アメリカのFRBのパウエル議長は、さらに利上げする用意があると述べている。あらためてインフレ抑制する姿勢を示した。ジャクソンホール会議にはパウエル議長や植田総裁が参加。世界経済の構造転換をテーマに議論した。パウエル議長の講演が注目された。さらに利上げの用意があると述べインフレ抑制を優先する姿勢を示した。去年、40年ぶりのインフレに見舞われたアメリカ。消費者物価指数の上昇率は、去年6月に9パーセントを超えたが、その後は落ち着く傾向。なぜ優先するのか。背景には強すぎるアメリカ経済が背景にある。先月の住宅着工件数は前月にくらべ3.9パーセント上回った。観光や飲食などのサービス産業を中心に需要が急速に回復。金融を引き締め過ぎれば経済に不必要な悪影響を与える可能性もあるという。