埼玉・嵐山町の養鶏場ではエサの調達を安定させようと原料に国産のとうもろこしを取り入れた。これまでエサの原料に輸入品のとうもろこしを使っていたが年内に3万羽分を国産品に切り替えることを決めた。ウクライナ侵攻などの影響でアメリカから輸入するとうもろこし価格の上昇傾向が続いているため。国産のとうもろこしを直接買い入れることでコスト・調達量の安定化を図りたいとしている。愛媛県では愛媛大学が中心となって昆虫を含んだエサでマダイ養殖に成功している。
「Tポイント」の運営会社は漁業者と連携して「未利用魚」の商品化に行っている。漁獲量の減少で苦しむ漁業者の支援につなげる狙いがあるとのこと。食品宅配大手の「オイシックス・ラ・大地」は、穴があいたわかめを活用し、スナック菓子を商品化したとのこと。限りある水産資源の有効活用が期待されている。
経済情報を伝えた。
エンジェルスはここまでブルージェイズに2連敗。2番指名打者の大谷は4試合連続ヒットをマークしたが、1-1の1アウト1塁の9回で相手ピッチャーのワイルドピッチでランナーが2塁に進み大谷は申告敬遠のフォアボールでヒット1本に終わった。試合は延長10回でレンフローの2ランホームランでエンジェルスが勝利した。
ツインズの前田は3勝目をかけて先発登板し、2回でソロホームランを打たれ先制点を許した。同点で迎えた3回にはタイムリーツーベースで2イニング連続失点となり、5回でマウンドを下り6敗目を喫した。
サッカー女子W杯。なでしこジャパンはきょうスペイン戦。池田太監督は「スペインは技術、インテリジェンスの高いチームなので、難しい試合になると考えている」などコメント。なでしこジャパンは昨日、試合が行われるニュージーランド・ウェリントンに移動し調整を行った。近年急速に力をつけているスペインは、ボールをつないでチャンスを作るパスサッカーが持ち味で日本はこれまでに4戦3敗1分。日本とスペインの試合は総合で今日午後3時50分から放送。NHKプラスでも配信予定。
サッカー女子W杯、サッカーなでしこジャパンが今日スペインと対戦。スペイン戦は総合テレビで中継する他、NHKプラスでも配信予定。