- 出演者
- 南利幸 井上二郎 清水敬亮 赤木野々花
オープニング映像。
日本時間の午前2時ごろ、ホワイトハウスを訪れた石破大臣。初めてトランプ大統領と対面し報道陣に手を振り笑顔を見せた。初めに同席者を限定した少人数の会談にのぞんだ。石破総理は去年、トランプ大統領が選挙演説中に銃撃された際の写真について「昨年7月、ひるむことなく立ち上がり拳を天に突きあげた写真が非常に印象的だった」と話した。両国の関係について「トランプ大統領と私、アメリカと日本が力を合わせ、さらに世界が平和になり人々が夢と希望を持ち生きていけるよう努めていきたい」と話した。一方トランプ大統領は貿易赤字の削減について「アメリカは約1000億ドルの対日赤字を抱えている。それを縮小し対等な関係にしたい。簡単にできる」と話した。そしてワーキングランチの後、共同記者会見を行った。中国の動向をめぐっては沖縄・尖閣諸島にアメリカの防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条が適用されることを確認し、台湾海峡の平和と安定の重要性を確認したと説明した。経済分野について、石破総理は「対米投資額を1兆ドルというかつてない規模まで引き上げたい」と話した。また、日本製鉄によるUSスチール買収計画について、トランプ大統領は「彼らはUSスチールを所有するのではなく多額の投資をすることで合意した。これは非常にエキサイティングなことだ」と述べた。
ロシアと北朝鮮は有事の際の軍事的相互支援などを明記した「包括的戦略パートナーシップ条約」を去年、締結。ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに北朝鮮が兵士を派遣するなど軍事面での関係強化を進めている。こうした中、ロシアと北朝鮮の関係に詳しい複数関係者によると、“北朝鮮はロシアの技術協力を受けて複数種類の無人機をロシアと共同で開発、生産することで合意している”ということ。北朝鮮での無人機の量産は今年から始まる見通しだとしている。これは北朝鮮がロシアに派兵していることへの見返りとして合意されたものだという。一方、北朝鮮が進める核兵器開発についてはロシア側は支援に消極的だということで、ロシアは北朝鮮が核実験を行うなどして米国・中国など周辺国との関係が複雑化するのを避けたい狙いがあるとしている。北朝鮮・金正恩総書記は去年11月、自爆型無人機の性能試験を視察して量産体制の整備を指示していた。
福岡市に住む福田コウさんは100歳。今も福岡・中央区に残る戦跡の1つ、西部軍総司令部跡地を訪ねた。博多区出身の福田さんは戦時中総司令部で敵機の飛行状況の暗号通信を各地から受けるなどの業務についていた。終戦の年の8月、福田さんは1本の電話を受けた。建物の外に捕虜がいるので見に行って欲しいと連絡を受けた。捕虜たちは墜落したB29の乗組員でその後、裁判を経ず違法に処刑された。福田さんはそれを知り毎年同じ時期になると苦しくて眠れない日々が続いた。捕虜たちを追悼したいと願い続けてきた福田さんがようやく祈りを捧げる場所を見つけたのは2年前だった。油山にある寺に処刑された捕虜を祀る地蔵があると知ったのだ。地蔵に手を合わせると少しだけ気持ちが和らぐという。福田さんの苦しい胸の内を知った航空機の歴史研究家・深尾裕之さんが捕虜の家族とオンラインで対面する機会を作ってくれた。深尾さんが紹介したのは油山で処刑されたとみられる米兵の1人、チャールズアップルビーさんの娘と孫。アップルビーさんは終戦の年に捕虜になった。アップルビーさんの娘・パトリシアさんは「あなたが若い時にそれほど苦しい経験をしなければならなかったことを気の毒に思う」と話した。福田さんは「今回で胸がスッキリした。あの戦争がなかったらみんな平穏に楽しく暮らせていたんじゃないかと思う」と話した。
宮崎・ソフトバンクのキャンプに日本代表・井端弘和監督が視察に訪れた。お目当ては2年目の内野手・廣瀬隆太。井端監督がホームラン20本を打てる可能性がある逸材だと期待している。来月の強化試合の代表入りへ廣瀬のアピールは続いた。廣瀬隆太は「まずはホークスで活躍することが僕の目標」と話した。
西武・1年目の渡部聖弥は新人で唯一1軍キャンプに参加している。目標の開幕スタメンに向けて自らを鍛えあげている。渡部は「1軍で戦い抜く体力と技術力をこのキャンプで身に着けたい」と話した。
現役ドラフトでDeNAからソフトバンクに移籍した上茶谷大河に話を聞いた。上茶谷はファンにどう呼ばれたいかと聞かれ「竹内涼真って呼んでくださいと言っているがそれはだめだと。全然違うので“かみちゃ”って呼んでもらえれば」と話した。小久保監督からも先発の候補に挙げられている。上茶谷大河は2019年にドラフト1位でDeNAに入団。1年目から7勝をあげた。しかし、その後成績を伸ばせず、昨年はリリーフとして18試合に出場、防御率4.37となり現役ドラフトでの移籍になった。上茶谷は「新しい環境で見えてくるものも多く、ポジティブな要素が多いと思う」と話した。現役ドラフトでは中日・細川成也がDeNAから中日に移籍し活躍を納めている。上茶谷は「環境が変わったらこんなに成績が残せるんだと感じた。しっかりと恩返ししたい」と話した。
経済情報を伝えた。
全国の気象情報を伝えた。