- 出演者
- 檜山靖洋 八田知大 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 漆原輝 副島萌生 近藤奈央 近藤奈央
オープニング映像と首藤アナらによるあいさつ。
アメリカや日本などが参加するIPEFの閣僚級会合が13日からアメリカで始まる。16日には首脳会合も開かれる見込みで、中国を念頭に参加国同士が経済的な関与を深めることなどを盛り込んだ共同声明を発表する方向で調整している。サプライチェーンの強化については、ことし5月に実質妥結していて13日からアメリカ・サンフランシスコで開かれる閣僚級会合で、残る3分野を中心に合意に向けた協議が進められる。
自民公明両党は今週から来年度の税制改正の本格的な議論に入る。所得税など1人あたり4万円の定額減税の制度設計が議論される予定で、減税の回数や所得制限を設けるかどうかが焦点となる。宮沢税調会長が減税回数は1回の見通しを示す一方、西田税調会長は1回に限らず柔軟に対応すべきとしている。防衛費の財源確保に向けた増税については、岸田首相が来年度は実施しない考えを表明したことを踏まえ、再来年度以降いつ開始するか検討される見通し。両党は来月与党税制改正大綱を決定する。
渋谷からの中継で気象情報を伝えた。
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労働規制の強化に伴い、来年4月からは勤務医には時間外労働上限を原則年間960時間、月間100時間までとする規制が適応される。和歌山県紀の川市の那賀病院では、3年前からアプリを使って脳の病気の診断を遠隔で行っている。アプリでは患者のCTやMRIの画像などをクラウド上で共有しており、これまで病院内でしかみられなかった情報をセキュリティを確保した上で離れた場所でも確認できる。アプリを導入したことで夜間や週末の緊急対応の負担が減っている。アプリ導入前は脳の病気が疑われる患者が搬送される度に脳神経外科の専門医が休みであっても出勤して対応していたが、現在では検査した画像をアプリで共有し専門医に相談し、専門医はアプリを通じて診断し治療方針を当直医に伝える。緊急で手術の必要がない場合は当直医に任せられる。出勤しない場合は労働時間に含まれないが、画像診断する医師には手当が支給される。去年アプリを使用した100件のうち実際に専門医が出勤したのは15件で、アプリ導入前は年間641時間だった脳神経外科医の時間外労働の平均が去年は310時間に減った。和歌山県では13の病院でアプリを導入し、4つの診療科で急を要する患者に連携して対応している。症状が重い患者をより高度な医療施設に搬入する際、アプリで情報共有したことで手術開始までの時間を短縮でき、命が助かったケースもある。
大阪市北区の医誠会国際総合病院では、医療クラークという事務職員が手術室の管理を担う管制センターが設けられている。医師から申請された手術時間と全国の平均時間と比較し、平均より多いと医師に患者の状態を確認し、安全性や手術の質に影響しない範囲で平均時間に収まるよう調整している。手術中も進捗を見守り、予定が変わる時の調整や連絡も行う。これまで医師や看護師が行っていた連絡や調整の負担が減り、手術に集中できるようになったという。この病院ではこれまで医師が行ってきたシフト管理も事務職員が担い、緊急対応などで働きすぎた医師の代わりに勤務に当たる医師の手配などを行う。こうした取り組みで医師の時間外労働が毎月平均3時間以内という働き方を実現している。共働きで平日の勤務時間が夕方5時までの医師は、院内の保育所に子どもを預け子育てをしながら働けるという。
新潟市で当時13歳だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから明後日で46年。小学校の卒業式の後、保護者への感謝の思いを込めて6年生全員で合唱した「流浪の民」。めぐみさんはソロパートを担当した。歌が大好きでどこでも歌い出すような少女だっためぐみさんと再会を喜び合おうと同級生らが開くコンサートは今年13回目となった。今年もめぐみさんの席は空席となり一緒に歌うことは叶わなかった。この日、客席にもめぐみさんとの再会を待つ人がいた。根津順子さんはめぐみさんが小学生だったとき音楽の授業を担当していた。めぐみさんの綺麗な歌声は今でも印象に残っている。北朝鮮が初めて拉致を認めた2002年。根津さんは当時の小学校の校長の呼びかけで横田夫妻を励まそうと開かれた会に参加。その後もめぐみさんの誕生日を祝う会などに参加し他の先生らと共に横田夫妻を支えてきた。しかし、高齢化で参加できる人が年々減少。再会を目指す活動は先生たちからめぐみさんの同級生に受け継がれ、2010年からコンサートを開くようになった。根津さんは同級生らの合唱を指揮したり一緒に歌ったりしてきた。再会するまで捨てられないと保管してきたパンフレットは溜まっていくばかり。拉致問題に進展が見られない状況に根津さんは歯がゆい想いを抱えている。これまで同級生らと一緒に活動してきた根津さんは今年83歳。体力の低下も感じる中で今年は初めて客席からの参加となった。根津さんは同世代の早紀江さんが元気なうちにめぐみさんと再会して喜ぶ姿を見たいと強く思っている。めぐみさんが拉致されてから46年になるのを前に早紀江さんは「毎朝、起きたらすぐ元気にしていますかと声をかけています。めぐみのことを考えない日はなく、いつもめぐみのことを思っています。絶対に頑張って待っているんだと思って頑張っています。元気で会わせてほしいです」と記者会見で語っている。
東京・江戸川区からの中継。なぎさ公園に新たにできた文学館は、魔女の宅急便などで知られる児童文学作家の角野栄子が館長を務めていて、角野の好きな「いちご色」がふんだんに使われている。子どもたちに、作品に興味を持ってもらうための工夫が凝らされている。中には、角野の全作品だけでなく、子どもたちが楽しめる作品が揃っている。1日で最後まで読み切れるような分量の本が1万冊揃っているという。本は、分類せずに並べられていて、子どもたちに本を探す楽しさを知ってもらうためだという。館内だけでなく、外に出て、公園内で読むこともできるという。利用には、インターネットの事前予約が必要だが、空きがあれば、当日、窓口で受付もできるという。
ルネサスエレクトロニクスは、山梨県甲斐市にある工場を2014年に閉鎖したが、去年、900億円を投資し、再稼働させることを決めた。新たに生産する半導体は、EV向けに需要拡大が見込まれるパワー半導体で、来年4月からの稼働に向けて、クリーンルームの整備などを進めている。ロームは、太陽光パネルの生産を終了していた宮崎県の他社の工場を取得し、パワー半導体の工場として、来年中の稼働開始を計画している。三菱電機は、去年、液晶パネルの生産を終了した熊本県にある自社工場を転用し、パワー半導体の生産を開始する計画だ。すでに建物などがあるため、0から作るよりは早く、地元で雇用を確保しやすいこともメリットだという。こうした動きがさらに広がることも予想される。
インド太平洋経済枠組みに14か国が参加。交渉する分野はデジタル貿易・サプライチェーン・クリーン経済・公正な経済。うまく行っているかについて専門家は「アメリカは難しい調整をしている」と話した。
シャープ独自の展示会が初めて開催されている。会社は厳しい状況が続いているがシャープブランドの復活なるか注目が集まっている。会場には開発段階も含めて42の技術・製品が並べられている。水を特殊なフィルターでろ過することで、何度も選択用の水として再利用できる洗濯機、より多くの荷物を倉庫に置けるように自ら適切な場所を見つけて運ぶというAIを活用したロボットなど展示されている。シャープは主力の液晶パネル事業の低迷で昨年度の決算2608億円の最終赤字。今年度上半期の決算営業損益が58億円の赤字となるなど厳しい経営が続いている。会社としては自社の技術力をアピールして新たな事業を育てるきっかけとしたい考え。
きょうはこの他「一部の地域のライドシェア 国が料金引き上げへ」というニュースを伝えた。
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渋谷からの中継とスタジオから気象情報を伝えた。
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大相撲九州場所貴景勝対北勝富士の試合は押し出しで貴景勝が勝利した。熱海富士は妙義龍と対戦して白星。
初日の勝敗を伝えた。
西岡隆成選手はおととしの世界選手権銀メダリスト。3位で決勝に進み来年のパリ五輪の出場枠を獲得した。金メダルを持って帰ると難度の高い演技構成に挑んだ。10回の跳躍のうち3回宙返りを6本。磨いてきた高さの演技で魅せた。西岡選手は60.640の高得点をマークするがトップの選手にわずかに及ばず3位。それでも2大会ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得しパリ五輪へはずみを付けた。