- 出演者
- 南利幸 寺門亜衣子 井上二郎
オープニング映像の後、出演者らが挨拶した。
処理水の海への放出を巡り、中国が規制強化することを受けて、政府は、国内の水産業に追加支援策検討しているという。中国へのホタテの輸出の多い北海道。日本からの水産物の輸出額は、871億円にのぼっている。輸出額の半分以上を占めるホタテに関わる事業者などに対し、追加の支援を講じる検討を開始。中国を経由せず第3国へ輸出できるよう加工設備整備・販路開拓支援などを検討している。政府はひきつづき中国に措置撤廃を強く求め、安全性を国内外にアピールする方針だ。林外相は、IAEAのグロッシ事務局長と会談。安全性の確認など早期に取りまとめ、公表することで一致した。中国は反発を強めている。中国当局は、日本の水産物の食品の加工・調理・販売を禁じた。東京電力は、原発周辺で海水採取トリチウム濃度を分析し、検出できる下限の濃度を下回ったという。中国外務省の報道官は、身勝手で無責任な行為だと述べた。
アメリカのFRBのパウエル議長は、さらに利上げする用意があると述べている。あらためてインフレ抑制する姿勢を示した。ジャクソンホール会議にはパウエル議長や植田総裁が参加。世界経済の構造転換をテーマに議論した。パウエル議長の講演が注目された。さらに利上げの用意があると述べインフレ抑制を優先する姿勢を示した。去年、40年ぶりのインフレに見舞われたアメリカ。消費者物価指数の上昇率は、去年6月に9パーセントを超えたが、その後は落ち着く傾向。なぜ優先するのか。背景には強すぎるアメリカ経済が背景にある。先月の住宅着工件数は前月にくらべ3.9パーセント上回った。観光や飲食などのサービス産業を中心に需要が急速に回復。金融を引き締め過ぎれば経済に不必要な悪影響を与える可能性もあるという。
自民・公明両党は、次の衆議院選挙の東京での選挙協力の復活に向け協議を進め、自民党は「東京29区」に公明党が擁立する候補者を推薦する一方、公明党は、それ以外の小選挙区で原則、自民党の候補者を推薦する方向で調整している。公明党は、次の衆議院選挙の候補者調整をめぐって、自民党と対立し、東京での選挙協力を解消するとしていた。しかし、岸田総理大臣と山口代表は24日に、与党として議席を最大限獲得するため、選挙協力の復活を目指す方針で一致した。両党は、党首間で文書を取り交わすため協議を進めている。自民党は、「東京29区」に公明党が擁立する候補者を推薦。公明党は、それ以外の小選挙区で原則、自民党の候補者を推薦する方向で調整する。次の衆議院選挙での選挙協力をめぐっては、自民・公明両党から、東京での対立が全国に影響を及ぼすことを懸念する声が出ていた。両党の執行部は、できるだけ早期に文書を交わして、選挙に向けて信頼関係の再構築を図りたい考えだ。
短くなった鉛筆を「鉛筆彫刻」にするひらたそうしさんを紹介。ひらたさんは書くために生まれ、短くなったら捨てられるのは当たり前だが、短くなっても他の役割ができるとし、鉛筆は磨いたらすごくきれいになる、今まで文具だったものが視点を変えるとアートに変わるのが好きだと話してくれた。
東京都大田区で行われた高校進学説明会、日本語を母国語としない生徒が対象で参加者は年々増え続けているという。この日は10カ国30組が参加。参加者は勉強を頑張りたいとしつつも日本語に不安を抱えている様子を見せた。バングラデシュ出身のスラボンさんは4年前に親御さんの仕事の都合で来日、その時点では日本語は全くわからなかったという。夜間中学卒業後、スラボンさんは定時制の都立高校に進学した。入学した高校は外国にルーツのある生徒が増え、1年生は8割にものぼるという。卒業生の多くは日本での進学や就職を望んいるが、日本語での授業が理解できず中退する人も多かった。そこで3年前に日本語での授業を取り入れ、日本語の実用的な使い方を生徒は学んでいる。スラボンさんも授業で難しい日本語が出てきた際にはタブレットの読み上げツールを使用、教科書を自国語に翻訳しわかりやすくして使用している。こうした取り組みから、昨年度この高校では中退者ゼロを実現した。スラボンさんは将来日本の車を母国で販売する仕事に就きたいと考えているという。ただこちらの高校のようにいく学校は少なく、全国の高校で日本語学習が必要な生徒の中退率は、通常の5.5倍になるという。今後は現場の工夫だけに留まらない体制の充実が求められる。
陸上の世界選手権で日本の北口榛花選手が金メダルを獲得。今季日本新記録を更新し、世界ランク1位の北口選手は3投目で2位につける。このあと順位を落とすが最終の6投目で66m73を記録し、この競技日本人初の金メダルを獲得。パリ五輪の代表に内定した。北口選手は「自分が歴史を作ると決めてここにやってきた、今日だけは世界で一番幸せ」と喜びを語った。
バスケットボール男子ワールドカップが開幕。日本代表は世界ランク11位のドイツ代表との予選ラウンド初戦を迎えた。序盤は渡邊雄太選手がブロックやスリーでチームを牽引。しかしドイツの高さのある攻撃に大量リードを奪われる展開となり前半を終了。後半日本も食らいつくが及ばず81対63で敗戦、黒星スタートとなった。
来月台湾で行われる18歳以下のW杯に出場する日本代表の選手たちが早稲田大と練習試合を行った。春と夏の甲子園で活躍した選手が集まった日本代表はこれが初の実戦である。日本代表は1回、1アウト2・3塁のチャンスで履正社の森田大翔がバッターに立ち夏の甲子園でHRを2本打っている。この当たりは犠飛となったが1点を先制した。先発は徳島商の森煌誠はキレのある変化球を使い2回を無失点に抑えた。2対1とリードの7回にはプロ注目の大阪桐蔭の前田悠伍。力のあるストレートを軸にヒットを出さなかった。この試合は日本代表が勝利した。
3年後に行われるミラノ・コルティナダンペッツォ大会で金メダルを目指す鍵山選手。表現力やスケーティングに磨きをかけようと今シーズンから新たなコーチに指導を仰ぐことになった。新しいコーチはイタリア出身のカロリーナ・コストナーさんで現役時代は滑らかで美しいスケーティングを持ち味にオリンピックに4大会連続で出場しソチ大会では銅メダルに輝いた。鍵山選手は来月にイタリアで行われる大会に出場し、コストナーさんがコーチとして同行する予定である。なお、ジャンプ等の技術面の指導は引き続き父親の正和コーチが行うという。
東京パラ競泳・視覚障害の金メダリストの木村敬一選手がイベントで競技生活を通して感じた率直な思いを語った。木村選手は「私たち当事者ももっと自分から外に出ていって同じ社会・同じ世界にいるという活動をしていかないといけない」と話した。同じく東京パラ陸上の金メダリスト・佐藤友祈選手も登壇し、トークを行い一年後に迫るパラリンピックの意気込みを語った。佐藤選手は「世界記録を更新して金メダル獲得を達成する」と話し、木村選手は「自分の課題を克服できるよう頑張る」と話した。
株と為替の値動きを伝えた。
全国の気象情報を伝えた。
関東甲信越の気象情報を伝えた。