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- 南利幸 寺門亜衣子 井上二郎
19日に香港の立法会がスパイ行為などの国家の安全を脅かす国家安全条例案を可決した。日本政府は一国二制度への信頼を損なわせる、アメリカは犯罪行為の定義が曖昧、EUは世界的ビジネスの中心香港の魅力に疑問符などとしている。具体的に何を国家機密とするかは当局の判断に委ねられる。
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20日、北朝鮮が金正恩総書記立ち会いの元で新型中距離ミサイルに使用する固体燃料死期エンジンの燃焼実験に成功と発表した。北朝鮮は去年11月に同様のエンジン燃焼実験を行っており、その2ヶ月後に実際に発射実験をしている。関係国は警戒を強めている。
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ウクライナはロシア軍の撤退や領土の回復など10項目からなる和平案を提唱し、欧米や新興国の政府高官との協議を開催してきた。今月20日にはホワイトハウスのサリバン大統領補佐官がウクライナのイエルマク大統領府長官らとキーウで会談したと発表したが、関係者によるとこれに合わせてウクライナはG7主要7カ国の他、グローバル・サウスと呼ばれる新興国から政府高官らを集めて非公式協議を行っていたことが判明した。ウクライナは、6月にも首脳級協議をスイスで開催したいと提案したという。欧米の軍事支援が停滞しロシアの攻勢が強まる中、和平案を軸に自らが主導する形での和平実現に向けた糸口を探りたい考えとみられる。しかし一部の新興国は「協議にロシアを参加させて即時停戦を目指すべき」だと主張していて、和平案の支持を広げてロシアへの圧力にウクライナの狙い通りに進むかは不透明である。
東京交響楽団がバンコクで演奏会を行った。演奏会では国内外で活動する大友直人さんが指揮者を務めた。シベリウスのバイオリン協奏曲では昭和を代表する作曲家・服部良一の曾孫でバイオリニスト・服部百音も登場し、美しい音色を奏でた。東京交響楽団は、経済成長が続く東南アジアでクラシックファンを増やすなどを目的に「アジア・プロジェクト」と題した交流事業をタイを拠点に行うことになった。先月にはタイの交響楽団や大学と協力協定を結んでいて、今後合同演奏会や地元音楽家の育成に取り組んでいくという。廣岡楽団長は「アジア全体で音楽のレベル・質を上げていく」などと話した。
新宿アルタが来年2月で営業を終了する。新宿アルタは1980年にJR新宿駅東口に地下2階、地上7階のファッションビルとしてオープン。民放のバラエティ番組「笑っていいとも!」公開生放送の場所としても知られた。
日本に在留する外国人は去年12月末の時点で約341万1000人で、過去最多となった。技能実習が約40万5000人、特定技能が約20万8000人だった。出入国在留管理庁は新型コロナの水際対策が緩和され日本に来る外国人が増えたと考えられるとしている。
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外国人を親に持つ子供たちを支援する「オアシスこくさい教室」は、子育て支援を行うNPO法人が去年10月に開いた。ここでは日本語の学習や学校の授業の内容のおさらいをしている。子供たちの出身地はフィリピンやペルーなど様々で、毎週金曜日の放課後に10人ほど集まっている。この教室を運営する池内道子さんは、日本語や勉強の苦手意識を減らし楽しんで学んでもらいたいと、それぞれの子どものレベルに合わせた学習の計画を立て、1人1人に寄り添っている。池内さんは「親が日本語を話せるけど、読めない・書けないが為に頼る人がいなく、何でも相談できる場所としてここがある」などと話した。長年、小学校の教師や日本語の講師として働いてきた池内さんは日本語の授業の内容が分からず、周囲からのサポートが受けられないことで進学や就職を諦めざるを得ない子供たちの姿を目にしてきた。子供たちを学習面で支援し進学に導くことが、日本での生活で自立することにつながると池内さんは考えている。フィリピン出身のカリエドさんは小学校4年生の時に家族で来日し、家では日本語を全く使わずに生活しているという。カリエドさんの兄も池内さんの元で学び高校に進学したことで、自分も同じように高校に進みたいと思い、熱心に通っている。受験勉強には日常会話で馴染みのない言葉が次々と現れる。授業で使われる言葉は学習言語といい、習得に時間がかかると言われている。7人の受験生が高校入試に臨み、全員が合格したという。池内さんは「助けるまでは行かないにしても力になれるようにしていきたい」などと話した。池内さんはこの教室を学習支援だけでなく、外国人の生活面のサポートや相談に応じる場にしていくとのこと。
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