- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 三條雅幸 井上二郎 今井翔馬 神子田章博 赤木野々花 是永千恵
オープニング映像。
6434人が亡くなった阪神淡路大震災から30年となった神戸。犠牲者を追悼し、記憶を継承しようという思いのコメられた灯籠にあかりが灯っている。発災時刻の午前5時46分には、例年よりも多くの人が訪れて祈りを捧げた。経験と教訓をどう繋いでいくのか。
三條雅幸らによるあいさつ。
渋谷からの中継で全国の天気予報。
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- 渋谷（東京）
さまざまな人の、それぞれの30年について。震源地から近い淡路島では灯籠が浮かべられた。明石市立天文科学館では地震発生時刻に大時計を停止した。
1995年1月17日早朝、日常は奪われた。犠牲になったのは6434人。一時30万人以上が避難した。それでも歩み始めた街。去年秋には全ての復興事業が終了した。当時崩落したJR六甲道駅。今朝の列車の車掌は震災の日に生まれた。
阪神高速道路でかろうじて落下を免れたバス。運転していたのは安井義政さんで激しい揺れに見舞われている最中は命の危険を感じた。震災の後も同じ会社でバスを運転してきたが、自分でできることは何かと問い続ける中で、仕事仲間や、乗客に当時の体験を話すようになった。やがて自らの話が防災の取り組みにつながると考えるようになり、コロナ禍ではオンラインで子どもに伝える動画も製作した。また各地の災害現場にも足を運んでいる。
取材した木村記者は安井さんの活動について「30年伝えることは簡単なことではない。使命感をもって語られている姿が印象的。若い世代に震災を自分事と捉えてもらうためにも大切」とコメント。
NHKは被害が大きかった兵庫県内の12の市に住む人にインターネットでアンケートを行い、2038人から回答を得た。この中で震災を経験した人に亡くなった家族や親しい人のことを思う時間が変化したかどうか聞いたところ、有効回答のうち「変わらない」が60．6％、「やや増えた」が4．7％、「増えた」が1．3％などと心理的な影響は長期に及ぶことが改めて浮き彫りになった。また震災のことを思い出したくないか聞いたところ、「そう思う」「ややそう思う」を合わせるとおよそ3割になった。震災の記憶や教訓が風化しているか尋ねた質問では「そう思う」と「ややそう思う」を合わせると6割余りになった。アンケートでは若い世代など震災を直接経験していない人にも聞いていて、震災の経験者から当時の体験を聞く機会があるか尋ねた質問では、3分の2が「ない」と答えた。どのようにして記憶や教訓をつないでいくか模索が続いている。神戸市の中学生たちが制作した合唱曲「ともしび」。当時のことを知る人も知らない人も参加し、震災について語り合う催しも開かれた。
中央区からの中継。震災を知らない世代が増えていく中で、遺族の高齢化も目立つ。兵庫県立大学 の木村教授は「つらい経験を率先して話すことは難しい。被災者の気持ちに寄り添っていく。しっかりと災害のことを考える機会を作っていくことが重要」と話す。10.20代へのアンケートによると震災の記憶をつなぐための有効な手段として「学校教育」が最も多かった。NHKでは各地で防災教育を行っている。また能登半島地震で震災の記憶が蘇ったと話す人も多かったが、教訓が生かされないことへの悔しさも感じられる。安水稔和の詩を紹介。
南海トラフ地震など巨大地震が起きた場合、被害の大きい地域を中心に、発生から1週間程度は店舗の営業再開が難しくなるという、コンビニエンスストアの業界団体の調査結果がまとまった。
ビール大手4社の去年の販売実績がまとまり、酒税法の改正で税率が下がったビール単体の販売は各社とも増加した。一方、税率が引き上げられた第3のビールの販売は落ち込んだことから、売り上げの金額ベースで前年を3％下回った。また販売数量ベースで発表した会社では、サントリーが3％減少、キリンビールが2％減少した。
半導体の受託生産で世界最大手の台湾のTSMCは、去年1年間の決算を発表し、売り上げは33．9％、最終利益は39．9％増加し過去最高となった。A I向けの半導体の需要が伸びたほか、スマホ、パソコン、自動車向けなどの需要回復が要因だとしている
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横綱・照ノ富士が現役を引退する意向を固めたことがわかった。照ノ富士は去年7月の名古屋場所で目標としてきた10回目の優勝を果たした。しかし膝や腰のケガのほか持病の糖尿病の影響で、9月の秋場所から2場所連続で休場するなど、去年の6場所のうち15日間出場したのは2場所に留まっていた。初場所は3場所ぶりに復帰したが、初日に小結・若隆景に敗れ、4日目には前頭2枚目・翔猿に敗れて2杯目を喫するなど、本来の力強い相撲が見られず5日目のきのうから休場していた。照ノ富士は、横綱として15日間土俵に立てる体の状態ではないと判断し、引退する意向を固めたという。
あすから千葉・船橋でBリーグオールスターゲームが開幕する。オールスターにしゅつじょうする千葉ジェッツ・渡邊雄太は「今まで頑張ってくれた選手たちがこれだけ盛り上げてくれているので、自分を何処まで受け入れてもらえてるかと思っていた。無事選ばれてよかった」と話す。渡邊は6シーズンNBAで培ってきた技術を披露しファンを引き寄せた。ファン投票1位に輝いた富樫勇樹は「ファン投票で選んでもらえるのは本当に嬉しい」と話す。富樫の持ち味はスピードとスリーポイントシュート。オールスターが行われるのは千葉ジェッツの本拠地・船橋アリーナ。地元出身の選手の活躍が期待されている。プロデビュー以来千葉一筋の原修太は「自分のキャリアの中でオールスターが地元で行われる時に選ばれることがないので、バスケを通して地元・船橋が盛り上がっていければいい。そんなオールスターにしたい」と話す。